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【2026年度版】釧網線フリーパス/地球探索鉄道花咲線フリーパスとは?道東の乗り鉄旅にぴったりの電子きっぷを紹介

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道東エリアの鉄道旅で気になるのが「釧網線フリーパス」と「地球探索鉄道花咲線フリーパス」。

釧路から網走、釧路から根室というローカル線区間をそれぞれ3日間乗り放題にできる、期間・数量限定のおトクなきっぷです。

2026年度は7月から翌年2月まで利用できるので、今回はその内容を詳しくまとめてみました。

釧網線フリーパス/花咲線フリーパスとは

釧網線フリーパス」は釧網本線の釧路~網走間、「地球探索鉄道花咲線フリーパス」は花咲線(根室本線)の釧路~根室間で、快速・普通列車の普通車自由席が3日間乗り降り自由になるきっぷです。

道東エリアの公共交通の維持・活性化や観光振興を目的とした実証事業の一環として、JR釧網本線維持活性化実行委員会・JR花咲線調査・実証事業協議会・JR北海道などが共同で発売しているもので、2026年度で3年目を迎えます。

釧網本線と花咲線線の路線図は以下の通り。

©OpenStreetMap contributors

釧網線フリーパス/花咲線フリーパス切符の概要

窓口や券売機で買う紙のきっぷではなく、スマートフォンで完結する電子チケットとして販売されているのも大きな特徴です。

料金・購入方法

料金(2026年度)は以下の通りです。

きっぷ名区間おとなこども
釧網線フリーパス釧路~網走間5,400円2,700円
地球探索鉄道花咲線フリーパス釧路~根室間4,000円2,000円

購入は駅の窓口や指定席券売機ではなく、専用サイトからのみ行えます。2026年度は購入経路が3つに増えました。

購入の流れは、専用サイトで会員登録をして簡単なアンケートに回答し、クレジットカードで決済するという手順です。受け取りは不要で、購入後にスマートフォンの画面がそのままきっぷになります。

利用期間

2026年度の発売・利用スケジュールはこの通りです。

  • 利用可能期間:2026年7月1日~2027年2月28日
  • 発売期間:2027年2月26日まで
  • 有効期間:購入後、画面上で「利用開始」ボタンを押した時点から連続する3日間

購入してもすぐに使い始める必要はなく、購入から30日以内であれば好きなタイミングで「利用開始」ボタンを押すことができます。

逆に30日以内に「利用開始」操作をしないと、自動的に無手数料で払いもどしとなる点は覚えておきましょう。

なお、これらのきっぷは補助金を活用して発売されているため、発売期間中であっても、あらかじめ設定された販売予定枚数に達し次第、販売終了となります。

使う予定がはっきりしている方は早めの購入がおすすめです。

対象路線

  • 釧網線フリーパス:釧網本線 釧路~網走間
  • 地球探索鉄道花咲線フリーパス:花咲線(根室本線)釧路~根室間

対象列車

対象となるのは、いずれも快速・普通列車の普通車自由席です。特急列車は利用できませんが、釧網線・花咲線にはそもそも特急列車が走っていないため、特急券の心配をする必要がない、シンプルなローカル線専用のフリーパスと考えるとわかりやすいです。

普通車指定席を利用する場合は、別途指定席券などの購入が必要です。

夏や冬の観光シーズンには、釧網本線で「くしろ湿原ノロッコ号」「SL冬の湿原号」「流氷物語号」といった観光列車が運転されます。

これらは釧網線フリーパスのエリア内を走る列車で、フリーパスに加えて指定席券があれば乗車できます(花咲線フリーパスの対象区間には観光列車の設定はありません)。

人気の列車は満席になりやすいので、「えきねっと」などで事前に指定席を確保しておくと安心です。

元を取るにはどれくらい必要か

フリーパスが実際にお得になるかは、釧路からどこまで乗るかで変わってきます。主要駅までの片道運賃(通常運賃)を表にまとめました。

釧網線フリーパス区間(釧路~網走)主要駅間の運賃

区間片道運賃
釧路~標茶1,380円
釧路~摩周(弟子屈)2,020円
釧路~川湯温泉2,240円
釧路~知床斜里3,520円
釧路~網走4,400円

釧網線フリーパスは5,400円なので、片道だけだと網走まで乗り通しても元は取れません。ただし、釧路~網走を往復(4,400円×2=8,800円相当)すれば1回で余裕をもって元が取れます

釧路~川湯温泉を往復する(2,240円×2=4,480円)程度の日帰り旅行だとフリーパスの方が高くつくので、「網走までしっかり抜ける」「往復+道中で何度も乗り降りする」旅程に向いたきっぷと言えます。

花咲線フリーパス区間(釧路~根室)主要駅間の運賃

区間片道運賃
釧路~厚岸1,210円
釧路~浜中1,800円
釧路~根室3,080円

花咲線フリーパスは4,000円。釧路~根室を往復すると6,160円相当になるので、根室まで行って戻ってくるだけでしっかり元が取れます

厚岸や浜中止まりの小旅行だと片道・往復ともに通常運賃の方が安くなるため、根室(日本最東端の駅・東根室訪問など)まで足を延ばす旅程で使うのがおすすめです。

いずれのフリーパスも3日間有効なので、1日目に釧路から目的地まで移動、2日目に周辺を観光、3日目に釧路へ戻る、といった行程にも余裕を持って対応できます。

途中下車をしながら往復するほど、通常運賃との差額が広がってお得になります。

注意事項

  • 電子チケット限定で、駅の窓口や指定席券売機では購入できません。支払いはクレジットカード決済のみです。
  • 購入後30日以内に「利用開始」操作をしないと、自動的に無手数料で払いもどしとなります。
  • 補助金を活用した企画きっぷのため、販売予定枚数に達し次第、期間内でも発売終了となります。
  • 普通車指定席・観光列車の指定席は別途料金が必要です。
  • 乗車の際は、釧路駅ではQR改札機にスマートフォン画面のQRコードをかざし、それ以外の駅や乗務員には画面を提示する「目視改札」となります。
  • お手持ちの他のきっぷから、このフリーパスへの変更はできません。

まとめ

「釧網線フリーパス」「地球探索鉄道花咲線フリーパス」は、道東の中でもローカル線らしい雰囲気を色濃く残す釧網本線・花咲線を、3日間じっくり乗り歩ける電子きっぷです。

往復利用すればしっかり元が取れる価格設定で、摩周湖・知床斜里・厚岸・根室方面への旅や、季節ごとの観光列車を絡めた行程にも活用しやすいのが魅力。

数量限定で発売終了もあり得るきっぷなので、道東への乗り鉄旅を計画している方は、早めにスケジュールを固めて専用サイトからの購入を検討してみてください。

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tomotabitrip

北斗星の旅をきっかけに鉄道・飛行機旅にはまったtomotabirtripです。乗車記・搭乗記・宿泊記・お得なきっぷ情報を発信しています。

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