みなさんこんにちは、tomotabitripです。
JR北海道は北海道の翼AIRDOとPeachのコラボとしてAIRDOとPeach利用者に限り道東フリーエリア内の特急・普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降り自由な「AIRDOひがし北海道フリーパス」、「Peachひがし北海道フリーパス」が2021年度も継続して発売されます。
今回はそんなお得な切符の紹介になります。
ひがし北海道フリーパスとは
AIRDO及びPeachを利用し北海道の特定の空港へ到着した場合に限り購入することができる切符で、道東のフリーエリア内の特急・普通列車(快速含む)の普通車自由席が乗り降り自由になる切符です。
AIRDO ひがし北海道フリーパス・きた北海道フリーパス|JR北海道- Hokkaido Railway Company
発売期間
・2021年4月22日~2022年3月31日(AIRDO、Peach共通)
※搭乗日当日のみ発売。開始日は搭乗日当日もしくは翌日
利用期間
・2021年4月22日~2022年4月5日(AIRDO、Peach共通)
発売場所
・AIRDO:
旭川駅(ツインクルプラザ旭川支店):旭川空港到着便
帯広駅(ツインクルプラザ帯広支店):帯広空港到着便
釧路駅(ツインクルプラザ釧路支店):釧路空港到着便
北見駅・網走駅 :女満別空港到着便
※AIRDO対象便の搭乗時にお渡しするピンク色の「ご搭乗案内」を発売箇所に呈示することで購入可能
・Peach:
釧路駅(ツインクルプラザ釧路支店):釧路空港到着便
北見駅・網走駅 :女満別空港到着便
※Peachの新千歳空港・釧路空港・女満別空港到着便の搭乗案内を呈示することで購入可能
有効期間
5日間
※有効期間の開始日は搭乗当日もしくは翌日から
料金
・大人:16,380円 小児:8,190円
【U25:12,680円(12歳以上25歳以下)購入時には公的証明書の提示が必要】
乗車できる列車
・フリーエリア内の特急・普通列車(快速含む)の普通車自由席
※指定席に乗車する場合は別途指定席券の購入が必要
フリーエリア
北海道観光の中心ともいえる札幌・小樽をはじめ、富良野・帯広・釧路・根室・網走・旭川など道東を網羅している広いフリーエリアとなっています。
フリーエリア内で利用できる優等列車(特急など)
・札幌~帯広(とかち)
・札幌~旭川(カムイ・ライラック・宗谷)
・札幌~網走(オホーツク)
・旭川~網走(大雪)
・札幌~富良野(フラノラベンダーエクスプレス)臨時
・旭川~富良野(富良野・美瑛ノロッコ号)臨時
・釧路~塘路(くしろ湿原ノロッコ号、SL冬の湿原号)臨時
・網走~知床斜里(流氷物語号)臨時
※現在、運休や減便等ありますので運行状況については時刻表なのでお調べください。
定期列車をはじめ、北海道の季節に応じて運行されている臨時特急・快速列車も今回のフリー切符で乗車することができます(自由席のみ。指定席は別途料金必要)
各空港からのアクセス・便数
航空会社 | 就航地 | 便数 | |
---|---|---|---|
AIRDO | 東京(羽田) | 札幌(新千歳) | 12往復 |
旭川 | 3往復 | ||
女満別 | 3往復 | ||
釧路 | 2往復 | ||
帯広 | 2往復 | ||
名古屋(中部) | 札幌(新千歳) | 1往復 | |
神戸 | 札幌(新千歳) | 2往復 | |
Peach | 大阪(関西) | 札幌(新千歳) | 7往復 |
釧路 | 2往復 | ||
東京(成田) | 札幌(新千歳) | 8往復 | |
釧路 | 1往復 | ||
女満別 | 1往復 | ||
福岡 | 札幌(新千歳) | 1往復 | |
沖縄(那覇) | 札幌(新千歳) | 1往復 | |
仙台 | 札幌(新千歳) | 3往復 | |
名古屋(中部) | 札幌(新千歳) | 2往復 |
AIRDOは拠点が北海道ということもあり、北海道の様々な空港への路線を持っている上、便数も比較的多いです。特に羽田~新千歳路線は12往復もあります。
さらに都心に近い羽田空港から利用することができるところがポイントです。一方で、大阪(伊丹・関西)空港からの路線がないため関西圏からでは少し利用しづらいでしょうか。
PeachはLCCということもあり少し都心から離れた関西国際空港・成田空港などからの利用となります。しかし、LCCならではの料金設定や福岡~新千歳線や日本最長となる那覇~新千歳線の路線も持っており北海道と各地の移動を便利にしてくれています。
※現在は運休や減便などもありますので、AIRDO、Peach公式ホームページなどで最新の運行情報を確認してください。
フリーパスはどれだけお得なのか?
この「ひがし北海道フリーパス」がどれだけお得なのか比較していきましょう
・ひがし北海道フリーパス:
5日間乗り降り自由 大人:16,380円 小児:8,190円
区間 | 料金 |
---|---|
札幌~釧路 | 往復 16,870円(往復割引+自由席) |
札幌~根室 | 往復 19,690円(往復割引+自由席) |
札幌~網走 | 往復 20,020円(乗車券+自由席) |
札幌~網走 | 往復 17,540円(乗車券+指定席 Rきっぷ) |
札幌と道東の拠点となる駅の往復の料金を比較してみると、札幌~釧路、網走を往復するだけで元がとれそうですね。
もちろん期間内であればフリーエリア内での乗り降り自由な切符ですので、途中下車しながら道東各地を旅行していくのがよさそうですね。
オススメな利用方法は?
広大な道東のエリアをぐるっと一周するのがよさそうですね。
・札幌~富良野(フラノラベンダーエクスプレス)
・富良野~美瑛・旭川(富良野・美瑛ノロッコ号)
・旭川~網走(大雪・オホーツク)
・網走~塘路(快速 しれとこ摩周号)
・塘路~釧路(くしろ湿原ノロッコ号)
・釧路~札幌(おおぞら)
・札幌~網走(オホーツク)
・網走~知床斜里(流氷物語号)
・知床斜里~塘路(快速 しれとこ摩周号)
・塘路~釧路(SL冬の湿原号)
・釧路~札幌(おおぞら)
札幌~網走~釧路~札幌周りで紹介してみましたが、逆の札幌~釧路~網走~札幌周りでもありですね!
プラン次第ですが、釧路から少し足をのばして最東端の駅である東根室駅、有人駅で最東端となる根室駅まで足をのばしてみるものありですね。
JR北海道は様々な観光列車・特急列車が走っているので、ぜひできるだけ多くの列車に乗るプランをたててみてはいかがでしょう。
ひがし北海道フリーパスの購入時の注意点
「ひがし北海道フリーパス」はとてもお得な切符ですが、注意点があります。
・有効期間の開始日は搭乗当日もしくは翌日。
購入できるのは搭乗日当日かつ発売箇所の営業時間内となるので、夜の便などを利用する場合には発売箇所の営業時間に注意が必要です。
フリー切符の開始日は搭乗日当日もしくは翌日とのことなので、1日有効利用するには翌日から開始とするのが良さそうですね!