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みなさんこんにちは、tomotabitripです。
青春18きっぷは、全国のJR線普通列車・快速列車が連続して乗り放題になるきっぷです。「青春18きっぷ」という名前から年齢制限があると思われがちですが、年齢・性別を問わず誰でも購入できます。
2024年冬季からルールが大幅に刷新され、価格体系・利用方法・改札の通り方まで変わりました。この記事では2026年最新ルールをベースに、知っておきたい基本事項を一通り解説します。
【青春18きっぷとは】

「青春18きっぷ」は、全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT(バス高速輸送システム)、JR西日本宮島フェリーが、連続する3日間または5日間乗り降り自由になるきっぷです。JRグループが春・夏・冬の年3回発売します。
- 年齢制限はなく、おとな・こども同額
- 北海道から九州まで、JRの普通・快速列車なら全国どこでも乗れる
- 2024年冬季から自動改札機が使えるようになった
【基本情報】
| きっぷ名 | 青春18きっぷ |
|---|---|
| 発売期間(冬季) | 2026年11月27日(金)~ 3日間用:2027年1月9日(土)まで 5日間用:2027年1月7日(木)まで |
| 利用期間(冬季) | 2026年12月11日(金)~2027年1月11日(月・祝) |
| 料金 | 3日間用10,000円/5日間用12,050円(おとな・こども同額) |
| 有効期間 | 購入時に指定した利用開始日から連続する3日間または5日間 |
| 対象エリア | 全国のJR線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT、JR西日本宮島フェリー |
| 購入場所 | 全国のJRの主な駅(指定席券売機を含む)、JRの旅行センター、主な旅行会社 |
発売期間・購入場所
2026年は春・夏・冬の3シーズン分がまとめて発表されています。春季・夏季はすでに終了しており、次は冬季です。
| シーズン | 発売期間 | 利用期間 |
|---|---|---|
| 春季(終了) | 3日間用:2月13日~4月8日 5日間用:2月13日~4月6日 | 3月1日(日)~4月10日(金) |
| 夏季(終了) | 3日間用:7月3日~9月6日 5日間用:7月3日~9月4日 | 7月18日(土)~9月8日(火) |
| 冬季 | 3日間用:11月27日~2027年1月9日 5日間用:11月27日~2027年1月7日 | 12月11日(金)~2027年1月11日(月・祝) |
発売開始日以降、利用開始日の1か月前から購入できます。たとえば冬季の利用初日(12月11日)から使う場合は、発売開始日の11月27日から購入可能です。3日間用と5日間用で発売終了日が違うのは、どちらも利用期間の最終日(1月11日)までに使い切れるようにするためです。
全国のJRの主な駅のみどりの窓口・指定席券売機(一部除く)、JRの旅行センター、主な旅行会社で買えます。初めてならみどりの窓口で「青春18きっぷをください」と伝えるのが確実です。利用開始日と3日間用か5日間用かを決めておくとスムーズです。無人駅から乗る場合は、事前に購入しておきましょう。発売期間外は、指定席券売機のメニューにも表示されず購入できません。
利用期間
冬季:2026年12月11日(金)~2027年1月11日(月・祝)
この期間内で、購入時に指定した利用開始日から連続する3日間または5日間使えます。途中の日を飛ばして使うことはできません。有効期間の最終日は、通常ダイヤの最終列車まで使えます。
料金
| 種別 | 料金 | 1日あたり |
|---|---|---|
| 3日間用 | 10,000円 | 約3,333円 |
| 5日間用 | 12,050円 | 2,410円 |
おとな・こども同額です。1日あたりで見ると5日間用のほうが割安ですが、連続した日数で使う必要があるため、旅程の日数に合わせて選びましょう。
対象路線・利用条件
| 対象 | 内容 |
|---|---|
| JR線 | 全国のJR線の普通・快速列車(新快速・特別快速なども含む)の普通車自由席 |
| BRT | 気仙沼線BRT(柳津~気仙沼)、大船渡線BRT(気仙沼~盛)、日田彦山線BRT(添田~日田) |
| フェリー | JR西日本宮島フェリー(別に宮島訪問税100円が必要) |
JR以外の鉄道会社線は原則として乗れませんが、一部の第三セクター区間は通過利用に限り乗車できます(後述)。
【前年版からの変更点】ルール・料金とも据え置き
2026年版は、2025年冬季からルール・料金とも変更はありません。3シーズン分が2月にまとめて発表されたのは2023年以来です。参考までに、2024年冬季に行われた大幅変更のポイントを整理しておきます。
| 項目 | 2024年夏季まで | 2024年冬季以降(現行) |
|---|---|---|
| 利用方法 | 1日×5回分を好きな日に使う | 連続3日間または連続5日間 |
| 種類・値段 | 12,050円の1種類 | 3日間用10,000円・5日間用12,050円 |
| 複数人利用 | 1枚を最大5人で同時利用可 | 1枚1人専用(譲渡・貸与も不可) |
| 改札 | 有人改札でスタンプ押印 | 自動改札機が利用可能 |
| 利用開始日 | 使う日に押印 | 購入時に指定 |
【当日の使い方】改札の通り方と途中下車
購入したきっぷは、利用開始日からそのまま自動改札機に通して使えます。2024年夏季までのように、有人改札でスタンプを押してもらう必要はありません。
- 改札:ふつうのきっぷと同じように自動改札機に入れて通る。自動改札機がない駅や、通れない場合は有人改札で係員に見せる
- 途中下車:有効期間内は、JR線の駅ならどこでも何度でも乗り降り自由
- ICカードとの併用:Suicaなどの交通系ICカードときっぷは併用できない。ICカードで入場して青春18きっぷで出場する、といった使い方は不可
- JR以外に乗り継ぐとき:私鉄や地下鉄、特例区間以外の第三セクター線は、別にきっぷ(またはICカード)で乗る
- 新幹線の改札:新幹線には乗れない(北海道新幹線オプション券を使う場合を除く)
連続する日数で使うきっぷなので、日付が変わっても有効期間内であれば続けて使えます。最終日だけは、通常ダイヤの最終列車までが有効です。
【乗れる列車・乗れない列車】

乗れる列車
- JR全線の普通・快速列車の普通車自由席、BRT、宮島フェリー
- 普通・快速列車の普通車指定席:別に指定席券を買えば乗車可
- ライナー列車:別にライナー券・乗車整理券を買えば乗車可
- 普通・快速列車のグリーン車自由席:別にグリーン券を買えば乗車可
乗れない列車
- 新幹線
- 特急列車(一部の特例区間を除く)
- 急行列車
- 普通・快速列車のグリーン車指定席
これらに乗る場合は、特急券などに加えて乗車券も別に必要です。青春18きっぷを乗車券代わりにすることはできません。
指定席券で乗れる観光列車

観光列車でも、普通・快速列車として運転される列車なら、指定席券を買い足すことで青春18きっぷで乗車できます。
- SLばんえつ物語(快速):新津~会津若松
- リゾートしらかみ(快速):秋田・弘前~青森(五能線経由)
- 海里(快速):新潟~酒田
- SLぐんま みなかみ(快速):高崎~水上。2026年秋はディーゼル機関車がけん引する「GVレトロぐんま水上」として運転
臨時列車や観光列車でも「特急」「急行」として運転される場合は、指定席券を買っても乗れません。運転日や列車種別は列車ごとに異なるため、事前に確認しておきましょう。
グリーン車

| グリーン車の種別 | 青春18きっぷとの組み合わせ |
|---|---|
| 自由席グリーン車 | ✅ 青春18きっぷ+グリーン券で乗車可 |
| 指定席グリーン車 | ❌ グリーン券を買っても乗車不可 |
首都圏のJR東日本の路線(東海道線・湘南新宿ライン、宇都宮線・高崎線、常磐線、横須賀線・総武快速線、中央線快速)に連結されている2階建てグリーン車は自由席です。青春18きっぷ+グリーン券で快適に座れます。
【特急に乗れる特例区間】
普通列車がない・極端に少ない区間では、特例として青春18きっぷだけで特急列車に乗れます。
| 路線・区間 | 利用できる設備 | 主な列車 |
|---|---|---|
| 石勝線 新夕張~新得 | 普通車 指定席の空席 | おおぞら とかち |
| 室蘭本線 東室蘭~室蘭 | 普通車 指定席の空席 | すずらん |
| 奥羽本線 新青森~青森 | 普通車 自由席 | つがる など |
| 佐世保線 早岐~佐世保 | 普通車 自由席 | みどり |
| 宮崎空港線 宮崎~宮崎空港 | 普通車 自由席 | にちりん ひゅうが など |
- 石勝線・室蘭本線・奥羽本線は区間内相互発着の場合のみ。同じ列車で区間外にまたがると、その特急列車の全乗車区間の乗車券・特急券が必要です
- 佐世保線・宮崎空港線は、区間外にまたがった場合、区間外の部分の乗車券・特急券が必要です
- 新青森~青森間の相互発着に限り、全車指定席の普通・快速列車(リゾートしらかみなど)の普通車の空席も利用できます
特例区間以外でも、普通列車がほとんど走らない区間は、新幹線や特急で一部だけ移動(ワープ)すると旅程が組みやすくなります。難所の区間と費用は【青春18きっぷ ワープ完全ガイド】普通列車の少ない難所7区間と費用を徹底解説で詳しくまとめています。
【第三セクターの通過利用特例】

青春18きっぷでは原則として第三セクター線には乗れませんが、新幹線開業でJRから経営分離された区間のうち、以下の区間はJR線からJR線へ当日中に乗り継ぐ場合に限り利用できます。
| 鉄道会社 | 区間 | 途中下車できる駅 |
|---|---|---|
| 青い森鉄道 | 青森~八戸 | 青森・野辺地・八戸 |
| あいの風とやま鉄道 | 富山~倶利伽羅 | 富山・高岡 |
| IRいしかわ鉄道 | 倶利伽羅~津幡 | 津幡 |
| ハピラインふくい | 敦賀~越前花堂 | 敦賀・越前花堂 |
たとえば青い森鉄道を通って大湊線へ、あいの風とやま鉄道を通って城端線・氷見線へ、IRいしかわ鉄道を通って七尾線へ、ハピラインふくいを通って越美北線へ、といった乗り継ぎに使えます。
途中下車できる駅以外で降りた場合(区間内の駅で降りる、区間を越えて乗るなど)は、全乗車区間の運賃が別に必要です。IRいしかわ鉄道の金沢~津幡間は特例の対象外なので、金沢駅で乗り降りすると運賃がかかる点にも注意しましょう。
【北海道新幹線オプション券】

在来線で青函トンネルを通る列車はなくなったため、鉄道で本州と北海道を行き来するには「青春18きっぷ北海道新幹線オプション券」を別に購入します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 値段 | 4,650円(おとな・こども同額) |
| 利用区間 | 北海道新幹線 新青森~木古内(普通車の空いている席) 道南いさりび鉄道 木古内~五稜郭(普通列車) |
| 利用回数 | 1枚で1人片道1回 |
| 有効日 | 購入時に指定した利用開始日のみ |
| 発売・利用期間 | 青春18きっぷと同じ(冬季の発売は2027年1月11日まで) |
- 有効な青春18きっぷと一緒に使う必要があり、オプション券だけでは乗れません
- 「北海道新幹線利用券」と「道南いさりび鉄道線利用券」の2枚綴りで、新幹線と道南いさりび鉄道を連続して利用する場合に限り使えます
- 新青森~木古内、木古内~五稜郭の相互発着に限ります(途中駅からは利用不可。木古内のみ途中下車可)
- 新幹線の自動改札機は、青春18きっぷと北海道新幹線利用券を同時に投入して通ります。道南いさりび鉄道では係員に2枚を一緒に見せます
- 普通車指定席の指定を受ける場合やグリーン車・グランクラスを使う場合は、特急券などのほかに乗車券も必要です
- 利用開始日の変更・払いもどしは、有効期間の開始日前または有効期間内で未使用の場合に限り、2枚同時のときだけできます(変更は1回のみ、払いもどし手数料は440円)
【北海道&東日本パスとの違い】
東日本・北海道エリアを長く旅するなら、JR東日本・JR北海道が発売する「北海道&東日本パス」も候補になります。2026年冬季は、青春18きっぷと同じ12月11日~2027年1月11日に使えます。
| 項目 | 青春18きっぷ (5日間用) | 北海道& 東日本パス |
|---|---|---|
| 料金 | 12,050円 (こども同額) | おとな11,780円 こども5,890円 |
| 有効期間 | 連続5日間 | 連続7日間 |
| エリア | 全国のJR線 | JR東日本・ JR北海道線 |
| JR以外 | 一部区間の 通過利用のみ | 青い森鉄道・IGR・北越急行は乗り降り自由 |
| 北海道新幹線 | オプション券 (4,650円) | 特定特急券で 空席を利用可 |
| 冬季の発売 | 11月27日~ 1月7日 | 11月27日~ 1月5日 |
おとな。北海道&東日本パスは2026年3月14日発売分からの料金。
東北・北海道だけを7日間かけて巡るなら北海道&東日本パス、西日本へ向かう旅や短期間の旅なら青春18きっぷ、と旅先と日数で選ぶのがおすすめです。
【元を取るには】
元を取るには、1日の運賃が3日間用は約3,333円、5日間用は2,410円を超える旅程を組むのが目安です。
例1|青春18きっぷで東京→大阪を1日で移動
| 区間 | 普通運賃(片道) | きっぷ1日分 |
|---|---|---|
| 東京→大阪 | 9,020円 | 5日間用2,410円 3日間用約3,333円 |
おとな。在来線経由(556.4km)。JR他社にまたがるため「基準額8,910円+JR東日本区間(東京~熱海)の加算額110円」で計算
1日分の負担と比べて、5日間用なら6,610円、3日間用でも約5,690円お得になります。長距離を移動する日があるだけで、きっぷ全体の元を取る大きな助けになります。
例2|東京発の日帰り・1泊で元を取る目安
| 使い方 | 3日間用 | 5日間用 |
|---|---|---|
| 日帰り往復 | 片道 約91km以上(1,790円~) | 片道 約61km以上(1,230円~) |
| 片道のみ(1泊以上) | 片道 約181km以上(3,520円~) | 片道 約121km以上(2,420円~) |
おとな。2026年3月のJR東日本運賃改定後の普通運賃で計算
5日間用なら、東京から熱海・宇都宮・高崎(各2,090円)あたりへの日帰り往復で十分に元が取れます。3日間用は1日あたりの負担が大きいので、長距離の移動を毎日続ける旅に向いています。路線別の境界駅は、以下の記事で詳しくまとめています。
【よくある質問】
【注意事項】
【まとめ】
「青春18きっぷ」は2024年冬季のリニューアルで、連続利用・1人1枚という新しいルールに変わりました。2026年冬季は11月27日発売開始、12月11日~2027年1月11日が利用期間で、3日間用10,000円・5日間用12,050円です。
特急特例区間・第三セクターの通過特例・北海道新幹線オプション券を押さえておくと、旅の幅がぐっと広がります。日帰り中心なら5日間用、長距離を短期間で移動するなら3日間用も検討してみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。