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【新千歳空港】飛行機が欠航になった時北海道からどう脱出する?代替ルートを紹介

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

ウインタースポーツ、札幌雪まつりなど冬の北海道って魅力的ですよね!

一方で、大雪などによる「飛行機の欠航」、この言葉に絶望したことありませんか?
ニュースなどで見ると大変だなと感じるぐらいかもしれませんが、実際に自分自身に起こると慌ててしまうかと思います。

今回は新千歳空港が欠航になった場合、北海道脱出する代替ルートについてお届けします。

本記事の概要

  • 代替ルートの紹介
  • 札幌駅から各ルート流れ
  • 各ルートのメリット・デメリット
  • 札幌駅からの最終出発時刻

旅の参考になれば嬉しいです。

代替ルートは3通り!

新千歳空港出発が欠航になった場合の北海道脱出ルートは3通り。

  • 特急+新幹線を乗り継ぐ
  • 旭川空港へ空港変更
  • 函館港から青函フェリー or 津軽海峡フェリー

各ルートについて紹介していきます。

特急+新幹線を乗り継ぐ鉄道ルート

新千歳空港が欠航となった際、最初に思いつくのが鉄道を利用したルートではないでしょうか。

鉄道ルート概要

  • 所要時間:約8時間〜8時間30分
  • 料金:27,560円
  • 札幌出発最終:14:38(北斗16号)

札幌〜新函館北斗間は特急「北斗」

札幌駅から特急「北斗」に乗車し新函館北斗駅まで向かいます。

所要時間は約3時間40分程度です。

空席があれば「えきねっとトクだ値」などでの割引きっぷを購入する方法もあります。

新函館北斗〜東京間は「はやぶさ」に乗車

新函館北斗駅からは北海道・東北新幹線「はやぶさ」に乗車。新幹線に乗ってしまえば乗り換えなしで東京駅まで行くことができます。

新函館北斗駅から東京駅までの所要時間は約4時間〜4時間30分程度。

鉄道ルートのメリット

乗り換え回数が少ない

乗り換えが新函館北斗駅での1回しかなく、代替ルートの中で一番乗り換え回数が少ないです。
荷物を持って移動する場合は乗り換えるだけでも一苦労。この回数が少ないだけでも快適な移動に変わるでしょう。

沿線の景色が楽しめる

特急「北斗」の進行方向左側では噴火湾、駒ヶ岳、大沼などを見ることができますし、「はやぶさ」では日本最長の「青函トンネル」を通過する様子を見ることができます。

飛行機だったら見ることができなかった移りゆく車窓を楽しむことができます。

鉄道ルートのデメリット

札幌発の最終時刻が早い

鉄道利用して北海道を脱出する場合、札幌駅出発の最終は14:38発の特急「北斗16号」になります。
これより後の場合、その日中に東京駅に到着することができません。

座れない場合は大変

札幌〜函館を結ぶ特急「北斗」はビジネス・観光で非常に人気の列車なので、指定席満席の可能性もあります。
自由席車両もありますが車両数が少ないので座れない可能性もあります。
最悪の場合、新函館北斗駅までの約3時間以上立ちっぱなしも可能性も。

2024年春から特急「北斗」は全車指定席になるので座れない可能性はなくなりますが、乗れない可能性が出てきます。

運休のリスク

新千歳空港が大雪などで欠航である場合、空港のそばを走るJR線も天候の影響を受ける可能性があります。
また、札幌〜新函館北斗間は300km離れているので、途中の天候などにもよっても影響を受ける可能性も。最新の情報を確認しましょう。

空港を変更 旭川空港から出発

新千歳空港が欠航になっても旭川空港なら出発できる可能性があります。
旭川空港は新千歳空港ほど離着陸数が多くないので除雪時間を確保でき、冬でもあまり欠航することなく運行しています。

旭川空港ルート概要

  • 所要時間:約6時間30分〜7時間
  • 料金:札幌〜旭川空港(5,970円)、羽田空港〜東京駅(510円)
       旭川空港〜羽田空港までの航空券代
  • 札幌出発最終:16:00(ライラック27号)

札幌から特急で旭川へ

札幌駅から特急「宗谷」、「オホーツク」、「ライラック」、「カムイ」などを利用して旭川駅まで向かいます。

所要時間は約1時間30分で、普通車指定席利用で5,220円です。

空席があれば、特急「ライラック」、「カムイ」では「えきねっとトクだ値」で割引きっぷの発売もあります。

旭川駅から空港までは空港連絡バスに乗車

旭川駅から旭川空港までは空港連絡バスまたはラベンダー号で約40分、料金は750円です。

旭川駅バス乗り場、時刻に関してはこちらをご覧ください。

旭川空港から羽田へ

旭川空港から羽田空港までの所要時間は約2時間。羽田空港まではあっという間に着いてしまいます。

羽田空港からはモノレールや京急線などを利用して東京駅へ。

旭川空港利用のメリット

乗車時間が短い

飛行機利用時のメリットはなんといっても乗車時間が短いこと。

最初、札幌駅から東京方面とは逆に移動しますが、旭川空港から飛行機に乗ってしまえばあっという間に東京に着くことができます。

旭川空港利用のデメリット

航空券が高い

どうしても航空券を搭乗直前に買うことになるので、早割などが適用ず航空券がとても高額になることも。
少しでも安く航空券を買うならば、あらかじめ金券ショップなどで株主優待券など買っておく必要があります。

函館から青函フェリー or 津軽海峡フェリーを利用

函館から青森へフェリーで本州へ渡るルート。青函トンネルができる前のルートを辿ります。

函館からフェリールート概要

  • 所要時間:約15時間30分程度
  • 料金:30,000円
  • 札幌出発最終時刻:18:47(北斗22号)

札幌から函館まで特急「北斗」に乗車

津軽海峡フェリー、青函フェリーターミナルの最寄り駅はそれぞれ七重浜駅、五稜郭駅です。

しかし、最寄り駅までのアクセス、駅からのアクセスを考えるとか函館駅からのバスを利用した方がよいかもしれません。

函館〜札幌間は普通車指定席利用で9,440円、所要時間は約3時間30分〜4時間程度です。

フェリーターミナルまではバスまたはタクシーで移動

写真はイメージです

青函フェリー函館ターミナル、津軽海峡フェリー函館ターミナルそれぞれ函館駅より路線バスが運行されています。

函館駅からの所要時間と料金は青函フェリーターミナルが約10分・200円、津軽海峡フェリーターミナルが約30分・320円です。

  • 函館駅前から青函フェリー前までの時刻はこちら
  • 函館駅から津軽海峡フェリーターミナルまでの時刻はこちら

フェリー会社ごとにターミナルが異なるので注意が必要ですね。

フェリーの出発時間帯によっては路線バスの運行がなくなることもあるので、タクシーを利用する必要が出てくるかもしれません。

青函フェリー または津軽海峡フェリーに乗船

青函フェリー、津軽海峡フェリーの所要時間は約3時間40分〜4時間程度で、一番安い料金は青函フェリーでは2,200円、津軽海峡フェリーで2,860円です(2024年時点)。

季節や部屋の等級によっても値段が変わりますので、詳しくは各社ホームページをご覧ください。

青森フェリーターミナルから路線バスまたはねぶたん号

青森フェリーターミナルから青森駅までは路線バスまたはねぶたん号があります。

ねぶたん号の場合は所要時間は約22分、300円です。

路線バスの場合は約1km離れたバス停「新田」より乗車。所要時間は約10分、料金は180円です。

「ねぶたん号」を利用すると直接新青森駅まで行くことも可能です。

青森駅から新青森駅まで在来線に乗車

青森駅から新青森駅までは在来線で一駅。

この区間は特例で乗車券のみで空いている特急列車の自由席、快速の指定席を利用することができます。

乗車時間は4分、190円です。

新青森駅から「はやぶさ」に乗車

新青森〜東京間は「はやぶさ」で東京へ。

所要時間は3時間〜3時間30分で、料金は17,470円です。

フェリー利用のメリット

札幌出発の最終が遅く、最速の場合も

欠航の発表が遅いとその日中に東京に着くことができません。
その点フェリーであれば深夜の運行便もあり、先に示した通り最終の「北斗」でも函館から脱出することが可能です。

ホテルとして活用

1泊しなければならなくなった場合、ホテルを考えなければなりません。
しかし、フェリーを利用すればホテル兼移動手段として可能なので効率的。フェリーの運賃を移動費+宿泊費と考えると安いかもしれません。

(函館〜青森間のフェリーは乗船時間が短いのでなかなか寝れないかもしれません)

フェリー利用のデメリット

乗り換えが多い

フェリー利用の場合だとどうしても乗り換え回数が増えるので、荷物を持った移動だとかなり大変。

時間がかかる

先に紹介した鉄道ルート、旭川空港ルートと比べて圧倒的に時間がかかります。
また深夜便で到着した場合、始発の電車、バスなどを待つ時間が発生し疲れが増すことも。

新千歳空港に宿泊

代替ルートではありませんが翌日の飛行機に振り替えることができれば、新千歳空港内のホテルに宿泊するのがおすすめ。

新千歳空港宿泊概要

  • 国内線ターミナル側:エアターミナルホテル
  • 国際線ターミナル側:ポルトム インターナショナル 北海道

新千歳空港では国内線、国際線ターミナルに直結するホテルがそれぞれ一つあります。

エアターミナルでは国内線ターミナルに直結してる上、新千歳空港内の温泉施設も利用できます。
国際線ターミナル直結のホテルもありますが国内線側からだと若干遠いです。

エアターミナルホテルは利用しましたがとっても便利でした。宿泊記もありますのでご覧ください。

【エアターミナルホテル宿泊記はこちら】

空港内のホテルのメリット

空港までのアクセスを考えなくてよい

空港直結のホテルに泊まればもう空港までのアクセスで悩む必要がなくなります。
たとえJR線、バスなどが運休になっても問題ありません。

早朝便にも乗れる

振り替えた場合、便の指定が難しくもしかすると始発便となり札幌からでは始発の電車でも間に合わないということも。
そのような場合も、空港直結のホテルであれば飛行機に乗ることができます!

空港内ホテルのデメリット

予約が取れない可能性

欠航などのイレギュラー時は特に新千歳空港直結のホテルの予約が埋まってしまい取れないこともあります。

最後に

今回は新千歳空港からの飛行機が欠航となってしまった場合の北海道脱出ルート3選と空港直結ホテルへの宿泊プランについてお届けしました。

特に冬の北海道は日中は飛行機が飛んでも夜は欠航ということも起こります。

振り替えるために長時間空港カウンターに並ぶのは体力的にも精神的にも大変です。すぐに別ルートでの脱出は可能かを考えていきましょう。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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