みなさんこんにちは、tomotabitripです。
日本各地に紅葉の見どころスポットがありますが自動車で行くと渋滞などで予定通りにいかないことも。そんな時、鉄道で行けば渋滞を気にせずお出かけできます!
今回は秋の紅葉シーズンに関東から日帰りでも行ける紅葉にあわせて利用できるおすすめの列車をお届けします。
鳴子峡の紅葉観光には快速「ゆけむり号」がおすすめ!
宮城県有数の紅葉の名所「鳴子峡」。
周辺には温泉で有名な鳴子温泉もあり、10月中旬〜11月上旬の紅葉のシーズンでは非常に人気のある場所です。
この最寄り駅である鳴子温泉駅まで仙台・小牛田駅〜新庄駅を結ぶ陸羽東線でアクセス可能です。
仙台駅から行く場合は普通列車だと小牛田駅で乗り換える必要がありますが、快速「湯けむり号」ならば仙台から乗り換えなしで行けるのでおすすめです。
この快速「湯けむり号」では指定席があり、指定席にはリクライニングシートの座席が使われているのでゆったり座っていくことができます!
快速 湯けむり号
時刻:
・仙台 9:37発 鳴子温泉 11:30着/11:34発 新庄 12:37着
・新庄 15:00発 鳴子温泉 16:00着/16:03発 仙台 17:40着
運転日:
10/5.6.(12.13).19.20.26-28
11/1-4.9.10.16.17.23.24.(30)
( )は全車自由席
使用車両:
キハ110系 2両(全車指定席)
キハ110系 3両(一部指定席) 【10/26−28、11/1−4】
通常は指定席車両2両で運行されていますが、紅葉の見頃となる機関では自由席車両が1両増結され3両で運行されるので、もし指定席が取れなくても自由席車両があれば乗ることもできます。
快速「ゆけむり号」を仙台駅発着で利用すれば、お昼前に到着し秋の鳴子峡をたっぷり4時間半楽しむことができます。
もちろん、宮城県有数の温泉地【鳴子温泉】に泊まって紅葉に色づく景色を楽しむのもいいですね!
快速「湯けむり号」の乗車記もあわせてご覧ください。
秋の只見線で風っこ号、満喫号が運転
2022年10月に全線復旧してから約1年。今なお人気のローカル線「只見線」に秋を満喫できる臨時列車が会津若松駅〜只見駅間で運行されます。
また、それに合わせて小出駅〜只見駅間にも臨時列車が運行されます。
沿線の紅葉した山々の間を走り、途中には只見川にかかる鉄橋がありと景色に富んだ只見線の旅が楽しめます。
快速 風っこ只見線満喫号
時刻:
・会津若松 9:59発 只見 12:08着
・只見 12:48発 会津若松 15:43着
運転日:
10/5.6.12-14
使用車両:
キハ40 風っこ 2両
途中停車駅:
西若松・会津坂下・会津柳津・会津宮下・会津川口
快速「風っこ只見線満喫号」ではキハ40を改造したトロッコ列車を使用しての運行です。全車指定席なので乗るには座席指定をする必要があります。
快速 只見線満喫号
時刻:
・会津若松 9:59発 只見 12:07着
・只見 12:48発 会津若松 15:42着
運転日:
10/19.20.25-28
11/1-5.9.10
使用車両:
キハ110系 3両(一部指定席)
途中停車駅:
西若松・会津坂下・会津柳津・会津宮下・会津川口
快速「只見線満喫号」はキハ110系3両での運行で一部指定席で運行です。自由席もあるようですがこれまでの只見線の人気ぶりを見るとゆっくり景色を楽しむためには指定席を確保して乗った方が楽しめそうです。
「風っこ只見線満喫号」も「只見線満喫号」も只見駅で以下の列車へ乗りかえることができます。
普通 只見線
時刻:
・小出 9:15発 只見 10:29着
・只見 13:27発 小出 14:40着
運転日:
10/5.6.12-14.19.20.25-28
11/1-5.9.10
使用車両:
キハ110系 または キハE130系 2両(全車自由席)
只見線は元々本数が少なく小出発の場合、5:36 発の始発を逃すと13:12 発の列車までありませんが今回の臨時普通列車は小出駅 9:15発なので東京駅からも新潟駅からも乗り継ぎしやすいようになっています。
ひたちなか海浜公園のコキアの紅葉に臨時列車が多数運行
茨城県にあるひたちなか海浜公園では真っ赤に染まるコキアの紅葉が人気の観光地。
このコキアの紅葉する季節に合わせて最寄りの常磐線 勝田駅まで関東各地から臨時列車が運行されます。
海浜公園コキア号
【特急 海浜公園コキア高尾号】
・時刻
高尾 7:45発 勝田 10:16着
勝田 16:07発 高尾 18:37着
・運転日:10/12.13
【特急 海浜公園コキア青梅号】
・時刻
青梅 7:25発 勝田 10:16着
勝田 16:07発 青梅 18:57着
・運転日:10/14
【特急 海浜公園コキア高崎号】
・時刻
高崎 7:22発 勝田 10:16着
勝田 16:07発 高崎 19:11着
・運転日:10/19
【特急 海浜公園コキア川越号】
・時刻
川越 8:03発 勝田 10:16着
勝田 16:07発 川越 18:20着
・運転日:10/20
【特急 海浜公園コキア君津号】
・時刻
高尾 7:38発 勝田 10:16着
勝田 16:07発 高尾 18:54着
・運転日:10/26.27
【特急 海浜公園コキア平塚号】
・時刻
平塚 8:08発 勝田 10:29着
勝田 16:24発 高尾 18:41着
・運転日:10/12.13.19.26
使用車両は海浜公園コキア高尾・青梅・高崎・川越・君津号:E653 系 7 両(全車指定席)
海浜公園コキア平塚号:E657 系 10 両(全車指定席)
弥彦公園の紅葉に快速「もみじ海里」が運行
新潟県の紅葉の名所である弥彦公園。弥彦山・弥彦神社もある観光地です。
この弥彦公園の紅葉に合わせて新潟駅から弥彦駅まで「海里」を使用した臨時列車 快速「もみじ海里」が2日間だけ運行されます。
快速 もみじ海里
時刻:
・新潟 10:11発 弥彦 12:07着
・弥彦 16:49発 新潟 18:22着
運転日:
11/6.13
使用車両:
HB-E300系 4両(全車指定席)
往路:白新線〜羽越本線〜信越本線〜弥彦線経由
復路:弥彦線〜越後線経由
普段は快速「海里」として白新線・羽越線経由で新潟駅〜酒田駅間を走る観光列車が新潟駅〜弥彦駅間に運転されます。往路は白新線、羽越本線、信越本線、弥彦線経由、復路は弥彦線、越後線経由と往路・復路で走る路線が異なるのでそれぞれ違う景色が楽しめそうです。
時間があれば弥彦公園だけでなく、弥彦神社や弥彦山への観光にも行ってみたいですね!
諏訪峡・谷川岳の紅葉にSLでお出かけ
上越線の水上駅から歩いて行ける渓谷「諏訪峡」。利根川が作り出した渓谷で川に沿って遊歩道が整備されています。
高崎駅から行く場合、高崎駅~水上駅間にSLが牽引する臨時列車快速「SLレトロぐんま水上」がおすすめです。
快速 レトロぐんま水上
時刻:
・高崎 9:56発 水上 12:03着
・水上 15:15発 高崎 17:14着
運転日:
10/13.20.26
11/2.4.16
使用車両:
SL+旧型客車6両(全車指定席)
10/20のみ SL+旧型客車4両(全車指定席)
諏訪郷や谷川岳の紅葉とあわせてSLの力強い走りと見に行きたいところです。
SLぐんまみなかみ号の乗車記もあわせてご覧ください
-
【乗車記】上越線を走るSL列車 SLぐんまみなかみ号の旅(高崎→水上)
2024/12/1
久慈川沿線の紅葉と袋田の滝には水郡線でお出かけ!
茨城県の水戸駅と福島県の郡山駅を結ぶ水郡線。
久慈川に沿って走るこの路線では秋の紅葉のシーズンになると景色がとても綺麗で知られています。特に山方宿駅〜岩城石井駅あたりまでは久慈川が作った山間を走るため紅葉した山をとても近くに見ることができます。
また、途中には日本三大瀑布の一つである「袋田の滝」の最寄り駅である「袋田駅」もあり、紅葉のシーズンにはとても賑わいます。
そんな水郡線にキハ40を改造したトロッコ列車を使用した臨時列車が水戸駅〜常陸大子駅間で運行されます。
快速 水郡線90周年風っこ号
時刻:
・高崎 9:40発 常陸大子 11:08着
・常陸大子 16:07発 水戸 17:34着
運転日:
11/2.3
使用車両:
キハ48形 風っこ 2両(全車指定席)
往復で利用した場合は常陸大子駅で5時間ほど滞在できるので、少し足をのばして「袋田の滝」まで行くのがおすすめ!沿線の景色と袋田の滝の両方を見てみましょう!
ただし、常陸大子駅でこの列車から接続できる袋田の滝までのバスはないのでタクシーを利用するしかなさそうです。
※袋田の滝 公式ホームページ(袋田の滝 アクセス)はこちら
水郡線普通列車の乗車記もあわせてご覧ください
-
【水郡線】全線乗り通しで3時間越えのローカル線 水郡線の旅!(水戸→郡山)
2024/12/1
最後に
今回は「関東から日帰りでも行ける紅葉にあわせたおすすめの列車」についてお届けしました。
紅葉が人気の観光地へは渋滞などで困らない鉄道を使って出かけてみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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