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【陸羽東線】奥羽山脈を越えて走るローカル線 陸羽東線乗車記(新庄→鳴子温泉)

2022年1月9日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は東北地方を東西に走る陸羽東線の新庄→鳴子温泉の乗車記をお届けします。

陸羽東線とは

陸羽東線とは東北本線の小牛田駅から奥羽本線の新庄駅を結ぶ94.1㎞の路線です。沿線にはいくつもの温泉地があり「奥の細道湯けむりライン」の愛称が付けられています。

鳴子温泉で系統分離されているので小牛田~新庄間を直通する定期列車は1往復のみでそれ以外の列車は鳴子温泉で乗り換えが必要になります。

陸羽東線 乗車記

新庄駅から出発

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今回は奥羽本線の駅 新庄駅より陸羽東線の普通列車に乗って鳴子温泉駅を目指します。使用車両はキハ110系2両編成。

始発の新庄駅では東京方面へ向かう標準軌の奥羽本線(山形新幹線)、秋田方面へ向かう狭軌の奥羽本線’(在来線)と様々な車両や鉄道設備が見れます。

奥羽本線との並走区間

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13時ちょうど。列車は時刻通り新庄駅を出発。

新庄駅に併設された留置線には「とれいゆつばさ」の姿がありました。

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新庄駅を出発ししばらくは奥羽本線と並走。

陸羽東線にしかない南新庄駅を通過すると奥羽本線と別れ、進路を東へ変えて進みます。

東長沢駅を出ると山間部へと入りいよいよ山越え路線の雰囲気が出てきます。

陸羽東線の山越え区間へ

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新庄駅を出発して21分、山間にある1面1線のローカル駅 瀬見温泉駅に到着。

「温泉」と名の付く1つ目の駅です。

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鵜杉駅辺りから列車は再び盆地へと入り、大堀駅辺りではかなり視界がひらけます。天気が良かったこともあり、車窓には遠くにそびえる奥羽山脈の山々を見ることができました。

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新庄駅を出発して33分、最上駅に到着。最上駅では3分間の停車時間があり上下列車の行き違いをします。

新庄~鳴子温泉間で交換可能設備があるのがこの最上駅のみです。

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新庄駅を出発して42分、赤倉温泉駅に到着。

「温泉」と名の付く2つ目の駅です。赤倉温泉は駅から約3㎞ほど離れたところに位置しています。

県境を越え宮城県へ

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新庄駅を出発して50分、境田駅に到着。

境田駅の近くに最上川水系の小国川と北上川水系の江合川の分水嶺があり、日本海側と太平洋側の境となる地点です。

この駅を過ぎるといよいよ「太平洋側、宮城県」へと入ります。

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新庄駅を出発して56分、中山平温泉駅に到着。

「温泉」と名の付く3つ目の駅です。中山平温泉まで約1.5㎞の距離にあります。

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駅前にはこの陸羽東線で活躍していた蒸気機関車 C58 356号機が静態保存されています。

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中山平温泉駅を過ぎると4つのトンネルを通ります。そのうち3つ目と4つ目のトンネルの間に鳴子峡を渡ります。

今回乗車した際は紅葉の時期だったためか鳴子峡を渡る速度がかなりゆっくりで、また車内放送で「鳴子峡を渡ります」と案内がありました。

おそらく紅葉シーズン以外だと減速なく一瞬で通過してしまうので見過ごさないようにするのは注意が必要です。

終点 鳴子温泉に到着

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14時4分 新庄駅を出発して1時間4分、終点の鳴子温泉駅の3番線に到着。

乗ってきた列車は折り返し準備をしたのち新庄行となります。

鳴子温泉の玄関口ということもあり多くの観光客がいました。

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鳴子温泉駅から先、小牛田方面へは跨線橋を渡り1番線から9分の乗り換えで接続しますが今回は鳴子温泉駅で下車します。

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最後に

今回は新庄~鳴子温泉まで分水嶺を越えて走るローカル線 陸羽東線(奥の細道湯けむりライン)の乗車記をお届けしました。

宮城県でも有数の温泉地「鳴子温泉」へのアクセス鉄道で出かけてみてはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

【仙台発着 快速「湯けむり」の乗車記はこちら】

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