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【最速】途中停車駅は2駅のみ やまびこ131号乗車記(東京→仙台)

2023年11月30日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は東北新幹線「やまびこ号」の中でも東京駅~仙台駅間で下り最速達となる「やまびこ131号」の乗車記をお届けします。

途中停車駅が2駅しかなく速達型の「はやぶさ」に負けず劣らずの所要時間の列車です。

やまびこ号とは

「やまびこ号」は1982年の東北新幹線の種別の一つで、当良く新幹線開業時より東京駅~盛岡駅間の速達型列車として運行を開始しました。

その後「はやて号」、「はやぶさ号」の運行が始まると速達型の座を譲り、東京駅~仙台・盛岡駅間の中距離型の新幹線へと性格を変えていきました。

一部の列車では、福島駅から在来線に入り山形・新庄駅を結ぶ「つばさ号」と併結して運転されています。

使用車両はE2系の他、E5系・H5系及びE5系・H5系と併結した形でE6系も運用に入ることがあります。

最速達型やまびこ号の停車駅・時刻

東京駅~仙台駅間の途中停車駅が2駅の「やまびこ号」は1日1往復運行されています。

その「やまびこ131号」仙台行きと「やまびこ124号」東京行きの停車駅・時刻は以下の通り。

停車駅やまびこ131号やまびこ124号
東京駅9:24発9:35着
大宮駅9:46着
9:47発
9:13着
9:14発
福島駅10:45着
10:50発
8:07着
8:15発
仙駅駅11:13着7:45発

「やまびこ131号」の所要時間1時間59分、「やまびこ124号」は1時間50分とどちらも2時間を切るダイヤが組まれています。

2024年3月のダイヤ改正より使用車両がE2系からE5系へ変更、また併結相手の山形新幹線も新型のE3系からE8系に変更になり最高速度が275km/hから300km/hに上がりました。

最速達「やまびこ131号」乗車記

出発は東京駅から

北海道・東北・秋田・山形・新潟・金沢各方面への新幹線の始発となる東京駅から出発。

今回乗車する「やまびこ131号」は9:24に東京駅21番線から発車。1本前の「やまびこ129号」と比べても途中停車駅がだいぶ少ないことがわかりますね!

今回はやまびこ色のE2系に乗車

9:14、定刻よりも2分遅れで仙台・新庄発の「やまびこ・つばさ122号」が到着。車内整備の後、折り返し今回乗車する「やまびこ・つばさ131号」仙台・新庄行きになります。

「やまびこ131号」は途中の福島駅まで「つばさ131号」と併結して運転されます。

上野駅通過

9:27 定刻より3分遅れで混雑する東京駅を出発。元々遅延していたこともあり乗車が終わると慌ただしく出発!

北へ向かう列車のターミナル駅 上野駅。ほとんどの新幹線が停車する駅ですがこの「やまびこ131号」は減速せず堂々と通過。

「やまびこ号」で上野駅を通過する様子が見られるのは「やまびこ131号」、「やまびこ124号」だけです!

赤羽駅を過ぎると東北新幹線の横には埼京線が並走するようになるのですれ違いや追い越しを見ることができます。埼京線を余裕で追い抜いていくので改めて新幹線の速さを感じる区間ですね!

今回は東京駅を2分の遅延で発車したためか、上野駅~大宮駅間のほとんどを速度制限いっぱいの130km/hで走っていました。

大宮駅からは連続通過

9:48 2分遅れのまま大宮駅に到着。大宮駅からは多くの乗車があり座席は満席になりました。

大宮駅を出ると次の停車駅は福島駅で、途中の小山、宇都宮、那須塩原、新白河、郡山駅を全て通過します。

車内放送では大宮駅を出ると福島駅まで停まらないという注意放送もありました。うっかりすると福島駅まで連れていかれてしまいます。

大宮駅を出発し最初の駅、小山駅を通過。

回復運転を実施していたためか、最高速度275km/hでずっと走り続けます。

栃木県の県庁所在地である宇都宮駅を通過。上りの待避線にはE5系の「やまびこ54号」東京行きが停車中でした。

その後も順調に走り那須塩原、新白河駅を通過。那須塩原~新白河駅間にある「白坂の関」を通過し栃木県から福島県へ。

福島駅の手前、郡山駅をゆっくりと通過。この日は先行列車が遅れたことによるダイヤ乱れが生じていたようで速度調節が行われました。

福島駅でつばさ号と解結

10:49 定刻より4分遅れで福島駅に到着。

福島駅では「つばさ号」と解結作業、後続の「はやぶさ13号」の退避を行うため5分間の停車を行います。「やまびこ号」と「つばさ号」の解結作業は人気でホーム上では多くの人がその作業を見守っていました。

「やまびこ号」に乗車していればこの解結作業を見ることができますが乗り遅れには注意してください。

先行して「つばさ号」が出発、信号が変わり次第「やまびこ号」が出発になります。

後続の「はやぶさ13号」も遅れていたため、福島駅を5分遅れの10:55に出発。

福島駅の上り線仙台方の柵の向こうでは山形新幹線の新たなアプローチ線工事が着々と進みます。このアプローチ線が完成すると「やまびこ号」、「つばさ号」の下り線を逆走する様子は見れなくなります。

北を目指して走行

福島駅を過ぎると全長11,215mの蔵王トンネルへ突入。この間に福島県と宮城県の県境を越えいよいよ宮城県へと入ります。

ここで最後の途中駅、白石蔵王を通過!

仙台に到着

ふるさとチャイムの「斎太郎節」とともに仙台駅到着のアナウンスが流れ、終点の仙台はもう間もなく。

11:16 定刻より3分遅れで仙台駅に到着。

折り返し東京行きになる都合で仙台駅到着前に上り線に転線し、到着ホームは14番線でした。

最後に

今回は東北新幹線下りの「やまびこ号」の中で最速の「やまびこ131号」の乗車記をお届けしました。

「やまびこ131号」は上野駅を始め多くの途中駅を通過し、東京駅~仙台駅間を2時間を切るダイヤで運行し、途中の福島駅では「つばさ号」との解結作業が行われるなど見どころのある列車です。

最速の「やまびこ号」は1日に上下1本ずつしか運転されていませんが、ぜひ機会があれなこの列車に乗ってみてはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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上越新幹線にも東京駅〜新潟駅間の途中停車駅が大宮駅の1駅のみの速達「とき」が運行されています。大宮駅〜新潟駅間の270kmをノンストップで走り抜ける新幹線になります。

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tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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