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普通グリーン車の料金見直し、101キロ以上は大幅な値上げ

2024年1月2日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

東海道線などをはじめ首都圏を走る多くの列車に連結されている普通車グリーン車。

車内販売サービスやトイレの設置、リクライニングする転換クロスシートなど通勤・通学・青春18きっぷ利用時などで快適な移動できるグリーン車の料金が2024年3月16日以降改定されます。

今回は料金改定の情報と具体的な境界駅についてお届けします!

普通グリーン車の料金見直し、新たに101キロ以上の区分が設定

距離現行改定後
平日ホリデーSuica グリーン料金通常料金
(紙のきっぷ)
50キロまで780円
(1,040円)
580円
(840円)
750円1,010円
100キロまで1,000円
(1,260円)
800円
(1,060円)
1,000円1,260円
101キロ以上1,000円
(1,260円)
800円
(1,060円)
1,550円1,810円
()内は車内料金になります

これまでは平日料金とホリデー料金が設定されていましたが、今回の改定で利用日にかかわらず統一されます。距離区分も101キロ以上が設定され、料金区分もこれまでの2区分から3区分に分けられます。

また、これまでは事前料金と車内料金が異なっていましたが、改定後はSuica・モバイルSuicaグリーン券と通常料金(紙のきっぷで購入したもの)の2つの料金区分に分けられます。

さて、改定前後で料金を見てみると50キロまでは780円から750円に若干安くなり、51〜100キロまでは現行と変わりません。

しかし、101キロ以上になると新設された区分のため1,000円から1,550円に大幅な値上げとなりました。さらに、ホリデー料金で101キロ以上を比較すると800円から1,550円におよそ2倍の値上げになります。

グリーン車はJREポイントでお得に乗ろう!

ビューカードなどの利用で貯まるJREポイントで普通車グリーン券を購入することができ、この場合、距離や利用日にかかわらずJREポイント 600ポイントでグリーン券1枚と交換することができます。

1ポイント1円相当と考えると600円相当でグリーン車を利用できると考えるとかなりお得に利用できると言えるでしょう。

各路線の50km・100kmの境界駅は?

今回の料金改定で起点駅からどれくらいの駅で料金が変わるのか、区分の境界となる50km、100kmの駅について各路線を見てみると以下の表の通りです。

路線名50km以下51〜100km101km以上
東海道線
(東京駅から)
大船
(46.5)
湯河原
(99.1)
熱海
(104.6)
東海道線
(新宿駅から)
戸塚
(44.7)
真鶴
(99.6)
湯河原
(102.9)
常磐線
(東京駅から)
藤代
(49.2)
岩間
(97.7)
友部
(104.6)
総武線
(東京駅から)
四街道
(46.9)
干潟
(98.8)

(103.6)
宇都宮線
(東京駅から)
久喜
(48.9)
石橋
(95.4)
雀宮
(101.8)
宇都宮線
(新宿駅から)
東鷲宮
(48.7)
雀宮
(98.9)
宇都宮
(106.6)
高崎線
(東京駅から)
北本
(46.7)
新町
(94.5)
高崎
(105.0)
高崎線
(新宿駅から)
鴻巣
(47.4)
倉賀野
(97.7)
高崎
(102.1)
()内は起点駅からの距離(km)

東京駅を起点として東海道線の熱海、常磐線の水戸、総武線の銚子、宇都宮線の宇都宮、高崎線の高崎駅あたりまで普通列車で乗り通すと101km以上の新しい区分になります。

また多くの列車は湘南新宿ライン・上野東京ライン経由として高崎・宇都宮〜逗子・小田原まで長距離を直通運転されていますので、全区間乗り通して関東通過をグリーン車で行う際にはこれまでより多くの出費になります。

最後に

今回は2024年3月16日に改定される関東圏を走る普通グリーン車料金と3区分になった際の各路線の境界駅についてお届けしました。

今までややこしかった平日料金・ホリデー料金・車内販売料金の体系を変更し、Suicaグリーン券料金・通常料金(紙の切符)に統一することで料金体系がわかりやすくなったのは良い点です。

しかし、新たに設定された101km以上の区分のため普通グリーン車で長距離移動する場合は大幅な値上げになるのが痛い所で、これからの利用に影響が出るかも知れません。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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