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【青函トンネル記念館】海面下140mへの探検 青函トンネルの工事跡地へ訪問

2020年5月27日

みなさんこんにちは、tomotabitripです。

2018年9月の旅行です。

今回は青森県にある「青函トンネル記念館」に行ってみました。

青函トンネルと聞くと

・本州と北海道を結ぶトンネル

・日本最長のトンネル

・電車や新幹線で通過したことはあるけど・・・

こんなことを思うのかなと思います。

青函トンネル記念館が実際どんな感じなのかと気になっている人のために

・立地、アクセス

・開館期間・開館時間・入館料

・館内の様子

などを紹介していきます

旅行の参考になればと思っています。

青函トンネル記念館とは?

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青函トンネル工事跡地に建設され、資料や模型が展示されている展示ホール体験坑道からなる施設です。

体験坑道で使われる「竜飛斜坑線」はもともと青函トンネル建設時の物資や人員を運搬するために建設されたもので、現在でも観光だけでなく実際の作業用としても使われています。

施設情報

所在地

青函トンネルの工事跡地ということもあって、本当に本州の端っこにあります。

アクセス

・車利用:青森駅から約90分

・公共交通利用:

青森駅からJR津軽線三厩駅下車⇒外ヶ浜町循環バス竜飛行き乗車、青函トンネル記念館下車

この施設へのアクセスは自動車に限るでしょう。

鉄道・バスを乗り継いでいくこともできますが、時間を合わせるのが大変だと思います。

料金

・記念館入館料  大人:400円、子供:200円

・体験坑道乗車券 大人:1,000円、子供:500円

・特別セット   大人:1,300円、子供:650円

入館券と体験坑道乗車券がセットになった特別セットを購入するのがおススメです。

開館期間

4月18日~11月3日(期間中は年中無休)

開館時間

午前8時40分~午後5時

竜飛斜坑線 時刻表

9:00~16時30分(25分毎に運行)

※臨時運行便も含めます

青函トンネル記念館の公式ホームページのURLは下に張り付けておきます。

青函トンネル記念館


 

青函トンネル記念館

展示ホール

展示ホールでは青函トンネルの構造や建設方法などを資料やモデルを用いて説明しています。

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写真のようにトンネル全体と津軽海峡、地層の断面を模型でしているところもあります。

津軽海峡海底下の地盤は複雑な地層になっているようで、各地層のサンプルも手で触れるようになっていました。

トンネル建設がどれだけ大変だったのか、またそれを解決するために使われた当時の技術についても詳しく説明がありました。

体験坑道へ行きます。

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竜飛斜坑で水面下140m下へ

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竜飛斜坑を下っていくにはこの何も装飾のないシンプルなケーブルカーを使います。

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ケーブルカーに乗車した「青函トンネル記念駅」には金属の大きな扉が。

トンネル・坑道内を吹き抜ける風を防ぐ目的だそうで、ケーブルカーに乗客が全員乗車してドアが閉まるとこの扉が開きます。

逆に地下から戻ってきたときは、この扉が閉まりきらないとケーブルカーの駅から出ることができません。

吹き抜ける風はかなり強いようです。


 

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ケーブルカーの車内はこんな感じです。

地下坑道に向かう作業員の気分になります。

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斜度14度、778mの移動の始まりです。

写真のような斜坑を降りていきます。

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地下の「体験坑道駅」に到着。

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地下坑道内では、青函トンネル工事で使われた道具や機械が展示され、また人形を使った当時の現場の様子も展示されていました。

また係員が案内してくれるので各所で詳しい説明もしてくれます。

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この銀色の扉の向こうには・・・・なんと青函トンネルの線路があるようです。

新幹線や貨物列車をじかに見ることはできませんが、扉の向こうには海峡線の線路があると思うとわくわくします。

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体験坑道の展示のないところはこのような感じで、いくらか手はくわえられていますが、岩盤を掘り進んだそのままという感じです。

床は染み出てくる海水でしょうか、常に濡れていました。


 

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帰りも同じようにケーブルカーで帰ります。

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この地下坑道駅にはこんな非常口の看板も・・・

地上まで遠すぎます!!

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ケーブルカーが地上に戻ってくると、ゆっくりと鉄の扉が閉まっていきます。

完全に閉まると、写真左にあるグレーの扉から出ることができます。

施設の周りの様子

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山の斜面には大きく基地の看板があります。

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施設の外に置いてあったトンネル工事で使われた掘削機のドリル部分らしいです。

このドリルを何個も付けた掘削機で岩盤を掘り進んでいったようで、このドリル1つをとってもかなり大きいです。

掘削機の大きさを感じられます。

まとめ

青函トンネル記念館は本州の端っこにあり、アクセスはかなり大変かと思いますが、日本が誇る最長トンネルへ実際に入ることができるのはここしかありません。

青函トンネル入口広場と合わせて、ぜひ行ってみてはいかがでしょう。

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