みなさんこんにちは、tomotabitripです。
本州と北海道を鉄道で結ぶことを可能にした「青函トンネル」。
鉄道トンネルでは全長53.85㎞と世界で2番目に長いトンネルですが、北海道新幹線に乗っているといつの間にかトンネルに入りあっという間に通過してしまいます。
今回はそんな青函トンネルの入口と北海道と本州を往来する新幹線や貨物列車を見ることができる広場「青函トンネル入口広場」の様子をお届けします。
青函トンネル入口広場の場所・アクセス
青函トンネル入口広場は青森県 津軽半島の端の方にあります。
青函トンネル入口広場へのアクセス
【自動車利用の場合】
- 青森駅より約60分
- 奥津軽いまべつ駅より35分
※駐車場:20台(無料)
【公共交通機関の場合】
- 津軽線 津軽浜名駅より徒歩35分
※現在津軽線は蟹田駅~三厩駅間で運休となっています。
最寄り駅は津軽線の津軽浜名駅になりますが、もともと津軽線の本数が少ない上、2022年8月より蟹田駅~三厩駅間で運休になっています。
そのため広場へのアクセスは自動車の利用が良いです!
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青函トンネル入口広場には20台分の無料の駐車場があります。
ココに注意
冬季(12月~3月)は広場までの道は除雪されないので、積雪状況によっては広場まで行くことができない場合があります。
青函トンネル入口広場(全体)
青函トンネル入口広場の全体は上の写真の様子。
写真右側が新青森駅方面、写真左側のトンネルが「青函トンネルの入り口」です。
広場には線路際で見れるスペースと展望台のスペースがあります。
青函トンネルの青森側出入口
線路近くまでやってきました。
本州側の海峡線のトンネルです。北海道新幹線は奥津軽いまべつ駅を過ぎると青函トンネルまではいくつかのかトンネルを通過し、青函トンネルへと入ることになります。
こちらが青函トンネルの青森側の出入口。
当時の中曽根首相の書いた「青函隧道」の銘板が掲げられています。
(右から左へ書かれているのが渋い!)
目の前を新幹線・貨物列車が通過
遠くから音が聞こえてきたのでカメラを構えると北海道へ向かうE5系新幹線「はやぶさ号」。
線路際のフェンスのところから見ると新幹線がかなり近くを走る姿を見れます!
(新幹線の駅以外ではこんな近くで見ることがなかなかできないと思います)
青函トンネル内の速度が訪問時は140km/hに制限されていたので、ゆっくりとした新幹線の姿で見れました。
2023年8月時点で青函トンネル内の速度は160km/hに向上、時期によっては210km/hまで上がる列車もあります
東京駅を出発した「はやぶさ号」は青函トンネルに入り北海道へ向かいます。
この通過する新幹線の姿を見たい場合には、今別町の公式ホームページに記載されている通過予想時刻を確認していくことがおすすめです。
今別町公式ホームページ 通過予想時刻時刻(2022年3月12日~)
今度は展望台から見てみます。
次にやってきたのはEH800形電気機関車牽引の貨物列車。
北海道と本州の物流を担う存在で、最大20両の貨車が目の前を通過していきます。
貨物列車の通過予想時刻は書いてないためいつ来るかはわかりません。
(狙って見るには貨物列車時刻表等を購入して通過時刻を予想するしかなさそうです)

豊田~八王子間を走る四季島
北海道新幹線や貨物列車の他に、臨時列車にはなりますがJR東日本の豪華列車「TRAIN SUITE 四季島」もこの区間を走ることができるので、日によっては見ることができるかもしれません。
貨物列車通過後、通過予想時刻表見てみると東京行き「はやぶさ号」が来るとのこと。
トンネル内から音が聞こえるとまもなく、青函トンネルを通過してきた新幹線を見ることができました。
珍しいことに4編成しかないJR北海道所属のH5系が通過していきました。
青函トンネル入口広場の施設
青函トンネル入口広場には
- 売店
- 公衆トイレ
- トンネル神社
3つの施設があります。
「トンネル神社」には北海道と本州が貫通した時に出た石「貫通石」が祀ってあります。ぜひこの日を場を訪れた際には立ち寄りたいところ!
横の売店で御朱印もいただけます。
最後に
今回は本州と北海道を結ぶ日本最長のトンネル「青函トンネル」の青森側の出入口を見ることができる場所「青函トンネル入口広場」の様子をお届けしました。
新幹線に乗っているとあっという間に終わる青函トンネルに入る様子・出る様子を外から見ることができますし、新幹線と貨物列車が同じ線路を走る様子もみれる貴重な場所です。
線路と広場が近いのも見どころの一つ!
日本の鉄道史に残る大工事の一つ「青函トンネル」の出入口を見に行ってみてはいかがでしょうか!
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
青函トンネル記念館もあわせて行くのがおすすめ!
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