みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は冬の網走へ流氷を見に行ってみました。
流氷観光と聞くと
・いつ見ることができるの?
・砕氷船には乗れる?
・どうやって見る?
などいろいろ思うことはあるのではないでしょうか。
今回の記事では
・網走流氷観光
・砕氷船(網走)
について細かく紹介したいと思います。
流氷観光の参考にしてみてください。
北海道の流氷観光について
北海道の流氷観光は2か所(網走、紋別)で開催されています。
この流氷観光の目玉の一つが、流氷船による観光になります。
砕氷船は大体1月下旬から4月上旬ぐらいに運行されていて、氷を壊しながら進むことができるので海に浮かぶ流氷の景色を間近で見ることができます。
今回は網走での流氷観光について紹介したいと思います。
砕氷船の紹介
網走で運行されている砕氷船はおーろら号・おーろら2号という船です。
繁忙期はこの2隻体制で運航しています。
予約方法
予約方法は基本的にネット予約のみとなっております。
当日に空きがある場合は、当日券の販売もありますが基本的にあらかじめ予約していきましょう。
運行時間は基本的に1日4便、繁忙期は1日5便まで増便されます。
(網走流氷観光船公式HPより)
「流氷なし」の場合には、沖合遊覧船となります。
乗船料金
・大人:3,500円
・子供:1,750円
・特別席:+400円
砕氷船の室内席の一部(2階席の前部)は特別席となっていて、船内で400円を追加で払うことで、室内から正面の景色を見ることができます。
この特別席は先着順となっています。この席を狙うならば早めに乗船列に並ぶようにしましょう。
運航時期は?
砕氷船の運行時期は毎年大体1月末~4月上旬ぐらいになります。
3月15日以降は前日までの予約が15人以下の場合は運休になる場合があるので注意が必要です。
いつが見ごろ?
2月の中旬から下旬にかけてかなと思っています。
1月下旬~2月上旬は流氷が来るかどうかわからなかったり、来ても量が少なかったりすることあるからです。
また3月に入りますと今度は逆に気温の上昇とともに氷の量が減少してくるのかなと思っているからです。
私は2月27日に行っていました。
アクセス
網走流氷観光はアクセスがとても良好です!!
おーろら号の乗船場所までは網走駅からバスが出ています。
【乗船場までのアクセス】
網走駅⇒おーろら号乗船乗り場(バス約10分)
【網走駅までのアクセス】
[飛行機利用の場合]
羽田空港→女満別空港(約1時間50分)
中部国際空港→女満別空港(約1時間50分)
新千歳空港→女満別空港(約45分)
女満別空港⇒網走駅(バス:約30分)
【鉄道利用の場合】
札幌駅→網走駅(特急利用 約5時間30分)
旭川駅→網走駅(特急利用 約3時間50分)
おーろら号に乗船!!
今回乗船したのは「おーろら2」です。
特別展望席は2階にあるガラス張りのところです。船の全面展望を見るためにはこの有料席に座るしかありません。
「おーろら2」から見た「おーろら」です砕氷船の全体像はこのような感じで、有料席以外は特に制限とかないので、デッキに出たり船内から見たり自由です。
出航!!
写真に見える赤と白の灯台を抜けるとオホーツク海に出ます。
オホーツク海に出ると船を速度を上げます。
しばらく走ると、水平線の向こうに白いものが見えてきました。
これが流氷です!!
乗船した日の流氷は岸から流されていると艦内放送がありました。
船がどんどん流氷に近寄っていきます。
流氷帯に到着!!
流氷は大小さまざまな大きさの氷でできています。
写真では小さく見えますが、一つ一つの氷は大きく、船はこれを押しつぶすように壊して進んでいきます。
氷が砕かれるときや氷がどうしがぶつかるときのリアル音も聞くことができます。
流氷帯にいるときの船はこんな感じになっています。
流氷帯にいる時間は大体15~20分程度でしたが、船はゆっくりと航行してくれるので、写真も動画もどんどん撮ることができます。
港へ戻る!!
流氷観光が終わると船は流氷帯を後に全力で港へ戻ります。
船尾からの景色です。
今回は15時~の便を予約していて、16時過ぎると日が落ちてきます。
観光を終え、港に戻る船から夕陽を撮ってみました。
これにて約1時間30分の砕氷船による流氷観光は終了です。
観光の注意点!!
【服装に関して】
砕氷船の室内から見る場合には、何も言うことありません!
船内はあったかいので、コートを脱いでも大丈夫なくらいです。
しかし、船外はとっても寒いです。寒いを通り越して痛くなります!!
私の場合には
・ヒートテック
・タートルネックのTシャツ
・長袖のシャツ
・ヒートテックタイツ
・チノパン
・セーター
・コート
・マフラー
・手袋
の装備で行きました。
これでも、観光中ずっと外に出ているのは寒く、最終的に手が痛くなりました。
なので船外で見るときはかなりあったかい恰好をしていってください。
【電子機器の充電に注意】
寒すぎるので携帯やカメラの電池の減りが早くなります。
観光中にここぞって時に電池がなくなることには注意が必要です。
まとめ
船が流氷を砕きながら進んでいく様子、船から見る流氷の景色はとてもきれいです。
ただし、流氷は自然現象なので、風や海流の流れによって流氷の位置が変わります。
今日は接岸するぐらい流氷があっても、翌日にははるか遠くにいることがあります。
沖の方まで流氷が流されてしまっても、観光船はできる限り流氷の中まで行ってくれます。