みなさんこんにちは、tomotabitripです。
JR各社は1月20日、2023年春の臨時列車(2022年3月1日~2023年6月30日)について発表しました。
JR各社からの発表
JR各社からの発表は以下のようになっています。
○JR北海道 春の臨時列車のお知らせ~3月から6月に運転する列車です~
○JR東日本 春の臨時列車の運転について (2/16更新)
・JR東日本高崎支社 -この春も蒸気機関車の力強い走りを群馬で楽しもう!-
(2/16更新)
・追加で運転する列車(在来線)(4/5更新)
・追加で運転する列車(新幹線)(4/6更新)
・東海道新幹線 列車の追加運転のお知らせ(4月1日~5月7日)
・東海道新幹線 列車の追加運転のお知らせ(5月8日~6月30日)
・2023年 春の臨時列車運転について(北陸新幹線・北陸エリア)
・2023年 春の臨時列車運転について(岡山・福山・山陰・広島・山口エリア)
・【山陽新幹線】臨時列車の追加運転のお知らせ(3/16~5/7)
○JR九州 2023年春季期間(3月~6月)の臨時列車運転のお知らせ~春休み・ゴールデンウィーク期間を中心に臨時列車を増発運転します!~
JR北海道
毎年運行されている「SL冬の湿原号」と「流氷物語」は今年の冬も運行されます。
2年ぶりの復活!SLで運行の冬の湿原号
2022年の運行より1・5号車のリニューアルが行われ「たんちょうカー」としてデビューしていました。2023年は残る2~4号車はリニューアルが行われ、「ストーブカー」としてデビューすることになりました。
【SL冬の湿原号】運転日:1/21、22、27-29、2/3-12、17-19、23-26、
3/3-5、10-12、17-19、21日
時刻:釧路発(11:05)→標茶着(12:35)
標茶発(14:00)→釧路着(15:42)
途中停車駅:東釧路、釧路湿原、塘路、茅沼
試運転の際、牽引予定だった蒸気機関車C11 171号機が故障し、2022年の冬の運行はすべてDE10が代役を果たしていましたが2023年は2年ぶりにC11 171号機での運行です。
▼DL 冬の湿原号乗車記はこちら▼
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【乗車記】蒸気機関車が故障 SL冬の湿原号乗車記(釧路→標茶)
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日本最大の湿原を見ながらノロッコ列車に乗ろう!
日本最大の湿原である釧路湿原。その湿原を列車から見ることができる観光列車が今年も運行されます!
6/10に運行される1往復のみ釧路~川原湯温泉駅までの延長運転が行われます。
【くしろ湿原ノロッコ号】
運転日:
・【1・2号】4/29、30、5/1-7、27-31、6/1-9、11-18、22-30
・【82・83号】6/10
時刻:
2号:釧路発(11:06)→塘路着(11:51)
1号:塘路発(12:17)→釧路着(13:05)
82号:釧路発(11:06)川原湯温泉着(13:32)
83号:川原湯温泉発(15:00)→釧路着(17:51)
途中停車駅:
(1・2号)東釧路、釧路湿原、細岡
(82・83号)東釧路、釧路湿原、細岡、塘路、標茶、摩周
2023年も運行!最北端を目指す急行「花たび そうや」
旭川~稚内間で運行される急行「花たび そうや」が2023年も運行されます!
【花たび そうや】
運転日:
・旭川発 稚内行:5/13、20、27、6/3
・稚内発 旭川行:5/14、21、28、6/4
時刻:
・旭川発(10:41)→稚内着(16:43)
・稚内発(8:34)→旭川着(14:46)
途中停車駅:
比布、塩狩、和寒、剣淵、士別、名寄、美深、音威子府、天塩中川、幌延、豊富、南稚内
全区間乗り通すと乗車時間は6時間超に渡る列車ですが、各停車駅で様々なおもてなしが待っているので楽しみながら乗ることができそうです!
今では珍しくなった「急行」の種別も特徴的です!
キハ183系ラストラン企画として札幌~函館・稚内・網走間で臨時特急を運転します。
2023年に引退予定となっているキハ183系特急車両を使用した臨時列車が北海道の各方面で運行が予定されています。
【キハ183系 北斗】
運転日: 3/25
時刻:札幌発(9:50)→函館着(14:15)
途中停車駅:東室蘭・新函館北斗
【キハ183系 ニセコ号】
運転日:3/26
時刻:函館発(9:47)→札幌着(15:12)
途中停車駅:ニセコ・小樽
【キハ183系 サロベツ】
運転日・時刻:
・4/1:札幌発(9:07)→稚内着(15:26)
・4/2:稚内発(9:30)→札幌着(15:58)
途中停車駅:旭川・名寄
【キハ183系 オホーツク】
運転日・時刻:
・4/9:札幌発(8:05)→網走着(14:17)
・4/10:網走発(10:00)→札幌着(15:58)
途中停車駅:旭川・遠軽・北見
※グリーン車3両連結
どの列車も途中停車駅が2~3個しかなく、定期列車も驚くような駅数ではないでしょうか!
また最後のオホーツク号では5両中3両がグリーン車という超豪華編成!
北海道を長年走り抜けたキハ183系の旅を楽しみたいところですね!!
JR東日本
お花見など春のイベントにあわせて各路線で様々な臨時列車が運行、また一部の臨時列車では185系を使った臨時列車の設定もありました。
まもなくラストラン!釜石線を走るSL銀河
岩手県の内陸部花巻駅と沿岸部釜石駅を結ぶ蒸気機関車牽引の観光列車「SL銀河」。定期運行は2023年6月3、4で終了、最終運行は6月10、11日に設定される旅行商品専用の団体臨時列車になるとのことです。
【SL銀河】
運転日
・花巻→釜石:3/25、4/1、8、15、22、29、5/3、6、13、20、27、6/3
・釜石→花巻:3/26、4/2、9、16、23、30、5/4、7、14、21、28、6/4
時刻:花巻発(10:36)→釜石着(15:10)
釜石発(9:57)→花巻着(15:19)
使用車両:C58-239+キハ141系 4両(全車指定席)
2日で1往復の運行なので非常に予約が取りにくいかもしれません。車内は宮沢賢治作「銀河鉄道の夜」の世界観にあふれる楽しい列車です。ぜひ乗ってみてはいかがでしょう。
▼釜石発花巻行のSL銀河の乗車記はこちら▼
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【乗車記】まもなく運行終了! 岩手を走るSL列車「SL銀河」乗車記(釜石→花巻)
通勤・通学に便利な臨時特急の運行!
塩尻駅~長野駅間に新たな特急が運行を開始します。
運転日:3/20、22-24、27-31、4/3-7、10-14、17-21、24-28、5/8-12、15-19、22-26、29-31、6/1、2、5-9、12-16、19-23、26-30
運行区間:
・信州1号:塩尻発(7:37)→長野着(8:59)
・信州2号:長野発(20:47)→松本着(21:49)
停車駅:松本、明科、篠ノ井
使用車両:E353系 3両(1,3号車:自由席、2号車:指定席)
あずさやかいじで使用されているE353系の付属編成を使用した臨時特急になります。「信州1号」はかつての「おはようライナー」のような運用なのが特徴的ですね。
谷川岳もぐら・ループ号は185系での運行!
先日の臨時列車にて快速から特急へ格上げ、これまで使用していたリゾートやまどり編成の廃車、E257系での運行と話題に事欠かない臨時列車でしたが、なんと春の臨時列車では185系での運行と発表がありました。
運転日:6/3、4、17、18時刻:谷川岳もぐら:大宮発(10:37)→越後湯沢着(13:38)谷川岳ループ:越後湯沢発(15:19)→大宮着(18:24)使用車両:185系 6両(全車指定席)
▼谷川岳もぐら・ループの乗車記はこちら▼
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【谷川岳もぐら号】土合駅に長時間停車!臨時快速谷川岳もぐら号乗車記(大宮→越後湯沢)
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【谷川岳ループ号】ループ線で上越国境を下る!臨時快速谷川岳ループ号乗車記(大宮→越後湯沢)
宇都宮線に特急が復活!「とちぎ1号」が運行
JR東日本が発表した「追加で運転する臨時列車」で大宮~宇都宮間で臨時特急列車「とちぎ 1号」が運転されることが発表されました。
専用のヘッドマークを掲げての運行になるそうです。
【とちぎ 1号】
運転日:3/25
時刻:大宮(9:30)→宇都宮(10:45)
途中停車駅:なし
使用車両:185系 6両
1日限りの運行ですが残り数少ない185系での運行であり、「とちぎ」と名のついた特急も2010年に廃止された「ホームタウンとちぎ、おはようとちぎ」以来になりますね。
大宮~宇都宮間がノンストップ運転というのも面白そうです!
上越線・信越線を走るSL、DL、EL列車が運行
2023年も高崎地区で運行されているSL、DL、ELの運行が始まります。
最初の発表では電気機関車(EL)での運行予定だった列車が蒸気機関車(SL)もしくは蒸気機関車+電気機関車での運行へ変更との発表がありました。
さらに今回の使用客車は「旧型客車」とのことで、蒸気機関車と旧型客車という国鉄時代を思われる運行になりそうです。
【SLレトロぐんま水上】
運転日:4/8、30、5/4、7
時刻:高崎発(9:56)→水上着(12:03)
水上発(15:15)→高崎着(17:14)
使用車両:SL+旧型客車6両(全車指定席)
【EL・SLレトロぐんま横川】
運転日:4/9、29、5/3
時刻:高崎発(9:47)→横川着(10:49)
横川発(14:15)→高崎着(15:18)
使用車両:SL+旧型客車6両(全車指定席)+EL
【EL・SLぐんま横川】
運転日:4/8、30、5/4、7
時刻:高崎発(9:47)→横川着(10:49)
横川発(14:15)→高崎着(15:18)
使用車両:SL+12系客車5両(全車指定席)+EL
JR東海
キハ85系での臨時列車が運行予定
3月のダイヤ改正にて「特急ひだ」はキハ85系は全てHC85系へ置き換えが発表されていますが、2日間だけ今回の臨時列車で早速キハ85系が復活するようです。
【キハ85系 ひだ】
運転日:4/14、15のみ
時刻:
ひだ83号 名古屋発(13:38)→高山着(16:24)
ひだ98号 高山発(20:52)→名古屋着(23:32)
春の高山祭に合わせた増便の影響でキハ85系での運行のようです、今のところ予定となっていますが、楽しみですね!
JR西日本
臨時特急「まほろば」の運転
新しく開業する大阪駅(うめきたエリア)にあわせて、大阪・新大阪と奈良を乗り換えなしで結ぶ臨時特急が土日・祝日に運転されます。
【まほろば】
運転日:3/25、26、4/1、2、8、9、15、16、22、23、
5/27、28、6/3、4、10、11
時刻:大阪発(9:58)→奈良着(10:56)
奈良発(17:41)→大阪着(18:43)
使用車両:287系 3両(全車指定席)
経路は大阪~新大阪~おおさか東線へ入り久宝寺から大和路線に入る経路になりそうです。
最後に
2023年春の臨時列車についてJR各社からの発表でした。
観光地でのイベントが徐々に復活していることもあり、発表時点ではJR各社ともに様々な路線に臨時列車の運行を計画しているようです。
これまでに設定されてきた臨時列車の他、新規で設定された臨時列車もあるのでぜひ乗って鉄道の旅・各イベントへ出かけてみませんか。
今後も徐々に追加情報の発表があると思いますので、引き続き見ていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。