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【小さな旅ホリデーパス】南東北エリアのJR線が1日乗り放題のフリーきっぷ(2024年度版)

2021年6月18日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は福島・宮城・山形県の南東北エリアのJR線が1日乗り放題になるきっぷ「小さな旅ホリデー・パス」についてお届けします。

小さな旅ホリデー・パスとは

「小さな旅・ホリデーパス」とはJR東日本が発売しているフリーきっぷで、土・休日及びゴールデンウイークや年末年始のうち1日間限定ですが福島・宮城・山形県のフリーエリア内のJR線とBRTが乗り放題となるフリーきっぷです。

「小さな旅・ホリデーパス」のフリーエリアは以下の通り。

(引用:JR東日本小さな旅・ホリデーパス公式ホームページより)

フリーエリア内の路線

  • 新白河~平泉・利府:東北本線
  • 郡山~小野新町:磐越東線
  • 郡山~喜多方:磐越西線
  • 会津若松~只見:只見線
  • 福島~新庄:奥羽本線
  • 米沢~今泉:米坂線
  • 山形~左沢:左沢線

小さな旅・ホリデーパスの料金・購入方法

「小さな旅・ホリデーパス」の料金は

大人:2,720円
小児:1,350円

「小さな旅・ホリデーパス」は以下の場所で購入することができます。

フリーエリア内の

・JR東日本の駅の指定席券売機
・みどりの窓口
・JR EAST Travel Service Center(JR東日本 駅たびコンシェルジュ)
・提携販売センターおよび主な旅行会社

フリーエリア外では

提携販売センター・JR EAST Travel Service Center(JR東日本 駅たびコンシェルジュ)・主な旅行会社では、フリーエリアを着地に含む旅行商品と同時に発売。

基本的にフリーエリア内でしか発売していないので、購入する場合には一度フリーエリア内の駅で下車する必要があります。

小さな旅・ホリデーパスの発売期間・利用期間

「小さな旅・ホリデーパス」の発売期間と利用期間(2023年)は以下の通り。

発売期間:通年
利用期間(2024年度)
    :土・休日
    :4/29~5/5、7/20~8/31、12/23~1/7の毎日
 のうち1日間

とのことなので、毎週末とGW、夏休み、年末年始期間が利用期間になります。

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別途、特急券を買えば特急にも乗車可能!

青春18きっぷ等と異なり「小さな旅・ホリデーパス」はフリーパスタイプの乗車券です。そのため別途、特急券を購入すればフリーエリア内の特急列車に乗車可能です。

フリーエリア内の定期特急列車は以下の通り。

福島~新庄:山形新幹線

また、別途指定席券を購入すれば普通車指定席も利用可能です。

ここで注意したいのがフリーエリア内の東北新幹線は利用できません。

小さな旅・ホリデーパスで元を取るにはどれくらい乗る?

「小さな旅・ホリデーパス」は年中発売しているので南東北の鉄道旅では使いやすいフリーきっぷですが、元を取るにはどれだけ・どこまで乗ればいいのか気になってしまうところですよね。

また、フリーきっぷなのに単純往復だけで元が取れるの?のような疑問にもお答えしていきたいと思います。

このフリーきっぷは大人2,720円で、1日乗り放題です。

このきっぷを利用してどれくらい移動すればお得になるのか、フリーエリア内の主な駅間での片道運賃、往復運賃表にしてみました。

区間片道往復
郡山~会津若松¥1,160¥2,320
福島~山形¥1,520¥3,040
福島~新庄¥2,640¥5,280
福島~仙台¥1,340¥2,680
仙台~山形¥1,160¥2,332
仙台~新庄¥1,980¥3,960
仙台~石巻¥860¥1,720
仙台~女川¥1,170¥2,340
仙台~気仙沼¥2,410¥4,820
仙台~会津若松¥3,410¥6,820

福島駅を出発駅とすると山形・新庄の往復では元が取れますが、仙台では元が取れません。

片道で元を取るのはなかなか難しそうなので、往復利用もしくはエリア内を周遊する利用方法がよさそうですね。

小さな旅・ホリデーパスで鉄道旅に出よう!

「小さな旅・ホリデーパス」を使ってJR東日本の運行する南東北の列車の旅がおすすめ!。

フリーエリア内には以下のような観光列車・特急・快速列車の運行があります。

郡山~会津若松:快速「あいづ」

郡山~会津若松間の磐越西線を1日3往復走る快速列車です。

快速「あいづ」

  • 郡山→会津若松
    あいづ1号:郡山 10:41発 → 会津若松 11:50着
    あいづ3号:郡山 15:45発 → 会津若松 16:50着
    あいづ3号:郡山 15:45発 → 会津若松 16:50着
  • 会津若松→郡山
    あいづ2号:会津若松 9:09発 → 郡山 10:10着
    あいづ4号:会津若松 14:13発 → 郡山 15:19着
    あいづ6号:会津若松 17:10発 → 郡山 18:14着

車両の一部が改造され半室が指定席となっているE721系が使われています。

指定席はリクライニングシートで全14席しかありません。指定席以外であれば通常の快速列車と同様、運賃のみで乗ることができます。

指定席料金
 通常期・繁忙期:530円
 閑散期:330円

快速「湯けむり号」

東北本線、陸羽東線を経由して仙台~新庄駅間を走る快速列車です。

快速「湯けむり」

  • 仙台 9:07発 → 新庄 12:37着
  • 新庄 15:00発 →仙台 17:40着

キハ110系2両が使用され全車指定席です。

別途指定席券を購入すれば「小さな旅ホリデーパス」でも利用することができます。

陸羽東線の沿線には温泉地が多く「奥の細道ゆけむりライン」という愛称がつくほどの温泉地を巡ります。

途中には紅葉も見所の温泉地「鳴子温泉」へのアクセスにも便利な列車です。

快速「湯けむり号」の乗車記はこちら

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山形新幹線「つばさ」

「小さな旅・ホリデーパス」は東北新幹線には乗ることができませんが、別途特急券を購入すれば福島駅~新庄駅間で山形新幹線には乗ることができます。この区間では山形新幹線は「在来線特急」扱いになるためです。

庭坂駅~米沢駅間の奥羽本線では普通列車の本数が非常に少なく、時間帯によっては3~4時間普通列車が来ないことも。

一方で山形新幹線は1時間に1本程度運行があるので、この福島~米沢間を移動する場合は追加料金を払って山形新幹線を利用した方がより移動範囲が広がります。

山形新幹線「つばさ」の乗車記はこちら

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最後に

今回は福島・宮城・山形県の南東北で使えるフリーきっぷ「小さな旅・ホリデーパス」についてお届けしました。

通年で発売しており、土日だけでなく年末年始・GW・夏休み期間などの長期休み期間も使えるので比較的利用しやすいのではないでしょうか。

南東北の周遊観光や日帰り温泉旅でかけてみてはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

【JR東日本の広範囲に旅したい場合はこちら】

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北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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