みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は広島から呉まで「瀬戸内マリンビュー」という快速列車に乗車しましたのでその乗車記になります。
呉まで「大和ミュージアム」へ向かう際、広島駅に行ったらたまたま止まっていたので運良く乗ることができた列車です。
瀬戸内マリンビューとは?
JR西日本が広島駅~三原駅間を山陽本線・呉線経由で運行していた観光・快速列車です。
運行期間中は土曜・休日の週末に広島~三原間(2019年10月から運行最終日までは尾道まで延長運転)で1日1往復の運転がされていました。
2005年10月1日にデビューし2019年12月22日をもって引退しており現在では運転されていません。
使用車両
この瀬戸内マリンビューはキハ47形を改造して作られており、キハ47形7000番台となっています。
編成
1号車(宮島口方面)指定席
2号車(三原・尾道方面)自由席
の2両編成で運用されています。
停車駅
広島、呉、広、安芸川尻、安浦、安芸津、竹原、忠海、三原
瀬戸内マリンビュー乗車記
広島駅
呉線の呉駅まで行く用事があったので広島駅に来ました。

現在の広島口の新しい顔となっているJR西日本の227系電車で「Red Wing」の愛称で呼ばれています。
今回はこれに乗って呉駅まで行く予定だったのですが・・・
駅の行先掲示板を見てみると見慣れない「瀬戸内マリンビュー」なる列車名が出ていたのでまずは見に行ってみました。

広島駅7番線のホームには見慣れない列車が止まっていました。
これが今回乗車した「瀬戸内マリンビュー」です。
調べてみると自由席車両には乗車券のみで乗れるようなので、この列車に乗って呉駅まで行くことにしました。
車内

運転席の壁には「瀬戸内マリンビュー」のロゴが描かれていました。

操舵輪や円形の窓が船を想像させてくれます。
自由席の座席はロングシートとボックスシートの組み合わされた、セミクロスシートでした。
この瀬戸内マリンビューは広島を出ると呉までノンストップですが、呉線内は単線のため途中駅で対向列車交換をするため何度か運転停車をしました。
ちなみに広島~呉までの乗車時間の比較ですが
・普通列車:48分
・安芸津ライナー:33分
・快速マリンビュー:56分
マリンビューはノンストップのはずですが一番時間がかかっています!?
観光列車ということもあり、そこまで急ぐダイヤを組んでいないのかなと思うのと、瀬戸内海の綺麗な景色を見てもらいたいということなのかなと思います。
実際、綺麗な瀬戸内海の景色を見ながら乗っていられるのが良かったです。
呉駅到着

広島駅を出発すること約1時間。今回の目的地である呉駅に到着です。
先頭には船をイメージした浮き輪とオールが取り付けられていました。

側面には「SETOUCHI MARINE VIEW」の大きな文字が描かれていました。

呉駅にはマリンビュー用の停車位置目標もありました。

呉駅の駅名表はいかにも船の街って感じが出ていました。
戦艦大和の生まれた場所、今でも造船業が盛んな呉駅です。
今回乗った瀬戸内マリンビューは2020年10月3日より新たな観光列車「etSETOra(エトセトラ)」としてリニューアルされるようなので、また乗ってみたいです。
etSETOra(エトセトラ)の案内になります。