みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は東北新幹線「やまびこ号」の中でも東京駅〜仙台駅間で下り最速達となる「やまびこ131号」の乗車記をお届けします。
途中停車駅がわずか2駅しかなく、速達型の「はやぶさ」に引けを取らない所要時間で走り抜けるこの列車。
ぜひ最後までお付き合いください。
やまびこ号とは

「やまびこ号」は1982年の東北新幹線開業時より、東京駅〜盛岡駅間の速達型列車として運行を開始した列車種別です。
その後「はやて号」「はやぶさ号」の運行が始まると速達型の座を譲り、現在は東京駅〜仙台・盛岡駅間を結ぶ中距離型の新幹線として運行されています。
一部の列車では、福島駅から在来線に入り山形・新庄駅を結ぶ「つばさ号」と併結して運転されています。
使用車両はE2系のほか、E5系・H5系、およびE5系・H5系とE6系を併結した編成が運用に入ることがあります
最速達型やまびこ号の停車駅・時刻
東京駅〜仙台駅間の途中停車駅が大宮・福島の2駅のみという「やまびこ」は、1日1往復のみの運行です。
「やまびこ131号」仙台行きと「やまびこ124号」東京行きの停車駅・時刻は以下の通りです。
| 停車駅 | やまびこ131号 | やまびこ124号 |
|---|---|---|
| 東京駅 | 9:24発 | 9:35着 |
| 大宮駅 | 9:46着 9:47発 | 9:13着 9:14発 |
| 福島駅 | 10:45着 10:50発 | 8:07着 8:15発 |
| 仙駅駅 | 11:13着 | 7:45発 |
「やまびこ131号」の所要時間1時間59分、「やまびこ124号」は1時間50分とどちらも2時間を切るダイヤが組まれています。
2024年3月のダイヤ改正より使用車両がE2系からE5系へ変更、また併結相手の山形新幹線も新型のE3系からE8系に変更になり最高速度が275km/hから300km/hに上がりました。
最速達「やまびこ131号」乗車記
出発は東京駅から
北海道・東北・秋田・山形・新潟・金沢各方面への新幹線の始発となる東京駅からいよいよ出発。

今回乗車する「やまびこ131号」は9時24分に東京駅21番線から発車します。1本前の「やまびこ129号」と比べても途中停車駅がぐっと少なく、その"速達ぶり"が際立ちます。

9時14分、定刻より2分遅れで仙台・新庄発の「やまびこ・つばさ122号」が入線。車内整備の後、折り返し今回乗車する「やまびこ・つばさ131号」仙台・新庄行きになります。
「やまびこ131号」は途中の福島駅まで「つばさ131号」と併結して運転されます。
上野駅を通過

9時27分、定刻より3分遅れで混雑する東京駅を出発。元々遅延していたこともあり、乗車が終わると慌ただしく動き始めました。

北へ向かう列車のターミナル駅・上野駅。ほとんどの新幹線が停車するこの駅を、「やまびこ131号」は減速することなく堂々と通過します。「やまびこ号」で上野駅を通過できるのは下り「やまびこ131号」と上り「やまびこ124号」の1日2本だけです!

赤羽駅を過ぎると東北新幹線に並走するように埼京線が現れ、あっという間に追い抜く場面が見られます。新幹線の速度を改めて実感できる区間です。
今回は遅延発車の影響か、上野〜大宮間のほとんどを速度制限いっぱいの130km/hで走行していました。
大宮駅からは連続通過

9時48分、2分遅れのまま大宮駅に到着。大宮駅からは多くの乗客が乗り込み、座席は満席になりました。
大宮駅を出ると次の停車駅は福島駅。小山・宇都宮・那須塩原・新白河・郡山の各駅を全て通過します。車内放送でも「次は福島駅まで停車しません」というアナウンスが流れます。うっかりしていると福島まで連れて行かれてしまうので要注意!

大宮駅を出発し最初の駅、小山駅を通過。大宮駅出発後は最高速度275km/hで快走。

栃木県の県庁所在地・宇都宮駅の上りの待避線にはE5系の「やまびこ54号」東京行きが停車中でした。
その後も那須塩原、新白河と通過し、「白坂の関」を越えて栃木県から福島県へと入ります。

福島駅手前の郡山駅をゆっくりと通過。この日は先行列車の遅れによるダイヤ乱れで速度調整が行われていました。
福島駅でつばさ号と解結

10時49分、定刻より4分遅れで福島駅に到着。
福島駅では「つばさ号」との解結作業と、後続「はやぶさ13号」の通過待ちのため約5分間停車します。ホーム上では多くの乗客や鉄道ファンが解結の瞬間を見守っており、「やまびこ号」に乗車していれば自分もその作業を目の当たりにできます(乗り遅れには十分ご注意を!)。
先行して「つばさ号」が出発し、信号が変わり次第「やまびこ号」も発車。

後続の「はやぶさ13号」も遅れていたため、福島駅を5分遅れの10時55分に出発しました。
なお、福島駅の仙台方では山形新幹線の新しいアプローチ線工事が着々と進んでいます。このアプローチ線が完成すると、「つばさ号」が下り線を逆走する珍しい光景は見られなくなります。今のうちに記録しておくのもおすすめです。
北を目指して走行

福島駅を過ぎると全長11,215mの蔵王トンネルへ突入。このトンネルの中で福島県と宮城県の県境を越え、いよいよ宮城県へ入ります。
最後の途中駅・白石蔵王駅も通過!仙台まであと少しです。
仙台に到着

ふるさとチャイム「斎太郎節」とともに仙台駅到着のアナウンスが流れます。終点の仙台はもう間もなく。

11時16分、定刻より3分遅れで終点・仙台駅に到着。
折り返し東京行きになる関係で到着直前に上り線へ転線し、到着ホームは14番線でした。
まとめ|最速達便のやまびこ131号
今回は「上野も郡山も通過!途中停車わずか2駅、やまびこ最速列車「やまびこ131号」乗車記(東京→仙台)」をお届けしました。
上野をはじめ多くの途中駅を通過し、東京〜仙台間を2時間を切るダイヤで走り抜けるこの列車。途中の福島駅では「つばさ号」との解結作業も見られるなど、鉄道ファンにとっても見どころの多い1本です。
最速の「やまびこ号」は1日上下1本ずつの運転。
機会があれば、ぜひ乗ってみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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