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東海道新幹線が運転見合わせになった時の鉄道での迂回ルートのまとめ

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

東京〜大阪を結ぶ東海道新幹線。東西の大都市を結び日本の大動脈とも呼ばれておりビジネス、観光にとても便利な列車です。

しかし、大雨などの気象災害や事故などで「運転見合わせ」となってしまうと目的地にたどり着くことができず困り果てることも・・・。

今回は東京〜大阪間の東海道新幹線が運転見合わせとなった場合、東京〜名古屋、大阪間の鉄道での迂回ルートについてお届けします。

迂回ルートの概略図

非常時の参考になれば嬉しいです。

敦賀延伸で変わる北陸新幹線ルート

2024年3月に北陸新幹線の金沢〜敦賀間が開業しました。これにより東京〜福井間のアクセスが向上したことはもちろんですが、東海道新幹線の迂回ルートとしての役割をより担うようになりました。

また、敦賀駅では大阪方面に向かう特急「サンダーバード」と名古屋方面に向かう特急「しらさぎ」に接続するので、最低1回の乗り換えで大阪、名古屋方面のどちらにも移動することができる便利なルートです。

区間ルート所要時間料金
東京〜大阪北陸新幹線、湖西線経由約5時間20,760円
東京〜名古屋北陸新幹線、北陸本線経由約5時間30分20,760円

東京〜敦賀間の速達型の新幹線は「かがやき」ですが早い分人気かつ全車指定席の列車ということもあり、迂回時には乗れないことも。そんな時は次点で早く、自由席もある「はくたか」を利用してみてください。

中央線ルートは2通り

中央線ルートでは大きく2通りあり、東京〜長野まで北陸新幹線、長野〜名古屋まで特急「しなの」で移動する長野経由と新宿〜塩尻まで特急「あずさ」、塩尻〜名古屋まで特急「しなの」で移動する塩尻経由があります。

長野経由(北陸新幹線+特急「しなの」)

長野経由の場合、まず東京駅から北陸新幹線で長野駅を目指します。長野駅は北陸新幹線の全ての種別(かがやき、はくたか、あさま)が停車するので特に新幹線を選ぶ必要はないでしょう(速達型、停車型はありますが)。

長野駅に着いたら、長野駅始発の特急「しなの」に乗り換えて名古屋駅を目指します。長野駅〜松本駅の間にはスイッチバックのある数少ない駅「姨捨駅」を横目に通過、車窓には善光寺平の景色を見られるところもあるので景色を楽しみつつ移動していきましょう。

区間ルート所要時間料金
東京〜名古屋北陸新幹線・篠ノ井線・中央西線経由約5時間15,520円

塩尻経由(特急「あずさ」+特急「しなの」)

塩尻駅を経由する場合は特急列車を2本乗り継ぐルートです。始発駅は基本的に新宿駅です。

新宿駅から中央線の特急「あずさ」で途中の塩尻駅まで行き、塩尻駅からは名古屋駅までの中央西線を走る特急「しなの」に乗り継いで移動します。

区間ルート所要時間料金
新宿〜塩尻〜名古屋中央線、中央西線経由約5時間12,080円

新宿駅〜松本駅までを結ぶ特急「あずさ」は全車指定席で通常時でも多くの座席が埋まる程人気の列車です。そのため、非常時の迂回となると座席指定ができず座れない可能性もありますが、こんな時は「座席未指定券」を購入すれば車端部のデッキ等に立ち乗車にはなりますが乗ることができます。

高山本線経由は本数が少ないマイナールート

現在はHC85系に変わっています

北陸新幹線で富山駅まで移動し、富山駅から高山本線を利用して名古屋駅を目指すルートです。

ただし、先に紹介した3つのルートよりも運行本数がかなりが少なく、特に富山発の特急「ひだ」が1日4本しかなく、普通列車では移動時間がとてもかかるので注意が必要です。

区間ルート所要時間料金
東京〜名古屋北陸新幹線・高山本線経由約6時間20分19,920円

高山駅〜名古屋駅間では特急「ひだ」は1時間に1本程度の運行本数がありますが、富山駅〜高山駅までの普通列車の本数もかなり少なく途中の猪谷駅で乗り換えが必要なることを考えると、迂回ルートとしてはできれば避けたいところです。

最後に

これまでの迂回ルートをまとめてみると以下の表の通り。

区間ルート所要時間料金
東京〜大阪北陸新幹線、湖西線経由約5時間20,760円
東京〜名古屋北陸新幹線、北陸本線経由約5時間30分20,760円
東京〜名古屋北陸新幹線・篠ノ井線・中央西線経由約5時間15,520円
新宿〜塩尻〜名古屋中央線、中央西線経由約5時間12,080円
東京〜名古屋北陸新幹線・高山本線経由約6時間20分19,920円

今回は東海道新幹線が運転見合わせとなった場合の東京駅〜名古屋駅・大阪駅への迂回ルートについてお届けしました。

北陸新幹線の敦賀駅延伸によって北陸ルートが比較的利用しやすくなったのかなと感じています。所要時間に関しては乗り継ぎ時間や列車の停車駅によって若干異なりますので目安として見ていただければと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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