札幌駅は北海道の鉄道の中心ということもあり、各方面への特急列車の始発駅となっています。
特に朝の時間6時35分発のライラック1号から8時30分発のライラック5号までの間が、函館本線・千歳線それぞれの方面へ特急列車が出発していくの駅で写真を撮っていてとても楽しい時間だと思います。
特急 おおぞら 1号
札幌 6時48分発 スーパーおおぞら1号(現:おおぞら1号)です。
札幌から釧路まで348.5㎞を4時間10分かけて走ります。
283系気動車がまだ現役でまだ多く走っています。最近では一部の列車が新型の261系に置き換えられているので今後の動きが気になります。
特急 北斗 4号
札幌 6時52分発 函館行 スーパー北斗4号(現:北斗4号)
札幌から函館まで318.7㎞を3時間48分かけて走ります。
札幌と函館という北海道の2大都市を結ぶ特急でビジネス客や観光客など多くの人の足として活躍しています。
需要の大きい特急なので繁忙期には最大10両まで増結されて運用されます。
特急 オホーツク 1号
札幌6時56分発 網走行 特急オホーツク1号です。
札幌から網走まで374.5㎞を5時間21分かけて走ります。
グリーン車にかつて北斗で使用されていたハイデッカー車両が使われたり、前面展望が見られたり、遠軽で方向転換を行うため乗客自身で座席の転換を行うなど特徴のある特急です。
【特急 オホーツ乗車記はこちら】
特急 すずらん 2号
札幌7時30分発 東室蘭行 特急すずらん2号です。
札幌から東室蘭まで129.2㎞を1時間28分で走ります。
札幌と東室蘭・室蘭までの通勤・通学的役割と北斗の止まらない駅の需要の保管の役割を担っています。
この「すずらん2号」は紹介する特急 宗谷との札幌駅同時発車、札幌~平和駅までの並走が楽しめる列車です。
【特急 すずらん乗車記はこちら】
特急 宗谷
札幌7時30分発 稚内行 特急宗谷です。
札幌から稚内まで396.2㎞を5時間10分かけて走ります。
日本で第2位の長距離を走る特急列車で、日本最北端の駅である稚内駅までを結ぶことで有名です。
前述した「すずらん2号」と同時発車、平和駅付近までの並走を楽しめる列車です。
【特急 宗谷乗車記はこちら】
特急 ライラック 3号
札幌7時49分発 旭川行 特急ライラック3号です。
札幌から旭川まで136.8㎞を1時間36分かけて走ります。
道央の中心である旭川と札幌を結んでいます。
元は青森と函館を結ぶ青函連絡特急として活躍していたスーパー白鳥に使われていた789系0番台が使われています。
臨時特急 フラノラベンダーエクスプレス 1号
札幌7時53分発 富良野行 臨時特急フラノラベンダーエクスプレス1号です。
札幌から富良野まで138.1㎞を1時間56分かけて走ります。
ラベンダー咲く季節に札幌と富良野を直接結ぶために臨時運行されている臨時特急です。
2019年までは2種類の車両が使われていましたが、2019年に上の写真のクリスタルエクスプレスが廃車となり、現在では下のノースレインボーエクスプレスのみが運行されています。
この車齢も30年弱経過しているので今後の動向が気になる車両です。
【臨時特急 フラノラベンダーエクスプレス乗車記はこちら】
特急 とかち 1号
札幌7時58分発 帯広行 特急 とかち1号です。
札幌から帯広まで220.2㎞を2時間43分かけて走ります。
十勝地方の中心都市の帯広と札幌を結び、ビジネス・観光客の足として活躍しています。
特急 ライラック 旭山動物園号(ライラック5号)
札幌8時30分発 旭川行 特急ライラック旭山動物園号です。
札幌から旭川まで136.8㎞を1時間36分で走ります。
平日はライラック5号として運行され、土日祝日にはライラック5号のダイヤを使ってライラック旭山動物園として運行されます。
車中には動物のぬいぐるみとの写真撮影用ブースなどが設置されており、観光列車として運行されます。
まとめ
朝の札幌駅は北海道各方面に向かう列車が多く出発・到着するので見ていて飽きないところです。
今回の時間帯については「北斗」、「ライラック」、「カムイ」など本数の多い特急に加え、1日1往復の「オホーツク」、「宗谷」の出発を見ることができるため、特急列車のゴールデンタイムだと思っています。