みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は2017年12月の臨時夜行快速ムーンライト信州81号の乗車記になります。
1年間の運転本数が少なく、各季節のダイヤ発表時にはダイヤが設定されているか注目されていた列車でした。
ムーンライト信州とは
新宿から白馬までを中央本線・篠ノ井線・大糸線経由で結んでいた臨時快速列車です。
主に登山客やスキーヤーを対象とした列車でしたが、18きっぷで乗れる夜行列車ということもあり、18きっぷシーズンでは人気の列車でした。
停車駅と時刻表
ムーンライト信州は登山客やスキーヤーを対象とした列車だったため、新宿発のみ設定されています。白馬発はありません。
料金
ムーンライト信州は全車指定席だったため乗車券(18きっぷ)の他、座席指定席券が必要でした。
座席指定席料金:520円(閑散期:320円)
使用車両
長野車両センター所属 183・189系 6両 (N102)
ムーンライト信州乗車記
出発は深夜の新宿駅
新宿駅の特急列車用ホームの9番線には、今回乗車するムーンライト信州8号の案内が出ていました。
新宿出発は日付の変わる直前の23時54分です。
ホームに降りるとすでに入線していました。
今回のムーンライト信州に使われる車両は長野車両センター所属の183・189系 あさま色です。
今回の目的地は長野県の白馬です!
運転席下の「ASAMA」の文字が残ります。
残念ながらこの車両は2019年3月28日に運行終了、6月25日付で廃車となっています。
乗車した日は満席で、乗客はスキー客や鉄道ファンでにぎわっていました。
定刻通り23時54分深夜の新宿を出発し中央線を西に進みます。
白馬に到着
中央本線・篠ノ井線・大糸線を走り抜けムーンライト信州は目的地の白馬駅に到着しました。
到着後、回送と出発するまで時間があったのでいろいろ写真を撮ってみました。
到着した白馬駅では雪が降り積もっていて、雪国まで来たなと感じました。
雪のなか停車している特急型車両はかっこいいです!
幕回し
白馬駅で幕回しをした際、なかなか見ることができない幕を見ることができました。
ムーンライト信州
今回乗ってきたムーンライト信州です。
快速 アルプス
快速アルプスとして運行されたことはなかったかと思います。
「快速 北アルプス」 などで運行されたことはあるようですが?昔走っていたのは「急行 アルプス」のはずです。
はまかいじ
横浜駅から横浜線経由し八王子から中央本線に入り松本駅まで運行されていた「はまかいじ」の幕もありました。
妙高号
長野駅から直江津駅まで信越本線経由(現:しなの鉄道、えちごトキメキ鉄道)で結んでいた普通列車(一部快速)です。
あさま
上野駅から碓氷峠を超えて長野駅まで運行されていた「特急 あさま」の幕です。
今回乗車した189系もあさま運用時では9~11両の長編成で運行されていました。
普通
快速
快速幕です。
回送
回送幕
幕回しではいろいろ珍しいものを見せてもらいました。
最後は「回送」となり、松本方面に出発していきました。
白馬駅
回送列車の出発した白馬駅は列車がいなくなり閑散としていました。
始発列車がまだ来ていない白馬駅です。駅舎内には始発列車を待つ乗客がたくさんいます。
ムーンライト信州からの乗客は南小谷方面・信濃大町方面の始発列車まで待機する人と、スキーなど山の方面に行く人とそれぞれ分かれていきました。
私はこの後、信濃大町行の始発列車で信濃大町・松本まで戻りました。
まとめ
ムーンライト信州は2018年の運行を最後にされていません。
ムーンライト信州で使用されてきた189系も廃車となってしまったため、今後の運行は難しいのかなと思いますが、季節限定でもいいので復活してほしいです。
【その他の189系の乗車記は以下にあります】