みなさんこんにちは、tomotabitripです。
北海道の小樽よりさらに西側にある積丹半島の神威岬に行ってきました。
今回は素晴らしい景色の神威岬の紹介になります。
神威岬とは
神威岬は北海道の積丹半島の最西端にある岬で、ニセコ積丹小樽海岸国定公園に指定されています。
駐車場から尾根沿いに続く「チャレンカの小道」と呼ばれる遊歩道を770mほど歩くと先端まで行くことができます。
また積丹半島の海は特徴的な青さから「シャコタンブルー」とも表現されています。
場所・アクセス
神威岬までの主な場所からの自動車での所要時間はだいたい以下のような感じになっています。
小樽駅から:約1時間30分程度
札幌駅から:約2時間程度
新千歳空港から:約3時間程度
地図で見ると近そうですが実際は割と遠い・・・(北海道だとありがちですね)
神威岬
今回は小樽を出発して海岸沿いを走り神威岬の付け根の駐車場までやってきました。
岬の付け根部分では、広い駐車場と上の写真のような広場になっており、トイレや自動販売機、休憩所(が設置されています。
石を使った案内板では神威岬でのオススメビューポイントが掲示されていました。
早速目の前にある丘の遊歩道を登っていきます!
木で整備された階段状の遊歩道をある程度登り振り返って駐車場の方を見てみると、ここだけでもなかなかいい景色ではないでしょうか。
先はまだまだ続きます。
神威岬 展望台
神威岬の先端に行く前に神威岬 展望台へ来てみました。
この展望台からは写真のような神威岬の全体を見ることができます。
そして、これから行く予定の「チャレンカの小道」も小さく見ることができ、先端までの道のりはまだまだ長いことがわかります!
展望台での写真や景色を満足した後は、「チャレンカの小道」へと向かいます。
女人禁制の門
神威岬の入口となる、女人禁制の門です。
現在では特に制限なく観光地となっている場所ですが、はるか昔(1691~1855年)までは女人禁制の地とされていました。
ここから先は強風などの気象状況に応じて通行止めになる可能性があります。
チャレンカの小道
女人禁制の門を通って先端を目指していきます。
チャレンカの小道は尾根に沿って道ができている様子がよくわかります。
3つのせり出した地形が見えたら「念仏トンネル」というビューポイントがあります。
念仏トンネルは全長60mのトンネルで1918年に開通し、かつては神威岬先端への唯一の道として灯台守の人たちなどが使用していました。現在では通行禁止となっています。
道の半分くらいまでは岩陰に隠れたりしていたので風はそこまで強く感じなかったのですが、先端までの残り半分は写真のように完全に尾根に沿って道ができており、風よけになるようなものがないのでかなり風が強く感じました。
強風などで立ち入り禁止になるのもわかりました・・・。
風は強いですが、両側にシャコタンブルーの海を見ることができ景色はとっても良いです。
神威岩に到着
今回の目的地である神威岬の先端・神威岩に到着。
入口からここまで写真を撮りながらゆっくり来たので約40分ぐらいかかりました。
神威岬の伝説では岬から身投げしたチャレンカが神威岩になったとか・・・。
先端から神威岩を見ると小さく感じますが実際は高さ41m、1周約50mもある大きな岩だそうです。
神威岬灯台
神威岬には1888年8月25日に北海道では5番目の灯台として神威岬灯台が設置されました。1923年、1960年と二度の建て替えが行われ1960年に無人化されるまでの72年間、灯台守の人たちが長く守ってきた灯台です。
念仏トンネルもこの灯台守の人たちのために作られました。
帰りも絶景
岬の先端で写真や景色を楽しんだら来た道を折り返します。
帰り道で一度は見ることをオススメする景色がこちらになります。
今まで歩いてきた道を見ていますが、人工物がほとんどない広大な大自然の景色が絶景です。
もちろん、アップダウンの激しいチャレンカの小道をまた戻らなければならないということも感じますが・・・。
神威岬に行ってみて感じた注意点
・水分は持っていく必要あり!
駐車場にか自販機はありません。あらかじめペットボトルなどを持って行った方が良いでしょう。
・トイレは事前に!
自販機同様、途中にトイレはありません。
駐車場の公衆トイレかカムイ番屋のトイレで済ませておきましょう。
・歩きやすい靴
往復1時間半~2時間程度歩きます。また途中には金網のところもあるのでスニーカーなどの歩きやすい靴がオススメです。
ヒールのような靴は避けた方がいいです。
・1枚羽織れるものがあれば安心
風が強いので駐車場にいる時よりも体感温度が下がって、肌寒く感じることがありました。そのため1枚羽織れるものがあると安心かもしれません。
・風で飛ばされないように注意
風が強いので身に着けているものが飛ばされないように注意が必要です。
私が訪れた際では、風が強くて帽子等が飛ばされないように抑えている人が多かったです(鞄の中などにしまってしまうのが安心かもしれません)
最後に
シャコタンブルーの海と絶景を楽しむことができる神威岬。
札幌・小樽から少し距離はありますがぜひ一度は行ってみることをオススメします。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。