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【185系引退】185系の定期運用から引退へ 特急踊り子乗車記(伊豆急下田⇒東京)

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は2021年3月のダイヤ改正にて定期運用から引退となる185系特急踊り子の乗車記になります。

乗車した時のは2020年1月で、この時はちょうど251系スーパービュー踊り子引退直前の時期でした。

 

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特急踊り子

特急踊り子は東海道線・伊東線・伊豆急行線、伊豆箱根鉄道経由して東京~伊豆急下田・修善寺を結ぶ列車です。

 

湘南新宿ラインが開業すると池袋・新宿発着の踊り子が設定、上野・東京ラインが開業すると我孫子発着の踊り子が設定されました。

185系特急電車

185系はこれまで使用されてきた153系電車の置き換えのために国鉄が導入した電車です。0番台は東海道線・伊東線などの暖地使用、200番台は高崎線・上越線などの寒冷地仕様となっています。

 

特急型車両でありながら通勤・通学といった需要にも対応するように設計されました。そのため他の特急型車両と比べてドアが大きかったり、窓の開閉ができたりと個性のある車両となっています。

 

様々場所で活躍していた車両で、

 

・特急踊り子

・臨時快速ムーンライトながら

・湘南ライナー・おはようライナー

・新幹線リレー号

・特急水上

・特急草津

・特急あかぎ           等

 

として使用されてきました。

 


 

 

 

特急踊り子乗車記

185系・251系

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伊豆急下田駅で東京からそれぞれやってきた251系スーパービュー踊り子と185系踊り子号が顔を並べます。

 

251系スーパービュー踊り子は2020年3月のダイヤ改正で引退・その後廃車となってしまいました。

出発は伊豆急下田駅から

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伊豆急下田駅で伊豆急8000系と並ぶ185系を撮ってみました。

 

伊豆急下田駅は頭端式ホームとなっており列車の先頭車側から写真を撮ることができます。

 

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踊り子といえばこのヘッドマーク。川端康成「伊豆の踊子」がもととなっています。

 

ヘッドマークを掲げる特急列車が減ってきている中で貴重な存在です。

車内探索

普通車

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普通車のシートはモスグリーンのモケットとなっています。座席配置は2人×2人の横4列の配置となっています。シートピッチは910㎜となっています。

 

グリーン車

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グリーン車のシートはグレーのモケットとなっています。座席配置は普通車と同様の2人×2人の横4列の配置となっています。

シートピットは1,160㎜と普通車より広くとられています。

 

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グリーン車の入り口はすりガラスとなっており、車内が見えないような作りになっています。またガラスの中央に「グリーン車」という表示の仕方が国鉄時代に作られた電車というのを感じます。

 

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テーブル裏面の案内には上越線・高崎線で活躍していた名残の案内が残っていました。

 


 

 

 

グリーン車が2両の豪華列車

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最近の特急列車ではグリーン車は1編成に1両もしくは半室もしくは無しというのが流れですが、185系踊り子では10両編成中2両がグリーン車という豪華編成となっています。

 

かつての特急全盛期時代の名残のまま運転していました。

窓が開閉可能!

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特急列車の窓は基本的の固定式ですが、185系は普通列車運用も考慮されていたので窓が開閉式となっています。

 

100㎞/hの走行中でも窓が開けることができるのは今では185系以外特急型車両ではないでしょう。強風が入ってくるのでで周りの乗客に迷惑かからないように注意です。

 

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伊豆急下田を出発すると河津桜で有名な河津駅や伊豆急行線の車庫がある伊豆高原駅に停車しながら、伊豆急行線を北上していきます。

 

天気が良いと上り列車では進行方向右側に大島をはじめ伊豆七島を見ることができます。

伊東駅到着

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伊豆急下田駅を出発して約1時間。JR線と伊豆急行線の境界駅となる伊東駅に到着です。 ここからはJR線を走行するので乗務員の交代が行われます。

 


 

 

 

東海道線を快走

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今回乗車した踊り子108号は踊り子が各駅タイプだったので、伊東を出ると熱海・湯河原・小田原・大船・横浜・川崎・品川・終点東京の順に停車していきます。

 

観光地である熱海駅からは多くの乗車があり、乗っていた車両も半分くらいの席が埋まりました。

熱海駅では修善寺方面からの踊り子と連結する列車もあります。

 

東海道線内は線形も良いので、185系の特徴でもあるMT54の爆音モーターうならせながら特急らしく高速で走り抜けます。

 

横浜駅では乗っていた乗客の半分ぐらいが降りていきました。

横浜~熱海の需要が多そうですね。

終点東京に到着

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伊豆急下田を出発して2時間46分で終点の東京駅8番線ホームに到着。

ヘッドマークはすでに「回送」幕となっており、乗客全員の降車が確認できると回送列車として出発していきました。

最後に

今回は185系特急踊り子の伊豆急下田~東京駅の乗車記でした。

 

185系は1981年のデビューから40年、特急踊り子をはじめ様々なところで活躍していましたが、2021年3月のダイヤ改正で定期運用から引退となります。

 

2021年5月のゴールデンウィークでは臨時踊り子として活躍する姿は見れるようですが、今後の動向が気になるところです。

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。

 

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tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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