みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は青春18きっぷを使って、2020年5月6日で廃止となる末端区間を含む札沼線の全区間、札幌~新十津川までを乗り通したので、その紹介をしたいと思います。
札沼線とは?
札幌駅から石狩当別駅を経由して新十津川駅までを結ぶ路線です。
札幌駅から北海道医療大学の間は電化されており、6両編成で運行されている本数のある路線ですが、北海道医療大学から新十津川の間は非常に本数が少ない路線となっています。
1日1往復のみ!!
石狩当別駅から出発する列車ですが
・石狩当別~浦臼:1日5往復
・石狩当別~石狩月形:1日2往復
・石狩当別~新十津川:1日1往復
となっており、終点の新十津川まで行く列車は1日1本しかありません。
これが、始発列車が最終列車と呼ばれる所以です。
使用車両
札幌~石狩当別・北海道医療大学まで
・721系
・731系
・733系
・735系
エアポート快速などでも使われている通勤型車両を使っています。
石狩当別~新十津川まで
・キハ40形
で運用されています。
札幌から新十津川まで乗り通す
札幌~石狩当別
今回は札幌発6時39分 石狩当別行に乗車しました。
のちにこの選択が吉と出ました。
石狩当別到着
駅の案内掲示板では、7時45分発新十津川行の表示が。
これが今回新十津川まで乗車するキハ40形です。
石狩当別には7時18分に到着しましたが、すでに新十津川行の列車はホームに入線していました。
石狩当別~新十津川
さてここからが今回の旅のメインとなる、札沼線の末端区間、廃止区間となります。
途中駅では貨車を改造した駅舎などがあります。
新十津川方面になります。
この列車で唯一上下交換をする駅、石狩月形駅です。
この駅では23分ほどの停車がありますので、ホームに降りることもできます。
駅の中はベンチや畳がありました。
こんな設備はなかなか見ないですよね。
乗ってきた列車をホームから撮影しました。
交換列車が到着
浦臼発石狩当別行の列車と交換します。
2本の列車が並ぶ瞬間です。
ホームは狭いですが、鉄道好きの方が多く写真を撮ると思いますので安全には気を付けてください。
列車はのどかな石狩平野の田園風景の中を走っていきます。
終点の新十津川駅に到着
9時28分に新十津川駅に到着です。
乗ってきた列車は10時発石狩当別行最終列車として折り返しとなります。
新十津川駅の線路の先端は行き止まり。これ以上線路はありません。
この景色を見れるのもあとわずかです。
新十津川駅舎です。なかなか年季の入っている駅です。
ラストランまでの手作りの黒板もあります。毎日カウントダウンされていきます。
手作りなのがいい感じです!!
ここで駅の時刻表を見てみると…
見てびっくり!こんな時刻表があるのか!?っていう感じです。
新十津川駅の列車は10時発の1日1本ありません。
このため始発列車が最終列車となります。
駅前です。模型にでもなりそうな景色です。
記念写真はいかがでしょう?
駅舎では記念品の販売などもあります。
札幌発6時58分には乗らないほうがよい??
記事の最初に、「札幌発6時39分発に乗ったのが吉とでた」と書きました。
確かに、乗換案内では6時58分発の列車でも、新十津川行の列車には乗り換えられます。
通常ならこれで、問題ないですが・・・
ラストランが迫ってきているため、鉄道ファンが多く乗ります。
そのため、普通の乗り継ぎで行くとすでに満席となり、石狩当別~新十津川まで立ちで乗車する可能性があります。
せっかくなら座って景色を見ながら乗りたいですよね。
そのため少なくとも、1本前となる札幌発6時39分もしくはその1本前の6時21分に乗って、座席確保をした方がよいかもしれません。
ちなみに私が乗った日では、札幌発6時58分で乗ってきた乗客で満席、座れず立ちとなってしまった方がいました。
ラストランに向けてどんどん混雑すると思います。
乗りに行くなら、是非早めに行くことをオススメします。
この後の移動はどうする?
このまま10時発の最終列車に乗って石狩当別方面まで折り返してもよいのですが、新十津川駅か滝川駅までらバスもしくは徒歩で向かうことができます。
新十津川駅にはバスの案内もあります。
新十津川駅出発の様子は見られませんが、9時56分発の滝川駅行きのバスがあります。
新十津川駅からファミリーマート前のバス停までは徒歩で約5分です。
9時56分発滝川駅行バスで乗り継げる列車
【旭川方面】
10時22分発 旭川行 特急カムイ9号
10時52分発 旭川行 特急ライラック11号
12時13分発 旭川行 普通
【札幌方面】
10時22分発 札幌行 特急オホーツク2号
10時32分発 札幌行 特急ライラック16号
10時38分発 岩見沢行 普通