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【乗車記】JR最西端の佐世保と博多を結ぶ 特急みどり26号乗車記(佐世保→博多)

2022年5月21日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

佐世保から博多へ移動するなら、特急みどり号は所要約1時間52分・自由席4,220円で乗り換えなし1本。高速バスと競合する区間ですが、早岐でのスイッチバックや3路線乗り継ぎなど、乗り鉄目線の面白さも詰まった列車です。

今回は夕方の佐世保発・特急みどり26号に全区間乗車してきましたので、車内の様子や途中の見どころをあわせてレポートします。

特急みどり号とは

(引用:© OpenStreetMap contributors)

特急みどり号は、鹿児島本線・長崎本線・佐世保線を経由して博多駅と佐世保駅の間117.0kmを結ぶJR九州の特急列車です。おおむね1時間に1本の運転で、福岡〜佐世保間の主要アクセス列車として機能しています。

一部列車は博多〜ハウステンボス駅間を結ぶ特急ハウステンボス号と博多〜早岐間で併結して運転されています。また2022年9月の西九州新幹線開業以降は、武雄温泉駅で新幹線かもめと対面接続する「みどり(リレーかもめ)」としても運転されています。

停車駅

博多・(二日市)・鳥栖・新鳥栖・(吉野ケ里公園)・佐賀・肥前山口・武雄温泉・有田・早岐・佐世保

※( )は一部列車のみ停車

使用車両

  • 783系(ハイパーサルーン)
  • 787系(2026年3月改正より武雄温泉発着の一部列車に充当)

料金(2025年4月改定・通常期)

区間普通車自由席普通車指定席グリーン車
博多〜有田3,330円3,860円4,630円
博多〜佐世保4,220円4,750円7,020円

※指定席料金は通常期。閑散期は200円引き、繁忙期は200円増し、最繁忙期は400円増しです。
※早岐〜佐世保間は乗車券のみで普通車自由席に乗車できます。

特急みどり26号 乗車記(佐世保→博多)

出発前|783系ハイパーサルーンの車内をチェック

JR線最西端の佐世保駅にやってきました。今回乗車するのは17時42分発の特急みどり26号、終点の博多には19時34分着の予定です。

みどり号はおおむね1時間に1本の運転で、佐世保〜博多間のアクセスとして存在感のある列車です。

今回の車両は783系、愛称「ハイパーサルーン」の4両編成。佐世保駅には17時26分に到着しており、折り返し清掃を終えたところで乗車できるようになりました。

編成によっては片方の先頭車が貫通型になることもあるので、どちらが来るかも楽しみの一つです。

783系の最大の特徴は、乗降口が車体の中央にあること。これにより1両がA室・B室の2室に仕切られ、指定席・自由席の区分を柔軟に設定できる構造になっています。1989年のデビュー当時、この設計は画期的なものでした。ます。

普通車は2×2の横4列配置。各座席のモケットの色が異なりカラフルな印象で、普通車ながら全席にフットレストが装備されています。

佐世保→早岐|後ろ向きのまま走る約10分間

17時42分、列車は定刻通り佐世保駅を出発。夕陽に染まる佐世保港を車窓に見ながら、博多への旅が始まります。

この区間で注意したいのが進行方向です。みどり号は早岐駅でスイッチバックして博多方面へ向かうため、佐世保〜早岐間の約10分間は後ろ向きで進みます。日本の特急列車でスイッチバックが行われるのは珍しく、それだけで一つの見どころです。

17時51分、早岐駅に到着。進行方向の切り替えのため約8分間停車します。列車によっては特急ハウステンボス号と連結するため、さらに停車時間が長くなることもあります。

早岐|スイッチバックで進行方向を切り替え

早岐を出ると、先ほど走ってきた線路が左へ、これから進む佐世保線の本線が右へと分岐していきます。座席の向きも進行方向に合わせて変わるので、ここからは快適な前向き乗車です。スイッチバックをする特急列車は日本でも数少なく、貴重な体験でした。

18時28分、佐世保出発から46分で武雄温泉駅に到着。3分間停車の後、出発します。

肥前山口→佐賀|3路線目・長崎本線へ合流

肥前山口駅手前で、進行方向右側から長崎本線が合流してきます。

18時44分、佐世保から1時間2分で肥前山口駅に到着。走ってきた佐世保線はここで終わり、ここからは長崎本線へと入ります。ちょうど隣のホームには長崎行き特急かもめ35号が入線してきました。

18時55分、佐世保出発から1時間13分で佐賀駅に到着。高層マンションやビルが立ち並ぶ、佐賀市の中心駅らしい佇まいです。

佐賀駅を出ると列車は広大な佐賀平野を快走します。線形が良いこの区間では、783系が性能を存分に発揮して最高130km/hで走り抜けます。

新鳥栖→博多|鹿児島本線を快走し終点へ

19時08分、九州新幹線との乗換駅・新鳥栖駅に到着。ここで九州新幹線に乗り換えることもできますが、博多まではみどり号に乗り続けるほうが時間・料金の面で有利です。

新鳥栖を出ると鹿児島本線の線路をオーバークロスして鳥栖駅へ。みどり号が走ってきた長崎本線はここで終わり、最後の区間となる鹿児島本線へと入っていきます。

19時23分、途中停車駅最後の二日市駅に到着。1889年に九州鉄道が開業して以来の歴史を持つ、九州最古の駅の一つとして知られています。

二日市を出ると博多まではラストスパート。途中には南福岡車両区、竹下車両派出もあり、様々な車両が並ぶ姿を車窓から楽しめます。

終点・博多駅に到着

19時34分、佐世保出発から1時間52分で終点・博多駅に到着。783系は降車確認を終えたあと、しばらく停車してから回送列車として引き上げていきました。

まとめ|スイッチバックと3路線乗り継ぎが魅力の特急みどり号

今回はJR線最西端の佐世保から博多まで、783系特急みどり26号の乗車記をお届けしました。

スイッチバックによる方向転換、車体中央の乗降口という独特の783系の構造、佐世保線・長崎本線・鹿児島本線と3路線をまたぐルートなど、移動手段としての利便性に加えて乗り鉄として楽しめるポイントが詰まった列車です。佐世保への旅の帰りに、ぜひ乗り鉄目線でも楽しんでみてください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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