基本的に中央線の特急列車(あずさ、かいじ)は新宿駅を始発として運行されていますが、一部の特急列車が東京駅を始発、終点として運行されています。
今回は東京発の中央線特急かいじ35号の乗車記になります。
東京駅発の中央線特急列車
【東京発】(2021年1月時点)
・かいじ35号、39号、51号、57号、59号
・あずさ41号
・おうめ1号、3号
・はちおうじ1号、3号、5号、7号、9号
東京から新宿までの景色が違って見える!?
中央快速線では東京駅から新宿駅間には神田、お茶の水、四谷駅がありますが、特急では全ての駅を通過していきます。
これらの駅には通過線などはないので追い越しなどはないのですが、普段停車する駅を通過するしていくのでちょっと特別な感じがします。
この後の乗車記で紹介していきたいと思います。
かいじ35号乗車記
出発は東京駅から
今回乗車するかいじ35号が東京駅1番線ホームに入線しています。
基本的に中央快速線のE233系が多く発着するホームに特急型車両が停まっていることに不思議な感じがします。
早速乗車していきます。東京駅を出発した時点ではの乗車車両には私一人しか乗っておらず貸切状態です。
中央線特急のE353系は比較的新しい車両ということもあり普通席にも関わらず、ヘッドレストが可動したり、各座席に一つずつコンセントが設置されていたりと快適な座席となっています。
神田駅通過
東京駅を出発し35‰の勾配を下り、最初の駅となる神田駅を通過していきます。
神田駅を通過すると左にカーブして山手線・京浜東北線と分かれていきます。
総武線と合流・御茶ノ水駅通過
万世橋駅跡を通過すると昌平橋交差点の上にかけられている、総武線の松住橋架道橋が見えてきます。
都心の真ん中にアーチ橋がかかっているのは特徴的です!
中央線と総武線との乗り換えに便利な御茶ノ水駅ですが、この駅も通過していきます。
ここから先は総武線と複々線区間となり新宿に向かいます。
この区間では総武線との並走や追い越しなどを見ることができます。
新宿駅到着
東京駅を出発して15分。神田、御茶ノ水、四谷と全ての駅を通過して新宿駅に到着します。
東京方面からきた電車は基本的に中央線11、12番線ホームに到着しますが、特急はポイントを渡りながら9、10番線の特急用ホームに到着します。
東京から新宿まではゆっくりと走りますが、新宿を出ると特急らしく速度を上げて途中駅で中央線快速電車を追い越したりしながら次の停車駅となる立川を目指します。
立川停車
東京駅を出発して38分で立川に到着。
ここではある程度の人の乗り降りがありました。
豊田車両センター
豊田駅に隣接する豊田車両センターには多くのE233系の他、臨時列車などの波動用として運用されるE257系が2編成とまっていました。
八王子に到着
東京を出発して47分、今回の目的地である八王子に到着です。
まとめ
今回は東京駅発かいじ35号の乗車記でした。
普段何気なく乗っている東京駅から新宿駅までの区間で特急を使ってみると、普段なら停車する駅を通過するので特別な感じがありました!!
東京駅からの旅行の帰りや荷物が大きい時など、普通列車で帰るのが大変な時の利用も便利かと思うので、機会があれば利用してみてはどうでしょうか。