みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は現役最後のオール2階建て新幹線E4系Maxの1階席の乗車記になります。
1階席ならではの景色を紹介していきたいと思います。
E4系とは?
1997年12月に運転を始めた全車2階建ての新幹線です。
2階建てということで8両編成(定員817人)、2編成16両だと世界の高速鉄道で最大の定員数となる1,634人となります。
現在では上越新幹線のMaxとき、Maxたにがわとして活躍しています。
引退延期!?
もともとの予定では上越新幹線へ新型のE7系を導入しE2、E7系で統一、それに応じてE4系は2020年度末までに全車引退という予定でしたが・・・。
2019年10月12~13日にかけて日本へ襲来した台風19号の影響で千曲川が氾濫した結果、長野新幹線車両センターに留置されていたE7系、W7系合わせて10編成(計120両)が水没・廃車となりました。
その結果、上越新幹線に投入予定だったE7系が北陸新幹線へ転用となり、その間はE4系は引退が延期となりました。
Maxとき(1階席) 乗車記
出発は新潟駅
今回は新潟駅から東京駅までE4系 Maxとき348号に乗車します。
Maxとき348号は新潟駅~高崎駅までは8両編成で運転、高崎駅で前にMaxたにがわ(8両)を連結し、高崎駅~東京駅までは16両編成での運転となります。
2階席が好きですが、今回はなかなか乗る機会のない1階席を利用してみました。
今回乗車したE4系になります。
2階建てということで、とても車体が大きく感じます。
全車2階建てであることがよくわかる車内案内となっています。
7、8号車の2階席がグリーン席でその他が普通席となっています。
車内探索
1階席・2階席への階段
2階建て新幹線ということで、入り口を入るとすぐに1階・2階へ向かう階段があります。
それぞれの席へ階段上がったり下りたりします。もちろん「平屋席」と呼ばれる席もあります。
座席
今回乗車した普通車指定席では3列席×2列席の配置となっています。
グリーン車では2席×2列の配置となっているので座席幅がより広くなっています。一方で普通車自由席では3席×3席の配置となっております。
車内には業務用エレベータと売店が設置
車内販売のカートを乗せるためのエレベータが螺旋階段の真ん中に設置されています。
これはもちろん一般の乗客は利用することができません。
5号車(13号車)には売店が設置されておりますが今では車内販売準備室のような状態になっています。
公衆電話がある!?
なんと車内に公衆電話が設置されていました。
昔は多くの特急列車などで設置されていましたが、携帯電話の普及により撤去されていると思っていましたが・・・E4系には残っていました。驚きです!
1階席の目線!!
今回はほとんどない乗ったことのない1階席に乗車してみました。
座席に座ってみると目線の位置がホームです!!
出発した時などはこの目線で動き出すので、いつもより速さを感じます。
ホームでの目線というのは1階席ならではの景色になるでしょう!
高崎駅での連結
新潟駅を出発し燕三条・長岡・浦佐・越後湯沢と停車し、高崎駅に到着しました。
高崎駅では高崎駅始発のMaxたにがわ348号と連結します。
先に入線しているたにがわ号にとき号が連結する形になるため、とき号に乗っていると連結する瞬間を見ることはできませんが、連結した衝撃を感じました。
こんな風に連結され16両編成として高崎駅を出発し、東京駅へ向かいます。
終点東京駅到着
新潟駅から2時間8分で終点の東京駅に到着です。
今回のE4系Max 1階席の乗車は終わりです。
今度は明るい時間帯に乗車して、走行中の風景を見てみたいです。
まとめ
オール2階建て新幹線はE4系しかなく、特に1階席・2階席の景色はこの新幹線でしか見ることができません。
台風の影響で偶然にも引退が延長となったわけですが、早めに乗ることをオススメします。