みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は2018年3月17日のダイヤ改正前に特急スーパーあずさ・あずさ、新幹線あさまのグリーン車を1日で乗り比べてみるということをしてみました。
今回の行程
①:新宿→松本 E351系特急スーパーあずさ
②:松本→新宿 E353系特急スーパーあずさ
③:東京→松本→長野 E257系特急あずさ
④:長野→東京 E7系 あさま
とひたすら、新宿~松本~東京を往復する行程です。
①新宿→松本
1本目は新宿から松本までE351系スーパーあずさ5号に乗車します。
E351系は中央本線の山岳路線のカーブなどに対応するため、制御付き自然振り子装置を組み込んだ特急です。
非貫通の先頭車に備え付けられているLED表示器が特徴です。
側面行先表示器はLED形式ではなく字幕式でした。
車体側面には「AZUSA」の表記とデザイン。
グリーン車の車内
座席は2+2列配置の横4列の座席になっています。
座席の座り心地は非常によいです。写真でもわかるように、頭の横の部分はかなり高く、隣の人との遮断性はかなり高いです。
また信州の寒い地方に行くことも考えられてか、座席にはヒーターのスイッチもありました。
②松本~新宿
2本目は松本から新宿まで、当時営業開始したばかりのE353系スーパーあずさ18号のグリーン車に乗車です。
E353系はE351系の置き換え用として2017年12月23日から営業を開始しました。
中央本線のカーブに対応するためにE351系と同様に車体傾斜装置を備えていますが、E3制御付き自然振り子式から空気ばね式に変更されています。
E353系の側面表示器はフルカラーLED表記となっており綺麗でした。
グリーン車の車内
グリーン車の床はレッドカーベットが敷かれておりとても豪華な内装です。
座席はやはり座り心地よく、頭の部分の遮断性もE351系と変わらず高いように感じました。もちろんヘッドレストは可動式です。
③東京~松本~長野
3本目は東京から松本まであずさ25号に乗車です。
このあずさ25号は少し特徴があるので後程紹介します。
E257系は貫通型と非貫通型の先頭車があります。
写真の先頭車は貫通型の先頭車になります。
E257系はE353系とは異なり、振り子装置はついておりません。
スピードや速達性よりも基本的な特急としての性能を求めて作られました。
側面表示器はLED表記ですが、まだフルカラーLEDではないです。
グリーン車の車内
グリーン車の座席は2×2列の横4人掛けの席になっています。
E257系は車両の半分がグリーン車、もう半分が普通車の造りとなっている半室グリーン車の構造、窓は各座席ごとに仕切られていることが特徴です。
各座席はこのような感じです。
特急から快速へ
先ほどあずさ25号は特徴あると書きましたが、東京発あずさ25号は松本到着後、快速となり松本発長野行の列車となります。
普通席は乗車券のみで乗れる「乗り得列車」です。
松本到着後、先頭車に回ってみるとすでに行先は「快速」幕になっていました。
側面幕も「快速 長野行」になっています。
駅の発車案内も「快速 長野行」の表示となり東京駅から乗ってきたこの列車は、結局東京発長野行の298.1㎞を走破する長距離列車となります。
松本から引き続き長野までこの列車に乗車します。
長野駅到着
東京駅から乗ってきた列車は長野駅到着後回送列車となります。
普段はJR東海の383系しなの号が出発・到着する長野駅にJR東日本のE257系あずさ号の車両が長野駅に止まっているのは違和感がありますね。
④長野~東京
この乗り比べ旅、最後はE7系あさまのグリーン車になります。
長野発東京行、あさま630号に乗ります。
グリーン車の車内・座席
グリーン車は普通車と異なり2-2の横4列配置です。
最新型の新幹線ということもあり、コンセントは各座席についています。
また機能だけでなく座り心地は今まで乗ってきた列車の座席の中で最高に感じました。
2020年現在では注意!!
2020年では中央線特急列車は全てE353系に統一され、一部臨時列車にE257系が使われているのみになります。
また、あずさ25号は東京発松本行きとなり、特急車両での松本から長野までの直通運転はなくなります。
E257系は今後、リニューアルされ東海道線で活躍の場を移していくので今度はそちらでも乗ってみたいものです。
お得な切符
今回の旅の乗車券は「週末フリーパス」を使いました。
とても便利な切符なのでぜひ週末(土日)の旅行には使ってみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。