みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は日本の最北端「宗谷岬」と、稚内駅に近い「ノシャップ岬」に行ってみました。
宗谷岬まではバスで行けますがバスの本数がかなり少ないので、その時刻も併せて紹介したいと思います。
宗谷岬とは
日本の本土における最北端の地で、一般人が訪れることができる最北端の場所となっています。
宗谷岬からロシア領の樺太(サハリン)までは約43kmしか離れておらず、天気が良いと見えることができるような場所です。
宗谷岬までのアクセス
稚内駅から宗谷岬までは宗谷バスが運行されています。
稚内駅前バスターミナルより所要時間は約50分です。
料金
稚内駅前バスターミナル~宗谷岬までのバスの運賃は片道1,420円になります。
稚内駅前バスターミナルの窓口にて往復乗車券が2,560円にて販売しています。
片道ずつ買うよりも往復で280円ほど安くなりますので、往復で乗車されるならば往復乗車券を買ったほうが良いです。
バスの時刻
稚内駅前バスターミナル~宗谷岬間のバスの本数は非常に少ないので気を付けてください。
日帰りで宗谷岬に行くにはどのバスに乗る??
稚内駅~宗谷岬を日帰りで往復する場合には、上の時刻表の赤字と青字の時刻で移動しないと帰ってこれません。
朝から行く場合には赤字の9時39分発のバス、特急宗谷で到着後乗るならば青地の13時20分のバスになります。
9時39分のバスに乗った場合、宗谷岬は11時14分のバスか、14時55分のバスのどちらかを選べます。
13時20分のバスに乗った場合は宗谷岬発14時55分発のバスのみになります。
宗谷岬の景色
有名な宗谷岬のモニュメント
宗谷岬の有名なモニュメントです。
「日本最北端の地」と看板もあります。
間宮林蔵像
樺太(サハリン)がユーラシア大陸が陸続きではなく、海を隔てて島であることを発見した間宮林蔵の像もこの地にあります。
宗谷岬のモニュメントを後にして、宗谷岬には高台がありより高いところから、海を臨むことができます。
訪れたときは3月の頭だったので、天気は悪く、海もあれています。
上の写真の青い建物は、宗谷岬のお土産屋になります。後程紹介します。
旧海軍望楼
この宗谷岬は、かつて北方警備に重要な場所であったことがわかる建物がこちらです。
帝政ロシアとの関係が悪化した明治35年に旧帝国海軍によって作られ、ロシア軍の動きを監視するための施設です。
祈りの塔
大韓航空機撃墜事件の2周忌にあたる昭和60年に作られた遭難者の慰霊と恒久平和の願いを込められています。
先端の曲がっている先は、事件の起きた方角を指示しています。
風車小屋
奥には風車小屋もあります。雪が強くてかすんでしまっています。
宗谷岬のお土産屋と流氷館
先ほどの写真の中の青い建物が宗谷岬お土産屋と流氷館になります。
お土産屋では「日本最北端到達証」を100円で販売しています。
流氷館
お土産屋に併設されていて、稚内に来る流氷の展示や、生き物の置物がが置いてあります。
オホーツク海の流氷とのことです。
ノシャップ岬とは
稚内駅からほど近く、バスと徒歩で20分程度でつきます。
ノシャップ岬までのアクセス
稚内駅バスターミナル駅よりノシャップで下車、そこから徒歩10分程度でつきます。
バスの本数は20~30分に1本程度あり、宗谷岬と比較して比較的行きやすいところです。
料金
片道:220円になります。
ノシャップ岬の景色
イルカのモニュメントがあります。
夏に行った時の写真になりますが、ノシャップ岬から利尻島の利尻富士が見えます。
夕日がきれいで有名なノシャップ岬ですが、よく晴れた日にはこのような水平線に沈んでいく夕日を見ることができます。
(写真はどちらも夏になります。)
真冬のノシャップ岬は一番上のイルカの写真のように一面雪景色となります。
最北端の岬を巡ってみて!
冬の宗谷岬はとても寒いですが、厳しい冬の北海道の感じも味わえてよかったかなと思います。
ただし忘れてはならないのが
バスのダイヤ
これだけは注意しましょう。下手すると帰れなくなります(タクシーなど呼べば大丈夫だと思いますが)
ノシャップ岬は夕日がきれいです。
こちらは是非、夏に来て水平線に沈む夕日と、岬から見える利尻富士の景色を見に行って欲しいです。
【特急宗谷乗車記】の記事もありますので是非そちらも読んでみてください。