臨時特急「雪のはまなす号」運転｜2026年冬札幌〜富良野〜旭川直通する列車

みなさんこんにちは、tomotabitripです。

JR北海道では2026年冬に札幌〜富良野〜旭川を結ぶ臨時特急 「雪のはまなす号」 の発表がありました。

本列車は、根室線沿線自治体とJR北海道で構成される「根室本線対策協議会」が主体となって実施される根室本線の調査・実証事業の一環として設定された臨時特急です。

今回の列車の特徴は函館本線・根室本線・富良野線を経由して札幌〜旭川間を富良野経由で結ぶ大回りルートを走行する点が特徴です。

札幌〜旭川駅間を結ぶ定期特急「ライラック」、「カムイ」とは一味違った旅が楽しめそうです。

雪のはまなす号とは

「雪のはまなす号」は、2026年冬に2日間限定で運転される臨時特急列車です。

観光列車としての側面を持つ一方で、根室本線を含む内陸ルートにおける輸送需要を検証する目的もあわせ持っています。

2025年には、札幌〜富良野駅間を旭川経由で結ぶ臨時特急「冬のラベンダー号」が同じく2日間限定で運転されましたが、今回はそれとは異なるルートを設定し、別の角度から利用状況の調査が行われる形となります。

今回の臨時列車の利用状況次第では、将来的に冬季における定期的な直通列車の設定可否が検討される可能性もありそうです。

今回の運転は札幌〜旭川間に1日1往復で2日間の設定です。

途中の富良野駅で進行方向が変わります。

使用車両は 261系5000番台「はまなす」編成。4両編成で1号車がフリースペース、2〜4号車が普通車指定席になります。

下り列車（旭川行き）の滝川→富良野駅間では沿線自治体による地域のお菓子配布（滝川市、赤平市、芦別市、富良野市）が予定されています。

「雪のはまなす号」では通常料金のほか、えきねっと限定で 「特急トクだ値1」 が設定されます。

※「特急トクだ値1」は片道乗車券＋指定席特急券のセット価格です。

JR北海道を代表する特急形車両が、普段は普通列車が中心となっているローカル色の強い根室本線・富良野線を走行する点も大きな注目ポイントです。

今回は、「臨時特急「雪のはまなす号」運転｜2026年冬札幌〜富良野〜旭川を直通する列車」についてお届けしました。

普段であれば特急列車が停車する岩見沢・美唄・深川といった主要駅を通過するダイヤが組まれている点も注目したいポイントでしょう。

基本的に普通列車が中心の根室本線・富良野線を特急列車が走行する姿を楽しみつつ、今後の臨時列車の運行にも期待が膨らみます。

同時期に開催される「ふらのbonchi powder フェスティバル」へのアクセス列車としても、ぜひ利用してみたい列車ですね。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

冬に運行する臨時列車