2018年7月の旅行になります。
今回は根室駅から車で約30分の距離にある、本土最東端の地 納沙布岬へ行ってみました。
納沙布岬とは?
納沙布岬は北海道根室市にある根室半島の先端にあります。
天気が良ければ北方領土の一部である、歯舞群島や色丹島などが見えるそうです。
また「北海道で一番早く初日の出が見える場所」として有名な場所です。
本土最東端 納沙布岬
最東端の記念碑
本土最東端と書かれた納沙布岬の記念碑になります。
こういう記念碑を見ると端っこまではるばる来たなーと感じます。
納沙布岬灯台
納沙布岬と水晶島の間の珸瑤瑁(ごようまい)水道は暗礁が多いため、航海の難所と言われていました。
そこでこの灯台が作られ、1870年(明治5年)に完成しました。
現在の灯台は1930年(昭和5年)に作られたコンクリート製の灯台になっています。
納沙布岬の中で一番東にあるのが、写真に写っている真っ白な納沙布岬灯台になります。
普段なら灯台まで行くことができますが、訪れたときは灯台の下でがけ崩れが起きたため立ち入り禁止となっていました。
写真で灯台の下、茶色い地面が見えているところががけ崩れの場所になります。
北方領土関連の碑
北方領土に近いということもあり北方領土に関する碑がありました。
高崎達之助は昭和33年(1958年)の日ソ漁業協定の提携を導き北方領土付近での漁の安全操業の為に尽力された方だそうです。
北方領土を感じる
地理的に納沙布岬は北方領土に近いこともあり、北方領土関係の案内が多数ありました。
岬には写真のような地図もありました。
納沙布岬から3.7km沖合には歯舞群島があり、晴れた日には沖合にその姿を見ることができる場所での北方領土に関する問題はなかなか難しいです。
このほかにも「北方館・望郷の家」という資料館があり、戦前の北方領土での人々の暮らしなどを展示しているところもあります。
四島(しま)のかけ橋
四島とは北方四島のことで国後島、択捉島、色丹島、歯舞群島ことを表しています。
北方領土返還記念んシンボル像の「四島のかけ橋」
中央の灯火台には「祈りの火」が灯されています。
オーロラタワー
1987年(昭和62年)に建てられた高さ96mの最東端の展望タワーです。
天気が良ければ、高さ96mから納沙布岬を眼下に見ることや、国後島・歯舞群島までみることができるそうですが・・・私が訪れた際にはご覧の通り、展望台付近は霧がかかり景色は見れないと思い行くことをやめました。
天気がいい時には上ってみたいところです。
帰り間際はご覧の通り。下から展望台付近ですら見えづらい状態に・・・。
食事処はいくつかあります。
納沙布岬はご飯を食べれるところがいくつかあります。
今回は「レストハウス 請望苑」というところで【オホーツクラーメン 700円】 をたべてみました。
オホーツクという名がついていることもあり、ホタテや海藻が入っていました。
あっさりしていておいしかったです。
納沙布岬のまとめ
アクセス
バス:根室駅前バスターミナルから44分 片道 1,090円 (1日5往復)
(往復乗車券 1,970円もあります)
車:根室駅から約30分
オーロラタワー
料金
大人:500円
子供:300円
休館日・営業時間
営業時間:9:00~17:00
休館日:毎週火曜日
まとめ
今回は日本最東端納沙布岬に行ってみました。
車で行かない場合、路線バスが1日5往復しかないのでその時間に合わせて旅行プランを組み立てるか必要があります。
天気が良ければオーロラタワーからの景色を眺めたり、海の向こうに見える島を見ることができたのでしょうが、私が訪れたときはあいにくの天気でしたので、今度は天気の良い日に狙っていきたいと思います。
根室の旅行記になります。