みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は日本の最北端「宗谷岬」の旅とアクセス方法についてお届けします。
基本的に宗谷岬までは自動車またはバスで行くことになりますが、そのバスの本数は少ないのでその時刻とおすすめのパターンも併せて紹介です。
【宗谷岬とは】一般人が訪れられる日本最北端の地
宗谷岬は日本本土における最北端の地で、一般の人が訪れることができる最北端の場所です。
宗谷岬からロシア領の樺太(サハリン)までは約43kmしか離れておらず、天気が良い日には海の向こうに樺太を見ることができます。
※バスの時刻・運賃は宗谷バス、列車の時刻はJR北海道の情報をもとに2026年10月時点で確認しています。最新の情報は各社の公式サイトでご確認ください。
【基本情報】アクセス・運賃・バス時刻表
アクセス|稚内駅からバスで約50分
稚内駅から宗谷岬までは約30km。主なアクセス手段は以下の2つです。
- 自動車(レンタカー等含む):約35分
- 路線バス(宗谷バス 天北宗谷岬線):約50分
バスは稚内駅に隣接する「稚内駅前バスターミナル」から発車し、「宗谷岬」バス停で下車すればモニュメントは目の前です。ただし1日4往復しかないので、時刻には十分注意してください。
飛行機で稚内空港に着いた場合は、空港線のバスで稚内駅前バスターミナルまで行き、宗谷岬行きのバスに乗り継ぎます。
運賃|往復するなら記念往復乗車券がお得
| 区間 | 運賃 |
|---|---|
| 稚内駅前バスターミナル〜宗谷岬(片道) | 1,600円 |
| 記念往復乗車券 | 2,880円 |
稚内駅前バスターミナルの窓口では記念往復乗車券(2,880円)が販売されていて、片道運賃を2回払うより320円お得です。往復するなら乗車前に窓口で購入しておきましょう。
バス時刻表|宗谷岬発の最終は15:20
稚内駅前バスターミナル → 宗谷岬
| 稚内駅前バスターミナル | 宗谷岬 |
|---|---|
| 9:30発 | 10:20着 |
| 13:30発 | 14:20着 |
| 16:12発 | 17:02着 |
| 19:30発 | 20:20着 |
宗谷岬 → 稚内駅前バスターミナル
| 宗谷岬 | 稚内駅前バスターミナル |
|---|---|
| 7:21発 | 8:26着 |
| 8:44発 | 9:46着 |
| 11:04発 | 12:04着 |
| 15:20発 | 16:18着 |
宗谷岬発の最終バスは15:20です。稚内を16:12に出るバスで行くと、その日のうちにバスで戻ってくることはできません。
【おすすめプラン】滞在時間別のバス乗り継ぎ
宗谷岬を観光して稚内へ戻るのに使えるのは、稚内駅前バスターミナル9:30発と13:30発の2本だけです。この2本と帰りのバスの組み合わせで、プランは3通りになります。
バスの乗り継ぎプラン|3通りから選ぶ
| プラン1 | プラン2 | プラン3 | |
|---|---|---|---|
| 稚内駅前BT発 | 9:30 | 13:30 | 9:30 |
| 宗谷岬着 | 10:20 | 14:20 | 10:20 |
| 滞在時間 | 44分 | 60分 | 約5時間 |
| 宗谷岬発 | 11:04 | 15:20 | 15:20 |
| 稚内駅前BT着 | 12:04 | 16:18 | 16:18 |
プラン1:午前中にサクッと観光
- 午前中で観光が終わるので、午後は別の予定に使える
- 滞在は44分と短く、ゆっくり見て回るのは難しい
- 札幌からの朝の特急では間に合わないため、稚内での前泊が必要
プラン2:札幌から日帰りもできる
- 札幌からの特急「宗谷」で稚内に着いて、そのまま乗れる
- 滞在は60分あり、主な見どころはひととおり回れる
- 帰りは稚内17:44発の特急「宗谷」で、その日のうちに旭川・札幌へ戻れる
プラン3:周辺までじっくり観光
- 約5時間あるので、宗谷丘陵や白い道まで足を延ばせる
- プラン1と同じく稚内での前泊が必要
- 冬季は周辺のお店や白い道が閉まっていて、時間を持て余すことも
筆者のおすすめはプラン1または2です。かなりの弾丸旅にはなりますが、プラン2なら札幌から日帰りで日本最北端に立つことができます。
鉄道を組み合わせたプラン|札幌・旭川からの乗り継ぎ
| プラン1 | プラン2 | プラン3 | |
|---|---|---|---|
| 札幌発 | ―(前泊) | 7:30 (宗谷) | ―(前泊) |
| 旭川着/発 | ― | 8:58/9:00 | ― |
| 稚内着 | ― | 12:42 | ― |
| 稚内駅前BT発 | 9:30 | 13:30 | 9:30 |
| 宗谷岬着 | 10:20 | 14:20 | 10:20 |
| 滞在時間 | 44分 | 60分 | 約5時間 |
| 宗谷岬発 | 11:04 | 15:20 | 15:20 |
| 稚内駅前BT着 | 12:04 | 16:18 | 16:18 |
| 稚内発 | 13:01 (サロベツ4号) | 17:44 (宗谷) | 17:44 (宗谷) |
| 旭川着/発 | 16:45/17:00 (ライラック34号) | 21:26/21:30 | 21:26/21:30 |
| 札幌着 | 18:25 | 22:56 | 22:56 |
特急「宗谷」「サロベツ」は全車指定席です。また、サロベツ4号は利用の少ない日に運休する運転日注意の列車なので、プラン1で利用する場合はJR北海道の運転計画を必ず確認してください。
プラン1・3で稚内に前泊するなら、稚内駅のすぐ隣にある「サフィールホテル稚内」が便利です。筆者の宿泊記もあわせてご覧ください。
【宗谷岬の見どころ】最北端のモニュメントと周辺スポット
日本最北端の地の碑|宗谷岬に来たら必ず撮りたい

宗谷岬といえばこのモニュメント。宗谷岬に来たら欠かせない撮影スポットです。
「日本最北端の地」の碑と後ろに広がる海が、最北端に来たことを実感させてくれます。
間宮林蔵像|樺太が島であることを確かめた探検家

江戸時代に、樺太(サハリン)がユーラシア大陸と陸続きではなく海を隔てた島であることを確かめた、間宮林蔵の像もここにあります。
高台からの景色|海の向こうに樺太を望む

モニュメントの背後にある高台からは、宗谷海峡を見渡すことができます。
筆者が訪れた日は霞んでいましたが、この海の向こうに樺太があるのかと思うと感慨深いものがありました。
旧海軍望楼|北方警備の歴史を伝える建物

宗谷岬がかつて北方警備の要所だったことを伝える建物です。帝政ロシアとの関係が悪化していた明治35年(1902年)に、ロシア軍の動きを監視するため旧帝国海軍によって建てられました。
祈りの塔|大韓航空機撃墜事件の慰霊碑

大韓航空機撃墜事件から2年後の昭和60年に建てられた塔で、遭難者の慰霊と恒久平和への願いが込められています。先端が曲がっている方向は、事件が起きた方角を示しているそうです。
宗谷丘陵展望休憩施設「アルメリア」|風車が目印の休憩所

宗谷丘陵の中にある、風車が特徴的な休憩・展望施設です。
お土産屋と流氷館|最北端到達証明書と本物の流氷

この青い建物が、宗谷岬のお土産屋と流氷館です。ここでは「日本最北端到達証明書」を100円で購入できます。
併設の流氷館では、稚内に流れ着いた本物の流氷や周辺に住む生き物が、マイナス10℃の室内に展示されています。

室内はかなり寒いので、夏に訪れる場合も心して入ってください。
【白い道】時間に余裕があれば足を延ばしたい絶景

宗谷岬の背後に広がる宗谷丘陵には、「白い道」という人気の観光スポットがあります。稚内名産のホタテの貝殻を砕いて敷き詰めた約3kmの道で、道一面が真っ白です。
場所によっては道がまっすぐ海に向かって伸びているように見え、緑の丘と青い海とのコントラストがとてもきれいです。
宗谷岬から車で約10分の距離で、歩いて行くには少し遠いので、自動車かレンタサイクルで向かうのがおすすめです。バスで訪れる場合は、滞在時間の長いプラン3で計画を立てましょう。
なお、白い道は冬季(11月中旬ごろ〜4月下旬ごろ)は閉鎖されます。また2026年から周辺の風車の建て替え工事が始まっていて、一時的に通行規制がかかる場合があります。
【良かった点・気になった点】
【まとめ】
今回は、稚内駅から宗谷岬までのバスの時刻と、おすすめの乗り継ぎプランについてお届けしました。
時刻どおりに乗り継げば札幌から日帰りでも日本最北端に到達できますが、せっかく最北の地まで来たのなら、1泊以上して周辺の観光スポットもあわせて巡るのがおすすめです。
夏季ならレンタサイクルなどで少し足を延ばして、「白い道」まで行ってみてはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。