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【乗車記】JR最西端の佐世保と博多を結ぶ 特急みどり26号乗車記(佐世保→博多)

2022年5月21日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回はJR最西端の駅 佐世保と九州最大のターミナル博多駅を、佐世保線、長崎本線、鹿児島本線経由で結ぶ特急みどり号の乗車記になります。

特急みどり号とは

(引用:© OpenStreetMap contributors)

特急みどり号は鹿児島本線・長崎本線・佐世保線経由して博多駅と佐世保駅間の117.0㎞を結ぶ特急列車です。

一部の列車では博多駅~ハウステンボス駅を結ぶ特急ハウステンボス号と博多駅~早岐駅間で併結して運転されています。

停車駅

博多・(二日市)・鳥栖・新鳥栖・(吉野ケ里公園)・佐賀・肥前山口・武雄温泉・有田・早岐・佐世保

使用車両

・783系

・787系

特急みどり 26号 乗車記

JR線最西端の佐世保駅から出発

今回はJR線最西端の駅佐世保駅から特急みどり26号に乗車して博多駅を目指します。

みどり号は大体1時間に1本程度の運行で本数は多い印象。

今回の車両は783系 4両編成でハイパーサルーンの愛称を持つ車両です。今回の運用では両端とも非貫通型の先頭車を持つ編成でした。編成によっては片方の先頭車が貫通型の編成もあるのでどの列車が来るか楽しみですね。

佐世保駅に17時26分の到着だったので16分で折り返し準備・車内清掃が行われます。

783系は車体中央に乗降口ががあり1車両がA室とB室の2室に分けられているのが特徴です。これにより1車両を指定席・自由席と自由に区分できるようになっています。

普通車の車内は2×2席の横4列の配置。各座席のモケットの色が異なるのでカラフルな車内でした。

普通車ですがすべての座席にはフットレストが備え付けられていました。

早岐までは後ろ向きで運行

17時42分、列車は時刻通り佐世保駅を出発。夕陽に染まる佐世保港を後に博多までの旅が始まります。

みどり号は早岐駅でスイッチバックして博多方面へ進むので、佐世保駅~早岐駅までの約10分間は後ろ向きで進むことになります。

17時51分、早岐駅に到着。早岐駅からは進行方向が変わるため停車時間が8分ほどありました。

列車によってはハウステンボスから来た特急ハウステンボス号と併結するためもう少し停車時間が長いものもあります。

早岐駅で進行方向切り替え

早岐駅で進行方向を変え先ほど走った同じ区間を走行します。しばらく走ると先ほど走ってきた線路は左側へ、これから走る線路は右側にそれぞれカーブし別れます。

スイッチバックをする特急列車は日本でも数少ないので貴重な体験!

進行方向が変わったので座席の向きも進行方向に準じた向きになります。

18時28分、佐世保駅を出発して46分 武雄温泉の玄関口である武雄温泉駅に到着。武雄温泉駅では2022年9月23日の長崎新幹線開業へ向けて着々と工事が進んでいました。

特に行き違いを行うわけではありませんが、この駅では3分間の停車。

長崎本線へ合流

肥前山口駅手前で進行方向右側より長崎本線と合流します。

18時44分、佐世保駅を出発して1時間2分で肥前山口駅に到着。

これまで走ってきた佐世保線はこの肥前山口駅で終わり。ここからは長崎本線を走ります。ちょうど隣のホームには長崎行き特急かもめ35号が入線してきました。

18時55分、佐世保駅を出発して1時間13分 佐賀駅に到着。

佐賀市の中心ということで高層ビルやマンションが立ち並び今までに停車してきた駅とは一線をかく様子。

時間帯なのか時期なのかわかりませんが、今回乗った車両では佐賀駅からの乗車客はほとんどなく列車は静かに佐賀駅を出発しました。

佐賀駅を出ると列車は佐賀平野を進みます。この区間は線形がよく、特急列車は最高速度で走り抜けます。もちろん特急みどり号も車両の性能を余すことなく発揮し、130㎞/hという高速度で走ります。

19時08分、佐世保駅を出発して1時間26分で九州新幹線との接続駅である新鳥栖駅に到着。

新鳥栖駅から九州新幹線に乗り換えても博多までは行けますが、時間やお金を考えるとこのまま特急列車で乗り続けた方がよさそうです。

新鳥栖駅を出発すると、鹿児島本線の線路を越えて鳥栖駅に到着。特急みどり号が走ってきた長崎本線の旅は鳥栖駅で終わり、鹿児島本線へと入っていきます。

19時23分、最後の途中停車駅である二日市駅に到着。

二日市駅は1889年に九州鉄道が開業時より現存する九州最古の駅の一つとして知られています。降りてみたいところですが今回は通過、終点の博多を目指します。

二日市駅を出ると終点の博多駅までラストスパートですが、途中には南福岡駅に隣接する南福岡車両区、竹下駅に隣接する南福岡車両区竹下車両派出もあり、最後まで楽しみが残っています。

終点 博多駅到着

19時34分、佐世保駅を出発して1時間52分 終点の博多駅に到着。

列車は降車確認後、しばらく停車した後回送列車として引き上げていきました。

最後に

今回はJR最西端の駅 佐世保と九州一のターミナル駅 博多を結ぶ783系特急みどり26号の乗車記でした。

特急みどり号(783系)では、列車によってはハウステンボス号と併結したり、早岐駅でのスイッチバックによる方向転換、車内中央に乗降口があり1車両が2室に分けられている特徴を持つ列車でした

前面展望も楽しめるそうなので機会があればまた乗りたい列車でした。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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