みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は札幌~東室蘭まで特急すずらんに乗車したので、座席や独特な運用について紹介したいと思います。
特急すずらんとは
札幌~東室蘭・室蘭までを約1時間半で結ぶ特急です。スーパー北斗の止まらない駅にも停車するため、札幌~東室蘭間のスーパー北斗も運行する区間はスーパー北斗の補完する役割も担っています。
そのため、駅の広告なので「座って帰れる」、「一人暮らしよりも定期代は安い」などの広告がある特急です。
停車駅は
スーパー北斗の補完する役割も担っているということで、停車駅も多めに設定されております。
札幌、新札幌、千歳、南千歳、沼ノ端、苫小牧、白老、登別、幌別、鷲別、東室蘭、輪西、御崎、母恋、室蘭
沼ノ端、幌別、鷲別などはスーパー北斗は停車しないのでここら辺の需要をひろっているのかと。
東室蘭~室蘭は特急から普通列車へ
この変化が特急すずらんの特徴です。
東室蘭~室蘭間は普通列車の本数が少ないので、その補完する役割も担っております。
(スーパー北斗の補完だけでなく、普通列車の補完も担う便利屋です)
され、この東室蘭~室蘭の普通列車区間は・・・
全ての座席が普通車自由席となり、uシートも自由席です。
18切符でも乗れるようになるので、乗り得列車といえるのではないでしょうか?
(東室蘭~室蘭の18切符の需要があるかはおいておいて)
車両
現在、すずらんは2種類の編成で運用されています。
一つは、カムイとしても運用されている789系1000番台
もう一つが、かつてスーパーホワイトアローなどで運用されていた785系です。
どちらも5両編成で4号車は指定席・uシートで、その他の車両は全て自由席となっています。
乗車料金
例にはなりますが
札幌~東室蘭・室蘭:乗車料金:2,860円 指定席:2,360円 自由席:1,830円
札幌~苫小牧:乗車料金:1,680円 指定席:1,680円 自由席:1,150円
指定席と自由席は530円の差になります。
785系 すずらん2号乗車
今回は、すずらん2号 東室蘭行きに乗車します。
今回は運がよく785系のすずらんに乗車することができました。
基本的にすずらんの運用は785系、789系1000番台ともに共通となっているので、どちらが来るかは決まっていません。
見どころ
すずらん2号の見どころは、上の写真の奥に写っている特急宗谷と並走することかなと思います。
(苗穂駅付近での並走)
どちらも札幌駅を7時30分に出発し、函館本線と千歳線が分かれる白石駅付近まで抜きつ抜かれつの並走となります。
車内と座席
自由席
横4列シートで、窓も大窓となっており、前後2列で1つの窓となっています。
指定席・uシート
uシートでは窓は各座席ごとに分かれています。
また、 uシートだと各座席にコンセントがついています。パソコンをしたり携帯の充電をしたりできるので便利です。
各車両
特徴的な先頭改造車。
編成組み換えの結果、先頭車を中間者として改造され、運転台の撤去等がされています。
すずらん2号は東室蘭止まりですが、それ以外のすずらんは室蘭まで行きます。
その時の幕は写真のような幕となり、東室蘭~室蘭間は「普通」との表示がされています。
室蘭から乗車し、東室蘭でおり損ねてしまうと、席の特急料金と、乗車料金を取られてしまうので、注意しましょう。
座席の埋まり具合は?
すずらん号は指定席1両、自由席4両ということで、指定席・自由席どっちを取ればいいのか迷うことがあるのではないでしょうか??
自由席で問題なし!!(繁忙期でなければ)
です。
自由席に乗った時でも窓側の座席は空いており、特に不便に感じることはありませんでした。
指定席に乗った時では、4人しかいませんでした!!
繁忙期やイベント等混雑する時期でなければ、すずらん号は自由席で問題なしです。
乗るならお早めに!!
この785系現在はNE-501とNE-502の2編成しか残っていません。
廃車になると言われ続けてはいますが、今のところ789系1000番台がカムイとの運用の都合のため車両数が不足しているためか、生きながらえています。
しかし、廃車の可能性がなくなったわけではないことと、残り2編成しかないこともあり、やはりできるだけ早く乗っておきたい特急の一つかなと思います。
途中で特急から普通、普通から特急へ運用が変わり、また先頭改造車をもつ特徴的な785系に乗ってみてはいかがでしょうか。