みなさんこんにちは、tomotabitripです。
JR九州から熊本県・宮崎県・鹿児島県のエリア内であれば新幹線、特急列車、普通・快速列車の普通車自由席が3日間乗り降り自由になるフリーきっぷが期間限定で発売します。
今回はこの南九州のフリーきっぷ「南九州 DE 超回復!きっぷ」についてお届けします。
旅の参考になれば嬉しいです。
「南九州 DE 超回復!きっぷ」とは
「南九州 DE 超回復!きっぷ」とは2024年10月1日から開催する「南九州 DE 超回復~HEALING JOURNEY in 熊本・宮崎・鹿児島~」キャンペーンにあわせてJR九州が期間限定で販売するフリーきっぷです。
フリーエリア
「南九州 DE 超回復!きっぷ」のフリーエリアは以下の通り。
このエリア内の新幹線、特急列車、普通・快速列車の普通車自由席が3日間乗り降り自由です。
料金・購入方法
きっぷの料金は、
- 大人:15,000円
- こども:6,000円
*こども用のみの発売、利用はできません
きっぷは以下の場所で購入することができます。
- JR 九州インターネット列車予約
発売期間・利用期間
きっぷの発売期間と利用期間は以下の通り。
- 発売期間:2024年9月1日〜2025年3月22日
- 利用期間:2024年10月1日〜2025年3月31日
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エリア内で乗れる新幹線・特急列車
「南九州 DE 超回復!きっぷ」では以下の特急列車がフリーエリア内で自由に乗降可能です。
列車名 | 乗車できる区間 |
---|---|
九州新幹線 | 新玉名〜鹿児島中央 |
にちりん、にちりんシーガイア | 延岡〜宮崎・宮崎空港 |
きりしま | 宮崎・国分〜鹿児島中央 |
ひゅうが | 延岡〜宮崎・宮崎空港 |
あそ | 熊本〜宮地 |
九州横断特急 | 熊本〜宮地 |
この他にもJR九州ではさまざまな観光列車(D&S列車)が運行されていて、今回の切符でも乗ることができます。
列車名 | 乗車できる区間 |
---|---|
かわせみ やませみ | 熊本〜宮地 |
A列車で行こう | 熊本〜三角 |
あそぼーい! | 熊本〜宮地 |
指宿のたまて箱 | 鹿児島中央〜指宿 |
海幸山幸 | 宮崎〜南郷 |
上記の列車はいずれも全車指定席の特急列車です。別途指定席券が必要になりますが、「南九州 DE 超回復!きっぷ」には3回まで指定席を利用できる効力があるのでこちらを利用していきましょう!
東西の移動は「B&S みやざき号」も活用!
「南九州 DE 超回復!きっぷ」のフリーエリアを見てみると、熊本から宮崎に移動するには鹿児島中央駅を経由して大きくまわるしかありません。
もともと熊本〜宮崎間を結ぶ鉄道が走っていな事に加え、鹿児島中央駅を経由しないルートの八代駅〜吉松駅間の肥薩線は2020年の大雨の影響で不通区間となっています。
そんな時活躍するのが新八代駅〜宮崎駅を結ぶ高速バス「B&S みやざき号」です。「南九州 DE 超回復!きっぷ」を持っている方限定で「南九州 DE 超回復!B&S みやざききっぷ」を購入することができます。
「南九州 DE 超回復!B&S みやざききっぷ」での料金と通常料金の比較は以下の通り。
設定区間 | 割引料金(大人) | 通常料金(大人) |
---|---|---|
新八代駅〜人吉IC | 1,200円 | 1,500円 |
新八代駅〜えびのIC | 2,000円 | 2,200円 |
新八代駅〜小林IC | 2,000円 | 2,700円 |
新八代駅〜都城北 | 2,800円 | 3,500円 |
新八代駅〜宮崎駅・宮交シティ | 3,150円 | 4,500円 |
新八代駅〜宮崎駅・宮交シティ間だと通常料金の30%引きで利用することができます。別途バスの運賃が必要になりますが運行本数も比較的多く南九州の東西の横断の手段としては便利かもしれません。
「南九州DE超回復!きっぷ」で元を取るにはどれだけ乗るか
ここまで紹介してきた「南九州DE超回復!きっぷ」ですが、3日間で15,000円の元を取るにはどれだけ乗れば良いのかという点についてみていきたいと思います。
列車名 | 乗車できる区間 | 料金 |
---|---|---|
九州新幹線 | 新玉名〜鹿児島中央 | 6,980円 |
にちりん、にちりんシーガイア | 延岡〜宮崎 | 2,880円 |
きりしま | 宮崎〜鹿児島中央 | 4,330円 |
ひゅうが | 延岡〜宮崎 | 2,880円 |
あそ | 熊本〜宮地 | 2,130円 |
九州横断特急 | 熊本〜宮地 | 2,130円 |
自由席を利用できる特急列車での料金は上記の表になります。単純に片道で1日5,000円を超える区間はどの特急列車に乗っても難しいことがわかります。
そのため、「南九州DE超回復!きっぷ」を利用する際には熊本〜鹿児島〜宮崎を周遊しながら熊本〜阿蘇を往復したり、鹿児島中央〜枕崎を往復し観光地を巡りながら利用するのが良さそうです。
最後に
今回はJR九州が期間限定で発売する熊本・鹿児島・宮崎県のJR線・特急列車・新幹線が3日間乗り放題となるきっぷ「南九州 DE 超回復!きっぷ」についてお届けしました。
今回のフリー切符を利用して南九州の観光地をまわるのもよし、ひたすら鉄道に乗るのもよしな切符です。
このきっぷを利用して旅に出てはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。