みなさんこんにちは、tomotabitripです。
例年春・夏・冬に発売される青春18きっぷ。
1日2,410円でJR線全線の普通・快速列車が乗り放題のきっぷですが、元を取るにはどこまでの乗らないといけないのでしょうか。
結論
日帰り(往復使用):71km以上(1,205円以上)
1泊以上(片道使用):141km以上(2,410円以上)
往復使用・片道使用それぞれこの距離以上乗らないと運賃以上の乗車にはなりません。
今回は大阪駅を起点として、各路線で往復・片道それぞれでここまで行けば元が取れるという駅を紹介します。
青春18きっぷを使うときの目安にしてみてください。
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【基本編】青春18きっぷの基本ルールを徹底解説 JR全線が乗り放題のきっぷ
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日帰り(往復)で使用する場合
日帰り(往復)で使用する場合は、片道の運賃が1,205円を越える必要があり、距離にすると71km以上になります。
では71km以上となるとどの駅までになるのでしょうか。
大阪駅を起点に見てみると以下の表のとおり。
路線 | 駅名 | 距離 | 乗車時間 |
東海道本線
(京都線方面) |
野洲 | 72.5km | 58分 |
東海道本線
(神戸線方面) |
加古川 | 72.2km | 54分 |
湖西線 | 和邇 | 70.8km | 1時間8分 |
草津線 | 石部 | 74.1km | 1時間1分 |
福知山線 | 下滝 | 76.4km | 1時間19分 |
阪和線 | 紀伊中ノ島 | 70.9km | 1時間26分 |
関西本線 | 月ヶ瀬口 | 77.6km | 1時間34分 |
山陰本線 | 八木 | 71.0km | 1時間7分 |
それぞれの駅の近くにある大きな(有名な)駅はどこになるのか、というのもあわせて紹介します。
路線 | 駅名 | 運賃 | 乗車時間 |
東海道本線
(京都線方面)
|
彦根 | 1,980円 | 1時間19分 |
米原 | 1,980円 | 1時間25分 | |
東海道本線
(神戸線方面) |
姫路 | 1,520円 | 1時間5分 |
湖西線 | 近江舞子 | 1,520円 | 1時間18分 |
草津線 | 貴生川 | 1,520円 | 1時間16分 |
福知山線 | 福知山 | 1,980円 | 2時間8分 |
阪和線 | 和歌山 | 1,280円 | 1時間20分 |
関西空港 | 1,210円 | 1時間1分 | |
関西本線 | 柘植 | 1,690円 | 1時間36分 |
山陰本線 | 園部 | 1,340円 | 1時間15分 |
米原、姫路、福知山、和歌山あたりまで乗れば、日帰り使用で元が取れます。JR西日本では特急並みに早い新快速があり、東海道本線では1時間少し乗ればいい感じ。
その他の路線では1時間30分程度の旅になりますね。
これなら日帰りでの使用だったらそこまで気を張らなくてもできそう。
大阪駅から関西空港駅までJR線を使うと片道1,210円となるので、【青春18きっぷ+LCCの旅】にも使えます。
こちらも参考に
青春18きっぷとLCCを合わせたワープの利用については【青春18きっぷの長距離移動は飛行機もあり!おすすめ区間もあわせて紹介】で記事にしてあります。
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【飛行機ワープ】青春18きっぷの長距離移動は飛行機(LCC)で!おすすめ区間も紹介!
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1泊以上(片道)で使用する場合
1泊以上(片道)で使用する場合は、片道の運賃が2,410円を越える必要があり、距離にすると141km以上になります。
では141km以上となるとどの駅までになるのでしょうか。
大阪駅を起点に見てみると以下の表のとおり。
路線 | 駅名 | 距離 | 乗車時間 |
東海道本線 (米原方面) |
大垣 | 146.4km | 1時間57分 |
山陽本線 | 吉永 | 142.6km | 1時間55分 |
北陸本線 | 南今庄 | 153.5km | 2時間11分 |
山陰本線 (福知山線経由) |
梁瀬 | 141.3km | 2時間40分 |
舞鶴線 (福知山線経由) |
西舞鶴 | 146.0km | 2時間46分 |
紀勢本線 (阪和線経由) |
印南 | 143.6km | 2時間41分 |
紀勢本線 (関西本線経由) |
阿漕 | 141.8km | 3時間3分 |
関西本線 | 四日市 | 145.2km | 2時間59分 |
片道使用の場合だと距離が大幅に伸びて最低でも1回は乗り換えが必要な旅になり、乗車時間も3時間を越えところが出てきます。
さて、片道使用の場合の141km以上で主要な大きな駅は以下の表のとおり。
路線 | 駅名 | 運賃 | 乗車時間 |
東海道本線 (米原方面) |
大垣 | 2,640円 | 1時間57分 |
岐阜 | 3,080円 | 2時間8分 | |
山陽本線 | 岡山 | 3,080円 | 2時間33分 |
北陸本線 | 武生 | 3,080円 | 2時間36分 |
福井 | 3,410円 | 2時間57分 | |
山陰本線 (福知山線経由) |
城崎温泉 | 3,410円 | 3時間28分 |
舞鶴線 (福知山線経由) |
東舞鶴 | 2,640円 | 2時間54分 |
紀勢本線 (阪和線経由) |
紀伊田辺 | 3,080円 | 3時間6分 |
白浜 | 3,080円 | 3時間19分 | |
紀勢本線 (関西本線経由) |
松坂 | 2,640円 | 3時間4分 |
伊勢市 | 3,410円 | 3時間26分 | |
関西本線 | 四日市 | 2,640円 | 2時間59分 |
東海道本線の米原方面での大きな駅は大垣や岐阜駅となりJR東海の管轄まで入ります。一方、神戸方面での大きな駅は山陽本線の岡山駅になります。岡山まで行くと瀬戸大橋線で行く四国が近く感じますね!
湖西線方面では敦賀を越え北陸本線の武生や福井が元が取れる駅の近くにある大きな駅です。
その他の方面では城崎温泉や和歌山の白浜、伊勢神宮への観光に使ってみるのもいいです。
最後に
今回は大阪駅を起点に各路線ごと青春18きっぷ1回分(2,410円)の元をとれるようになる駅と、その近くの大きな駅についてお届けしました。
日帰り使用だと片道1時間30分程度の乗車なのでプチ旅行気分でお出かけできるのではないでしょうか。
片道使用だと3時間程度の電車旅になりますが関西を代表する途中で観光やグルメを楽しんでも良いですし、気合を入れて途中下車せず遠くまで・・・とさまざまな楽しみ方ができますね!
青春18きっぷを使用する際の参考に少しでもなれば幸いです。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。