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【青春18きっぷ 飛行機ワープ】青春18きっぷの長距離移動は飛行機(LCC)もあり!おすすめ区間もあわせて紹介!

2021年3月3日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

 

青春18きっぷは日本全国のJR線が1日2,410円で乗り放題ですが、普通・快速列車にしか乗れません。新幹線や特急列車に乗れないため、どうしても長距離移動には時間がかかってしまいます。 

 

休みが限られている・・・なんて場合だと、遠くに行くだけで休みが終わってしまうことも。

18きっぷを使いたい目的地までは早く移動したい・・・と思うこともあるのではないでしょうか。

 

そんな時は飛行機(LCC)を使って長距離を「ワープ」してしまいましょう。

 

短距離を新幹線や特急列車に乗って「ワープ」する方法は知られていますが、長距離の場合は飛行機がおすすめです。

 

今回は青春18きっぷ使用時に飛行機(LCC)を使った「ワープ」についての説明と利用したいおすすめの区間について紹介します。

 

飛行機を使った長距離移動(ワープ)とは?

青春18きっぷは日本全国のJR線が1日2410円で乗り放題のフリーきっぷですが普通・快速列車にしか乗れません。新幹線や特急列車には乗ることができないため、長距離を移動するには時間がかかります。

 

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例えば、青春18きっぷだけで東京駅から札幌駅まで行こうとすると始発で東京駅を出ても少なくとも2日程度かかってしまいます。

 

そこで、飛行機(格安航空会社:LCC)を利用して長距離移動(ワープ)してしまえば早く目的の地域につくことができますし、途中の宿泊費を考えると飛行機で移動した方が安くなる場合もあります。

さらに空港までのアクセスに青春18きっぷを使うだけで元が取れる場合もあり、より「飛行機ワープ」が効率的にもなります。

 

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飛行機は格安航空会社(LCC)を利用しよう!

 

今回紹介する「飛行機ワープ」では、「格安航空会社(LCC)」の利用がおすすめです。

 

LCCの会社

  • Jetstar
  • Peach
  • Spring Japan

 

もちろんJALやANAといった「レガシーキャリア」を利用しても問題はありませんが、できるだけ費用を抑えることを考えるとLCCを利用するのが一番です。

 

最近ではLCCの発着する空港が増えていますし、様々なセールを行っており時期のよってはものすごい安い価格で航空券を販売しています。

 

ただし、LCCは安く利用できる分以下のような点に注意が必要です。

 

注意ポイント

  • 航空券は時期によって価格が大きく異なる
  • 座席指定など航空券以外に追加料金がかかる場合がある
  • 荷物の重量制限がある         
  • 直前だと航空券が高い                等

 

注意点さえ押さえておけば、LCCの利用は出費を抑えたい青春18きっぷ利用時の強い見方になります。



空港まではJR線を利用しよう!

空港へのアクセスにもJR線を利用できれば、青春18きっぷが使えるので出費を抑えることができます。

 

例えば東京駅から札幌駅までLCC+鉄道で移動する場合に東京駅~成田空港駅、新千歳空港~札幌駅間でJR線を利用すると、

 

東京駅~成田空港駅:1,340円(総武快速線利用)

新千歳空港駅~札幌駅:1,150円

 

合計金額が2,490円となり、青春18きっぷ1回分の料金2,410円を上回ります。乗車駅が東京駅ではなく、横浜駅や大宮駅等から乗車する、もしくは札幌より先の小樽駅、旭川方面に移動するとよりお得になるでしょう。

 

JR線との直接接続がある空港

 

空港へのアクセスにJR線があれば青春18きっぷ使用時、特に問題なく利用することができます。

空港からJR線に直接乗れるのは以下の駅です。

空港 路線
新千歳空港 JR千歳線
成田空港 JR成田線
関西国際空港 JR関西空港線
米子空港 JR境線
宮崎空港 JR宮崎空港線

 

成田空港・関西国際空港といったLCCの拠点にはJR線が乗り入れているので青春18きっぷ使用時に使いやすい空港です。また新千歳空港への便も多く、北海道へのアクセスに利用しやすいのもいいところです。

 

JR線ではないけれど鉄道が乗り入れている空港

JR線ではないけれど鉄道が乗り入れている空港は以下の通り。

 

空港 路線 最寄りのJR線の駅
仙台空港 仙台空港アクセス線 名取駅(仙台駅)
福岡空港 地下鉄空港線 博多駅

 

仙台空港は仙台空港アクセス線が乗り入れており仙台駅まで直通運転を行っていますが、「名取駅~仙台空港駅間」はJR線でなないので別途運賃が必要になります。

同じく福岡空港へのアクセスでは博多駅~福岡空港駅間は「地下鉄空港線」になるため別料金が必要になります。

 

最寄りのJR線の駅まで無料アクセスがある空港

JR線は乗り入れていないけれど、最寄りのJR線の駅まで無料でアクセスできればうれしいですよね。

 

空港 最寄り駅 アクセス
熊本空港 肥後大津駅

(阿蘇くまもと空港駅)

JR豊肥本線

 

熊本空港は最寄りの肥後大津駅まで無料のシャトルバスがおおむね30分に1本の間隔で運行されているので利便性はありそうです。

肥後大津駅から熊本駅方面への列車は1時間に2~3本程度あるのでそこまで時間を気にしなくてもよいですが、別府方面は列車の本数が少ないので注意が必要です。

 

その他の空港

その他の空港では最寄りの駅もしくは最寄りの大きな街まで空港アクセスバスなどの運行がありますので、追加の出費にはなりますがそれを利用するしかありません。

一部の空港では最寄り駅まで徒歩で行くこともできますが、数Kmあり何時間も歩くことになってしまいます。

 



 

飛行機ワープがおすすめの区間

 

青春18きっぷで旅をするときにおすすめしたい「飛行機ワープ」区間を紹介します。

 

成田空港~新千歳空港

引用:© OpenStreetMap contributors

北海道へは飛行機の移動が一番早いです。青春18きっぷだけで東京駅から向かうとなると最低でも2日はかかってしまうところを飛行機だと半日程度で着いてしまいます。

 

この区間はLCCの便数も多い路線ですので利便性や良い!

 

区間 運賃 所要時間 備考
LCC+青春18きっぷ 東京駅~空港第2ビル駅 1,340円 約1時間30分
成田空港~新千歳空港 1時間50分
新千歳空港駅~札幌駅 1,150円 約40分
青春18きっぷ 東京駅~札幌駅 約40時間 北海道新幹線オプション券

2,490円併用

 

所要時間を見ても青春18きっぷだけで北海道を目指す場合、東京~青森、青森~札幌でそれぞれ1日ずつぐらいかかってしまうので、札幌から青春18きっぷ旅がしたいなって場合には飛行機ワープを活用しない手はありません。

 

ただし、東京駅から成田空港駅まで直通する普通列車は1時間に1本程度と本数が少なく、それ以外の列車だと千葉駅などで乗り換えが必要になります。リュック一つでの旅であればそこまで乗り換えは苦にならないと思いますが、荷物が多くなってくると乗り換えも大変になるので時刻の確認は大切です。

 

成田空港~関西国際空港

引用:© OpenStreetMap contributors

成田空港から関西国際空港の区間です。大阪に一番近い空港は伊丹空港ですが、LCCの発着する空港は大阪から少し離れた関西国際空港です。

関西国際空港へはJR関西空港線が乗り入れているので、到着後すぐに青春18きっぷで旅を始めることができます。

 

区間 運賃 所要時間  備考
LCC+青春18きっぷ 東京駅~空港第2ビル駅 1,349円 約1時間30分
成田空港~関西国際空港 約1時間30分
関西空港~大阪駅 1,210円 約1時間10分
青春18きっぷ 東京駅~大阪駅 約11時間30分

 

この区間は東海道を一気に移動するワープです。優等列車の少ない熱海駅~浜松駅間、新快速・特別快速で走り抜ける浜松駅~大阪駅を飛び越し、約6時間程度早く移動できます。

 

新快速・特別快速の快走を楽しみたいのであればこの区間の飛行機ワープは避け、新幹線ワープを使用した方が良いかもしれません。

 



成田空港~福岡空港

引用:© OpenStreetMap contributors

東京から九州までの移動は飛行機が一番早いです。

2023年3月のダイヤ改正により東京駅を出発して1日で行ける最西端が新山口駅となり、1日で九州への上陸ができなくなりました。その結果、博多駅に行くまで最低でも2日間はかかります。

 

区間 運賃 所要時間  備考
LCC+青春18きっぷ 東京駅~空港第2ビル駅 1,349円 約1時間30分
成田空港~関西国際空港 約1時間30分
福岡空港~博多駅 260円 5分 福岡市

地下鉄空港線

青春18きっぷ 東京駅~博多駅 約11時間30分

 

博多駅~福岡空港駅間はJR線ではありませんが、距離が非常に近く追加の出費も航空券の他は260円だけで済みます。

 

関西国際空港~新千歳空港

引用:© OpenStreetMap contributors

関西から北海道まで距離は関東以上に遠距離になり、青春18きっぷで移動となると3日程度かかります。そこで関西国際空港から新千歳空港間を飛行機ワープすることで短縮してしまいまでょう。

 

区間 運賃 所要時間  備考
LCC+青春18きっぷ 大阪駅~関西空港 1,210円 約1時間30分
関西国際空港~新千歳空港 約1時間30分
新千歳空港~札幌駅 1,210円 約1時間10分
青春18きっぷ 大阪駅~札幌駅 約60時間 北海道新幹線オプション券

2,490円併用

 

飛行機ワープをすると航空券代がかかってしまいますが、2泊分のホテル代を考えると飛行機の方が安くなることも・・・。

短縮できた時間で観光やグルメを楽しむのもいいですし、青春18きっぷを使って空港から先の鉄道旅を楽しむのもいいですね。

 

大阪駅~関西空港駅、新千歳空港駅~札幌駅だけの移動で2,420円となり、青春18きっぷ1回分より10円高く、元が取れた計算になります。

 

関西国際空港~仙台空港

引用:© OpenStreetMap contributors

関西~東北地方の青春18きっぷでの移動も約1日程度の移動になります。そこで関西国際空港から仙台空港間を飛行機ワープすることで短縮してしまいましょう。

 

区間 運賃 所要時間  備考
LCC+青春18きっぷ 大阪駅~関西空港 1,210円 約1時間30分
関西国際空港~仙台空港 約1時間30分
仙台空港~仙台駅 420円 24分 仙台空港~名取間は別途運賃が必要
青春18きっぷ 大阪駅~札幌駅 約18時間

 

仙台空港駅~名取駅間はJR線ではない「仙台空港アクセス線」ですので、青春18きっぷは使用できません。別途運賃が必要になります。名取駅から仙台駅まではJR東北本線になるので青春18きっぷが使用できます。

大阪駅~関西空港駅が1,210円、名取駅~仙台駅が240円ですので、青春18きっぷ1回分2,410円には達していません。

 

例えば名取駅~鳴子温泉駅まで行けば1,980円になるので、青春18きっぷ1回分の元を取ったことになります。

関西空港~仙台空港でワープを使用するならば、大阪駅より遠くから出発するか、仙台駅を経由してより遠くまで旅をする必要があります。



 

最後に

今回は青春18きっぷ旅での飛行機を使った「ワープ」方法とそのおすすめ区間についてお届けしました。

 

LCCは安さの分予約変更不可、荷物重量制限、日程によって値段が異なるなどあり注意が必要な点はあります。

しかし長距離を飛行機で移動することで大幅な時間短縮ができ、その分観光を楽しんだり、さらに先の青春18きっぷ旅に進むことができます。

 

もちろん長距離を鉄道で乗り継いて行くという旅もとても楽しいので、休みの日程などと相談して計画を立ててみてください!

 

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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