みなさんこんにちは、tomotabitripです。
2018年の旅行記になります。
今回は新幹線一の秘境駅と呼ばれている青森県にある、奥津軽いまべつ駅に行ってみました。
この記事では
・新幹線一の秘境駅の様子は?
・奥津軽いまべつ駅まで来ても何かすることある?
と思っているような方の参考になればと思っています。
この駅は青函トンネルを18きっぷで通過するための特例区間の駅となるため、18きっぷを利用して旅をする人には重要な駅かなと思います。
奥津軽いまべつ駅とは?
2016年3月26日の北海道新幹線開業と同時にできた本州最北端にある新幹線の駅で、唯一JR北海道の管轄する駅の中で北海道外にある駅となります。
もともとは在来線だった海峡線の津軽今別駅を廃止し、同じ場所に新幹線の駅として奥津軽いまべつ駅が開業しました。
新幹線一の秘境駅と呼ばれる理由は?
新幹線一の秘境駅と呼ばれる理由として
・駅の立地場所
・乗降客の少なさ
この2つがあります。
まずは駅の立地場所ですが
上の地図のような場所にあります。
町の中心から離れていることや、駅周囲が森に囲まれており開発が難しいのかなと思います。
次に乗降客の少なさについてですが、なんと2017年度の1日平均利用客数が33人で、新幹線の駅としては一番少ない人数となっています。
この駅に発着する新幹線の本数も少なく、上下7本ずつ、計14本の列車しか止まりません。
※出発時刻は2020年5月現在のものです。
奥津軽いまべつ駅探索スタート!!
新幹線の駅でかつ訪れたのが開業して2年後ということもあり駅の外観は写真の通りとてもきれいです。最近の駅のようにガラスを多く使った造りとなっています。
秘境駅とは思えないほどのものです。
駅前広場は本当に何もなくて、コンビニすらありません。
津軽二股駅から奥津軽いまべつ駅を見てみます。
先ほどのきれいな建物を上がり、連絡通路を通るのがわかります。
長い階段!!
さて、この建物はどうなっているかというと・・・
入口から連絡通路まで、ぐるぐる回りながら115段の階段を上ります。
階段の入り口部分にはこれから待ち受ける階段へ、軽い気持ちでは上りはじめないように注意の看板が立っています。
もちろんエレベーターがありますので、115段をのぼる自信がない方は迷わずエレベーターを利用しましょう。
注意して欲しいことは、階段の途中にエレベーター乗り場はありません。入口部分でどちらにするか決めましょう。
連絡通路はこのように広々としたものになっています。
もともと、写真撮った時に私しかいなかったのでより広く感じられます。
この連絡通路からはいろいろなものを見ることができます。
新青森側では、新幹線の線路の保線車両が止まっている基地を見ることができます。
さらに右端の単線の線路は津軽線の線路となっています。
北海道側では左側に津軽線の津軽二股駅と道の駅を見ることができます。
奥津軽いまべつ駅は新幹線の駅なので、津軽線を走ってきた在来線の列車(貨物等)は駅を避けるように外側を走ります。その線路を見ることができます。
入場券を買ってホームへ
駅名版では「JR北海道」の文字がちゃんと書いてあり、この駅がJR北海道管轄であることを示しています。
奥津軽いまべつ駅は2面3線の駅で、東京方面上り線は通過線があります。
ホームに降りたタイミングでちょうど新函館北斗駅行きのはやぶさが通過していきました。
ここではそこまで高速で通過するわけではないので落ち着いて新幹線を見ることができます。
タイミングが良かったので続けざまに東京行のはやぶさが通過していきました。
東京方面は通過線を通過していきます。
奥津軽いまべつ駅には何がある?
秘境駅と呼ばれる駅周辺には何があるのかというと・・・
道の駅があります。
「道の駅いまべつ半島プラザアスクル」
ここでは地元の特産品やお土産が売っており、レストランや観光案内所、JRレンタカーも併設してあります。
~営業時間~
・道の駅いまべつ:午前9時~午後7時まで(物販コーナー)
・レストラン「驛」:午前11時~午後4時
・JRレンタカー:
1月2日~3月31日:午前9時~午後6時
4月1日~11月30日:午前9時~午後7時
12月1日~12月31日:午前9時~午後6時
まとめ
新幹線一の秘境駅・奥津軽いまべつ駅に行ってみました。
駅周辺にはほとんど何もなく、停車する新幹線も少ないため本当に人の少ない駅です。
ただ、青函トンネルを利用する18きっぷ旅では大事な駅になります。
乗換時間の間に併設する道の駅のレストランでご飯を食べたり、新幹線で来てレンタカーを借りさらに本州の北を目指すこともできる駅でした。
この駅よりさらに北にある、青函トンネル入口公園や青函トンネル記念館なども行ってみた記事も書いています。是非読んでみてください。