みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は名古屋から中部国際空港セントレアまで名鉄が運行する空港アクセス特急ミュー―スカイの乗車記になります。
名鉄2000系
中部国際空港(セントレア)へのアクセス専用車として2005年のセントレア開業に合わせて運用を開始した電車で「ミュースカイ」の愛称がついています。
全車特別車で4両1編成で運行され、混雑時などは2編成連結した8両編成で運行されています。
ミュースカイ乗車記
出発は名鉄名古屋駅
今回は名鉄最大の駅となる名鉄名古屋駅より全車指定席の特急ミュースカイでセントレアを目指します。
ミュースカイに乗車するには乗車券の他に特別車両券(ミューチケット)が必要です。
【特別車両券(ミューチケット)】
年齢にかかわらず1乗車360円
名鉄名古屋駅では名鉄の各線(名古屋本線、犬山線、常滑空港線、河和線、津島線)の列車が集まる駅ですが、線路は上下1本ずつしかなく3面2線のホームを使って列車を捌いています。
ホームにいると次から次へと列車が来る上、その種別も普通・準急・急行・快速急行・特急・快速特急・ミュースカイと多彩です。さらに、一般車ホームと特別車ホームが分けられているため、「名駅」ならぬ「迷駅」といわれるだけあります。
名鉄2000系 全車特別車のミュースカイ中部国際空港行きが入線してきました。
名鉄名古屋駅のホームが微妙にカーブしているので、入線のタイミングがつかめませんでした。
名鉄2000系の車内は青を基調とした座席となっています。
座席は2列×2列の横4列シートとなっており、車端部には大型の荷物が置ける荷物スペースが設置してありました。
シートピッチは1,000mmと広めです。
ミュースカイの車窓
地下にある名鉄名古屋駅を出発すると列車は地上へ上がり、東海道本線・中央本線と並行して走ります。
驚いたのは、扉上にあるモニターでは到着駅の案内のほかに先頭車からの景色と現在の速度を表示していました。
写真にもある通り、名鉄名古屋駅を出発後あっという間に100㎞/hまで加速し走行していました。
名鉄名古屋駅を出発して5分、最初の停車駅となる金山駅に到着。
金山駅を出ると中央本線は左に大きくカーブして名鉄名古屋本線・東海道線と分かれていきます。
名鉄では金山駅から隣の神宮前駅間は方向別複々線区間となり外側が名鉄名古屋本線、内側が常滑線となります。
ミュースカイは金山駅出発後常滑線へと転線します。
神宮前駅を出発。ミュースカイが走る常滑線はここで名鉄名古屋本線とJR東海道線をオーバークロスする形で分かれます。
ミュースカイは神宮前駅~中部国際空港駅間はノンストップで走ります。
神宮寺駅を出発すると徐々に速度を上げていき、ついに最高速度の120㎞/hでの走行となり、モニターからの前面の景色も流れるように過ぎ去っていきます。
途中駅では先行する列車を何本か追い越してセントレアを目指します。
常滑線と河和線との分岐駅となる太田川駅を通過。立派な高架橋が特徴的です。
常滑線ではほぼ120㎞/h運転をしていたんですが、線路と家の距離がとても近く実際の速度以上の速さを感じました。
りんくう常滑駅を通過すると中部国際空港が見えてきます。
セントレアは伊勢湾海上の人工島にあるため知多半島から橋を渡っていく必要があります。
終点中部国際空港駅
名鉄名古屋駅を出発して29分、終点の中部国際空港駅に到着です。
中部国際空港駅では1番線のミュースカイ専用ホームに入線。ホームは天井からガラス張りのホームドアで覆われているため写真を撮るのはなかなか難しいです。
最後に
今回は中部国際空港アクセス特急ミュースカイの乗車記でした。
120㎞/hの運転と神宮前駅からのノンストップ運転と相まって、名鉄名古屋駅からはとても早く、ミューチケットの料金も安くて便利な列車でした。
ぜひ、セントレアを利用する際には乗ってみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただきありがとうございました。