みなさんこんにちは、tomotabitripです。
越後湯沢~金沢へはくたかの乗車記を以前書きましたが、今回は金沢⇒越後湯沢までの乗車記になります。
この時のダイヤ改正では金沢~直江津間の北陸本線が「あいの風とやま鉄道」と「IRいしかわ鉄道」の2社の第三セクターへ移管となる重要な改正でした。
越後湯沢⇒金沢への乗車記は以下になります。
ダイヤ改正前日の金沢駅
北陸新幹線の改札前のカウントは1日前を表示しており、いよいよ開業という感じがします。
金沢を出発する始発の「かがやき500号」柱のデジタルモニターのカウントは既に「日」ではなく「19時間」を示していました。
ダイヤ改正直前の列車たち
発車案内板の様子
この時はまだトワイライトエクスプレスも運転されていました。
もう見ることのできない寝台特急の案内です。
上下列車の時刻表一覧です。
金沢駅では
・富山・和倉温泉行のサンダーバード、しらさぎ
・越後湯沢行のはくたか
・新潟行の北越
・大阪行きサンダーバード
・福井行はくたか
・名古屋・米原行しらさぎ
・大阪行トワイライトエクスプレス
・札幌行トワイライトエクスプレス
が発着していました。
時刻表の特急を表す赤文字の多さを見ても交通の要衝であり、見ていて飽きない駅だったと思います。
普通列車
金沢駅に到着した国鉄型の457系です。
この車両もこの時のダイヤ改正で廃車となる予定の車両でした。
金沢駅に到着した国鉄型の413系です。
この車両は現在でも七尾線直通の普通列車用の車両として主に運用されていますが、2021年度のダイヤ改正で運用を外れるみたいです。
貨物列車
EF81の牽引する貨物列車が通過しました。
金沢駅は関西方面から東北・北海道方面への貨物輸送を担う日本海縦貫線の経路上でもあり、頻繁に貨物列車が通過します。
この時はまだEF81が活躍していますが、現在ではその多くをEF510が担っています(北斗星やカシオペアを牽引したEF510も活躍中です)。
特急列車
札幌からきた寝台特急トワイライトエクスプレスも停車します。
このEF81はこのまま敦賀まで牽引し機関車交換したのち、終点の大阪を目指します。
金沢~新潟間を結んでいた特急北越の姿もありました。
485系が使用されていました。
特急北越も今回のダイヤ改正とともに廃止となってしまった特急です。
はくたか
今回乗車したはくたかは683系8000番台、北越急行が保有した唯一の683系です。
北越急行が持つ681系、683系は「スノーラビットエクスプレス」の愛称がつけられており、車体にもその頭文字をとった「SRE」というロゴがついていました。
金沢駅では写真のように大阪から来たサンダーバードの683系と北越急行の683系が並ぶ瞬間がありました。
先ほど書きましたように、北越急行所有の683系は1編成しかなかったのでかなり貴重なシーンだったんではないでしょうか。
車内探索
基本編成と付属編成の貫通型先頭車の連結面になります。
681系、683系は基本編成、付属編成感は車内を通り抜けできました。
車内に貼ってあったはくたか号の路線図です。
金沢駅~越後湯沢
富山駅到着
翌日より使用開始となる新しい新幹線のホームを眺めます。
富山駅に到着です。当時はまだ在来線は地上ホームでした。
運転停車
ほくほく線内は単線の為、上下列車行き違いをするために運転停車がありました。
越後湯沢行の列車の場合、多くがこの虫川大杉駅に停車、金沢方面行の列車の通過したのち出発というダイヤが組まれていました。
越後湯沢到着
越後湯沢に到着したはくたかを反対側のホームからとってみました。
681系、683系特にかかわりなく運用できましたので、基本編成と付属編成ともに北越急行所属の683系で運用されていたのに乗れたのは良かったです。
反対側まで歩いてきました。
貫通型の先頭車になります。
上越線では115系が活躍し、写真のように並ぶ光景が普通にに見ることができました。
越後湯沢駅の案内板では「さよなら特急はくたか」の表記が出ていました。
最後に
今回はダイヤ改正前日にはくたかに乗車してみました。
はくたかの車内では特急はくたかの歴史についてのアナウンスや沿線で旗や幕をもって見送る人たちがいることのアナウンスなどがありました。
金沢駅では多くの列車が発着し面白い駅でしたが、2015年3月13日をもって富山方面へ向かう列車は一部の列車を除き金沢止まりとなりました。