みなさんこんにちは、tomotabitripです。
8月24日、JR各社より【2023年 秋の臨時列車(2023年10月1日~2023年11月30日)】について発表がありましたので、個人的に気になる列車を紹介していきたいと思います。
JR各社からの発表は以下の通り
JR各社からの発表は以下のようになります(9/16時点)。
JR各社からの発表はこちら
○JR北海道 秋の臨時列車のお知らせ~10月から11月に運転する列車です~(8/24発表)
○JR東日本 秋の臨時列車の運転について(8/24発表)
・JR東日本秋田支社 -秋の増発列車のお知らせ(8/24発表)
・JR東日本盛岡支社 -秋の増発列車のお知らせ(8/24発表)
・JR東日本東北本部 -秋の増発列車のお知らせ(8/24発表)
・JR東日本新潟支社 -秋の増発列車のお知らせ(8/24発表)
・JR東日本水戸支社 -秋の増発列車のお知らせ(8/24発表)
・JR東日本長野支社 -秋の増発列車のお知らせ(8/24発表)
○JR東海 ”秋”の臨時列車のお知らせ(8/24発表)
○JR西日本 2023年【秋】の臨時列車の運転について(8/24発表)
・岡山・広島・山口・山陰エリアについて(8/24発表)
○JR四国 秋の臨時列車運転のお知らせ(8/24発表)
○JR九州 2023年秋季期間(10月~11月)の臨時列車運転のお知らせ(8/24発表)
JR各社ともに各地で行われる秋の紅葉イベントに臨時列車を多数運行予定です。
10月・11月の3連休は鉄道旅を!
JR北海道
秋のくしろ湿原ノロッコ号では長時間停車・延長運転を実施
9月、10月に運行される「くしろ湿原ノロッコ号」の一部列車では釧路湿原駅での長時間停車や川湯温泉駅までの延長運転が実施されます。
【釧路湿原駅では長時間停車】
- 運転日:10/8、9
- 時刻:ノロッコ92号:釧路(13:35発)→塘路(14:17着)
ノロッコ91号:塘路(14:50発)→釧路湿原(15:09着/16:10発)→釧路(16:43着)
10/8、9に運転されるノロッコ91号では釧路湿原駅で1時間の長時間停車をします。これにより釧路湿原を見渡すことができる最寄りの「細岡展望台」へ行くことができます。
「細岡展望台」は釧路湿原に数ある展望台の中で唯一鉄道で行くことができる展望台です。今回は1時間の停車時間があるのでゆっくりと観光することができそうです。
細岡展望台・細岡ビジターズラウンジの記事はこちら
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【釧路湿原展望台】細岡展望台と細岡ビジターズ・ラウンジ アクセス方法もあわせて紹介
続きを見る
【川湯温泉駅まで延長運転を実施】
- 運転日:10/7
- 時刻:ノロッコ82号:釧路(11:08発)→川湯温泉(13:32着)
ノロッコ83号:川湯温泉(15:00発)→釧路(17:51着)
温泉地「川湯温泉」への延長運転が10月にも1日だけ行われます。
川湯温泉駅では1時間30分の停車時間があるので、日帰り観光もできるような設定です。また阿寒・摩周観光の玄関口「摩周駅」にも停車するので観光に利用できそうです。
【夕陽ノロッコ号が運転】
- 運転日:9/20~22
- 時刻:釧路(15:23発)→塘路(16:07着)
塘路(17:04発)→釧路(17:52着)
- 運転日:10/13~15
- 時刻:釧路(14:40発)→塘路(15:27着)
塘路(15:50発)→釧路(16:43着)
釧路湿原に沈む夕日が見れる「夕陽ノロッコ号」が10月にも追加で運転されます。
塘路発釧路行きの列車で、釧路湿原に沈む夕日が見れるようなダイヤ設定がされていて、9月と10月運行でそれぞれ出発時間が異なります。
JR東日本
ひたち海浜公園のコキアの紅葉にあわせて臨時列車が運行 高尾、平塚、君津発着が新規設定
国営ひたち海浜公園の「コキア」が赤く紅葉するのに合わせて、関東の各方面と仙台から臨時列車が運行されます。
今回より高尾、平塚、君津駅発着の列車が新規で設定されています。
特急【海浜公園コキア高尾号】
- 運転日:10/7、8、9
- 時刻:高尾(7:45発)→勝田(10:16着)
勝田(16:07発)→高尾(18:36着) - 使用車両:E653系 7両(全車指定席)
- 停車駅:高尾・八王子・立川・新秋津・北朝霞・南浦和・南越谷・吉川美南・水戸・勝田
特急【海浜公園コキア平塚号】
- 運転日:10/7、8、9、15、22
- 時刻:平塚(8:10発)→勝田(10:29着)
勝田(16:24発)→平塚(18:41着) - 使用車両:E657系 10両(全車指定席)
- 停車駅:平塚・大船・横浜・水戸・勝田
特急【海浜公園コキア君津号】
- 運転日:10/21、22
- 時刻:君津(7:38発)→勝田(10:16着)
勝田(16:07発)→君津(18:53着) - 使用車両:E653系 7両(全車指定席)
- 停車駅:君津・木更津・蘇我・海浜幕張・西船橋・水戸・勝田
特急【海浜公園コキア大宮号】
- 運転日:10/14、15
- 時刻:大宮(8:16発)→勝田(10:08着)
勝田(16:52発)→大宮(18:47着) - 使用車両:E653系 7両(全車指定席)
- 停車駅:大宮・南浦和・南越谷・吉川美南・水戸・勝田
特急【ひたち92号(赤色ふわもこコキア号)】
- 運転日:10/14、21
- 時刻:仙台(8:36発)→勝田(11:52着)
- 使用車両:E657系 10両(全車指定席)
- 停車駅:仙台・岩沼・亘理・相馬・原ノ町・富岡・広野・いわき・湯本・泉・勝田
平塚駅発着で設定された列車にはE657系が運用に入ることになり、品川駅以西の東海道線を走るE657系を再び見ることができそうです。
また、これまでE653系の臨時列車には「国鉄色」の編成が使われてきましたが、先日新たに「水色」のE653系が10月より臨時列車で運用予定との発表がありました。
今回のコキア号の臨時列車に使用されるか注目です!
185系を使用した臨時列車も多数設定
2021年3月に定期運用を引退した185系。夏に引き続き、今回の「秋の臨時列車」でも185系を使用した列車が走ります。
特急【185(いっぱーご)】
- 運転日:11/12、19
- 時刻:横浜(8:50発)→伊東(10:16着)
伊東(13:35発)→横浜(14:59着) - 使用車両:185系 6両(全車指定席)
- 停車駅:なし
2023年「夏の臨時列車」でも運行された特急「185(いっぱーご)」が11月にも運転されます。
横浜~伊東間の東海道線をノンストップで走る185系の姿がまだ見れそうです。
特急【谷川岳もぐら号】、【谷川岳ループ号】
- 運転日:10/28、11/3~5
- 時刻:谷川岳もぐら号:大宮(10:37発)→越後湯沢(13:38着)(10/28、11/3)
谷川岳もぐら号:大宮(7:48発)→越後湯沢(11:03着)(11/4、5)
谷川岳ループ号:越後湯沢(15:19発)→大宮(18:24着)
- 使用車両:185系 6両(全車指定席)
- 停車駅:大宮・熊谷・高崎・湯檜曽・土合・越後湯沢
改札からホームまで462段の階段があり10分程度かかることから、「日本一のモグラ駅」で親しまれている土合駅を楽しめる列車。
夏に引き続き「秋の臨時列車」でも185系が使われます。
「485系 やまどり」で運行されていた時ですが【谷川岳もぐら、ループ号】の乗車記はこちら
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【谷川岳もぐら号】土合駅に長時間停車!臨時快速谷川岳もぐら号乗車記(大宮→越後湯沢)
続きを見る
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【谷川岳ループ号】ループ線で上越国境を下る!臨時快速谷川岳ループ号乗車記(大宮→越後湯沢)
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特急【鹿沼秋まつり号】
- 運転日:10/7、8
- 時刻:新宿(15:00発)→鹿沼(16:47着)
鹿沼(20:59発)→新宿(22:51着) - 使用車両:185系 6両(全車指定席)
- 停車駅:新宿、池袋、浦和、大宮、鹿沼
10月に開催される日光市の「鹿沼秋まつり」にあわせた臨時列車が185系で運行されます。
かつては485系「華」や205系「いろは」などで設定されていた列車です。
おそらく宇都宮で運転停車はあると思いますが、大宮から鹿沼まで途中停車なく走り抜けるのは、優等列車のほぼない宇都宮線では珍しい!
特急【蔵の街 川越号(川越まつり号)】
- 運転日:10/14、15
- 時刻:海浜幕張(9:35発)→川越(11:24着)
川越(17:55発)→海浜幕張(18:53着) - 使用車両:185系 6両(全車指定席)
- 停車駅:海浜幕張、西船橋、新松戸、川越
10月に開催される「川越まつり」にあわせた臨時列車が185系で運行されます。
かつては185系は651系が日立や大船などから運行されていました。今回は海浜幕張を発着し、185系は久しぶりの川越線への入線になります。
特急【きらきら足利イルミ】
- 運転日:11/11、26
- 時刻:吉川美南(14:15発)→足利(16:11着)
足利(19:58発)→吉川美南(22:08着) - 使用車両:11/11:E257系 5両、11/26:185系 6両(全車指定席)
- 停車駅:吉川美南、南越谷、南浦和、大宮、あしかがフラワーパーク、足利
日本三大イルミネーションの一つ、栃木県「あしかがフラワーパーク」の「光の花の庭」。
この開催にあわせて臨時列車が2日間運行されます。このうち11/26は185系での運行です。
上越線・信越本線を走るSL・EL・DL列車
今秋も高崎駅~水上、横川駅へ上越線・信越本線を走るSL・EL・DL列車が多数設定され、客車列車の旅が楽しめそうです。
信越本線を走るSL・EL・DL列車
快速【DLぐんまよこかわ】、【SLぐんまよこかわ】
- 運転日:10/1
- 時刻:
DLぐんまよこかわ:高崎(9:47発)→横川(10:49着)
SLぐんまよこかわ:横川(14:15発)→高崎(15:18着) - 使用車両:DL+12系客車 5両+SL
快速【EL横川ナイトパーク】、【SL横川ナイトパーク】
- 運転日:10/8
- 時刻:
EL横川ナイトパーク:高崎(15:56発)→横川(16:58着)
SL横川ナイトパーク:横川(19:40発)→高崎(20:43着) - 使用車両:EL+旧型客車 6両+SL
快速【DLレトロぐんまよこかわ】、【SLレトロぐんまよこかわ】
- 運転日:10/14
- 時刻:
DLレトロぐんまよこかわ:高崎(9:47発)→横川(10:49着)
SLレトロぐんまよこかわ:横川(14:15発)→高崎(15:18着) - 使用車両:DL+旧型客車 6両+SL
快速【EL群馬県民の日】、【SL群馬県民の日】
- 運転日:10/28
- 時刻:
EL群馬県民の日:高崎(9:47発)→横川(10:49着)
SL群馬県民の日:横川(14:15発)→高崎(15:18着) - 使用車両:EL+旧型客車 6両+SL
快速【ELレトロぐんまよこかわ】、【SLレトロぐんまよこかわ】
- 運転日:10/29
- 時刻:
ELレトロぐんまよこかわ:高崎(9:47発)→横川(10:49着)
SLレトロぐんまよこかわ:横川(14:15発)→高崎(15:18着) - 使用車両:EL+旧型客車 6両+SL
高崎駅と横川駅間の信越本線を走るSL・DL・ELの列車。
使用客車には12系客車・旧型客車での運行がそれぞれあります。
横川駅でSLの方向転換ができな構造上それぞれの列車の反対側にはディーゼル機関車もしくは電気機関車が連結されるので、往復で乗るとSLとDL・ELの列車の旅が楽しめます。
横川駅で停車時間が3時間30分程度あるので「碓氷峠鉄道文化むら」へ行くのにも利用できそうですね。
上越線を走るSL列車
快速【SLレトロぐんま水上】
- 運転日:10/7、15
- 時刻:高崎(9:56発)→水上(12:03着)
水上(15:15発)→高崎(17:14着) - 使用車両:SL+旧型客車 6両
上越線の高崎~水上駅間にも旧型客車でのSL牽引の列車が運行されます。
水上駅では転車台があり、SLの方向転換ができるのでSL単独での運行です。旧型客車とあいまってかつてのSL牽引の列車のように楽しめますね!
D51復活35周年記念列車
快速【D51復活35周年水上】
- 運転日:11/3、5、18、19
- 時刻:高崎(9:56発)→水上(12:03着)
水上(15:15発)→高崎(17:14着) - 使用車両:SL+旧型客車 6両
快速【D51復活35周年横川】
- 運転日:11/4
- 時刻:
ELレトロぐんまよこかわ:高崎(9:47発)→横川(10:49着)
D51復活35周年横川:横川(14:15発)→高崎(15:18着) - 使用車両:EL+旧型客車 6両+SL
D51復活35周年を記念して信越本線、上越線の両路線に復活記念号が運行されます。
水上号では往復D51が牽引、横川号では復路をD51が牽引予定です。
一時保存されていたとはいえ製造から83年経ってもなお現役のD51 498号機。まだまだ長く頑張ってもらいたいです!
JR西日本
2023年度で運行終了予定 奥出雲おろち号
車両の老朽化に伴い2023年度で運行終了する予定の「奥出雲おろち号」が10月、11月にも運行されます。
普通【奥出雲おろち号】
- 運転日:10/1~11、13~15、21~31、11/1~23
- 時刻:
(出雲市(8:45発)→)木次(10:08発)→備後落合(12:36着)
備後落合(12:57発)→木次(15:57着) - 使用車両:DE10+12系改(トロッコ控え車) 2両(全車指定席)
- 停車駅:木次~備後落合間の各駅
(※出雲市から直通の場合:出雲市、直江、荘原、宍道、加茂中)
(※10/1、8、9、15、22、29、11/3~5、11、12、18、19、23)
芸備線と木次線の3方向から路線が乗り入れるも、一日数本ずつしか列車が来ない秘境駅「備後落合駅」にも行ける観光列車「奥出雲おろち号」。
往路のみ出雲市駅を始発とする列車も設定されていますが、復路は木次駅までなので注意が必要です。
「奥出雲おろち号」の運転は例年4月~11月までなので今回の発表が最後になりそうです。
JR四国
琴平まで延長運転 サンライズ瀬戸
今秋も寝台特急「サンライズ瀬戸号」が高松駅~琴平駅間で延長運転が行われます。
寝台特急【サンライズ瀬戸号】
- 運転日:10/6~8、13、14、20、21、27、28、
11/2~4、10、11、17、18、22、24、25 - 時刻:
東京(21:50発)→高松(8:02発)→琴平(12:36着)
- 使用車両:285系 7両(全車指定)
- 延長運転区間内停車駅:多度津・善通寺
日本で唯一の定期寝台特急サンライズエクスプレス。
終点琴平駅まで乗車すると15時間近い寝台特急の旅になります。
最後に
今回JR各社より発表された「2023年秋の臨時列車について」J、個人的に気になる列車を挙げてみました。
夏に引き続きE657系の品川以西の運用があることや185系を使用した臨時列車が関東各路線で運行されます。
今後も徐々に追加情報の発表があると思いますので、引き続き見ていきたいと思います。
今回も、最後まで読んでいただきありがとうございました。