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【中尊寺】岩手の歴史と自然が融合した場所!アクセス方法も詳しく紹介

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は岩手県平泉町にある世界遺産「中尊寺」の紹介とアクセス方法ついてお届けします。
歴史の本などで出てくる「中尊寺金色堂」もこの場所にありますよ!

本記事の概要

  • 中尊寺とは?
  • 中尊寺の場所・最寄駅からのアクセスは?
  • 中尊寺訪問記

旅の参考になれば嬉しいです。

中尊寺とは

中尊寺は岩手県平泉町にある天台宗東北大本山の寺院。
奥州藤原氏初代当主・藤原清衡によって再興されましたが、鎌倉時代以降は衰退。その後、江戸時代に再興され現在に至ります。

中尊寺というのは山全体の総称で、本寺である中尊寺とその他17ヵ院からなる一山寺院。

有名な「中尊寺金色堂」をはじめ多くの歴史的文化財を有しています。
2011年にはユネスコの世界遺産にも登録されました。

場所・アクセス

電車・バスの場合

  • 一ノ関駅からバスで約25分
  • 平泉駅からバスで約5分または徒歩で約25分

中尊寺の最寄り駅は東北新幹線・東北本線の一ノ関駅もしくは東北本線の平泉駅です。

それぞれの駅のメリット・デメリットは以下の点

一ノ関駅

  • 東北新幹線の駅なので東京・盛岡方面からのアクセスが良い
  • 中尊寺まで直通する路線バスが出ており、途中乗り換えなく行くことができる
  • バスの本数が少ない(1時間に1本程度)
  • バスによっては新幹線との接続が悪く一ノ関駅で長時間待つこともある

平泉駅

  • 路線バスと循環バスがありバスの本数が多い
  • 徒歩・レンタサイクルでも中尊寺に行くことができる
  • 東北本線の本数が少ない(1時間に1本程度)
  • 一ノ関駅、平泉駅と乗り換え回数が増える

・平泉巡回バス「るんるん」の時刻はこちら
・一ノ関〜平泉の路線バスはこちら(一ノ関前沢線)

自動車の場合

  • 仙台駅から東北自動車道経由で約1時間15分
  • 盛岡駅から東北自動車道経由で約1時間

 駐車場情報

第一駐車場第二駐車場坂の上駐車場
営業時間3~11月 8:30~17:00
12〜2月 8:30~16:30
3~11月 8:30~17:00
12〜2月 8:30~16:30
休み年中無休12〜3月不定期休日あり
大型車料金950円950円
マイクロ料金800円800円
普通車料金400円400円500円
自動二輪料金50円50円

坂の上駐車場は第一、第二駐車場利用の場合と比べて料金は100円高くなりますが、中尊寺本堂、金色堂などは1番近い駐車場です。

駐車場からの階段が少しありますが、月見坂をスキップできるので上り坂を避けたい場合はここを利用するのがオススメ!

中尊寺訪問記

平泉駅から巡回バスを利用

今回訪れたときは平泉駅から平泉巡回バスを利用しました。

平泉巡回バス「るんるん」の料金

  • 1回の乗車:200円(小人:100円)
  • 1日フリー乗車券:550円
    販売場所:一ノ関駅前バス案内所、平泉レストハウス、バス車内(るんるん)、毛越寺門前直売あやめ、TOHOKU MasS(スマートフォン専用サービス)

3回以上乗り降りするなら1日乗車券がおすすめ!

平泉駅からは路線バス平泉巡回バス「るんるん」の2種類のバスを利用することができるので、一ノ関駅からよりも時間を気にせず利用することができます。

また、平泉駅からなら約25分ほどかかりますが歩いても中尊寺まで行くこともできます。

駅前には観光案内所、レンタサイクルのお店もありました。

中尊寺に到着

平泉駅を出発すると毛越寺や平泉文化遺産センターなど観光地を巡り、約10分で中尊寺に到着。

早速中尊寺の表参道である月見坂を登っていきます。
参道の両側には伊達藩によって植樹された杉の大木がお出迎え。荘厳な雰囲気があります。

かなり急な坂なので動きやすい服装・靴で行くのがおすすめ!

月見坂の途中にある観光スポット

急な坂をひとまず登り切ると平らなところがあり眺望が開けます。
「東物見台」からは遠くに北上川、左から衣川が流れ北上川に合流する様子が見られます。

はるか昔にはあの松尾芭蕉もこの景色を見ていたのかもしれません。

ちょうど「東物見台」の反対側には「弁慶堂」があり、中には源義経と弁慶が祀られています。

中尊寺 本堂

先ほどの弁慶堂を過ぎ、しばらく月見坂を登っていくとようやく「中尊寺本堂」に到着。
この本堂の正面に建つ表門は岩手県の指定文化財だそうです。

中尊寺というのは山全体の総称で、本寺である中尊寺とその他17ヵ院からなる一山寺院。
その中でこの本堂が一山寺院の中心となる建物です。

本堂内には像高約2.7m、台座・光背を含めた総高は5mと大きな釈迦如来像が安置されています。

教科書などで見る金色堂はここではなく、もう少し先になります。

金色堂

金色堂だけは拝観料がかかります。

拝観料

  • 大人:1,000円
  • 高校生:700円
  • 中学生:500円
  • 小学生:300円

決済方法はクレジットカードや電子マネー、交通系ICにも対応しています!

拝観券には金色堂の他、中尊寺讃衡蔵という奥州藤原氏が残した数多くの文化財を収蔵する宝物館も含まれます。

拝観券を購入したら金色堂の見学へ。
金色堂は文化財保護のため、金色堂自体を建物で覆われているので外からはその姿を見ることはできません。

金色堂は中尊寺創建当時の姿を今に伝える唯一の建造物だそうで、修繕などありますが1124年(天元元年)に上棟されて以来の姿のままを見せてくれます。

建物全体が金箔で覆われ、内部の装飾は細かく素晴らしかったです!音声解説もありましたので聞きながらの見学がおすすめ!


残念なことに金色堂を含む館内の撮影は禁止されているので、見学した際にはじっくり見て目に焼き付けて来てください!

見学順路通りに進んでいくと、かつて松尾芭蕉がこの場所で詠んだ句碑がありました。

こちらが旧覆堂。
金色堂を風雪から守るために1288年(正応元年)鎌倉幕府によって建てえられたと伝えられる堂です。
松尾芭蕉をはじめ、伊達政宗、明治天皇などはこの堂内に入り金色堂を参拝したようです。

はるか昔から金色堂を守ろうとしていた雰囲気が感じられますね!

この旧覆堂は昭和の大修理とされる金色堂解体修理の際にこの場所に移築されました。先の写真にもあるように、現在の金色堂は頑丈なコンクリート造りの建物でしっかりと守られています。

こちらが奥州藤原氏が残した数多くの文化財が収蔵されている中尊寺讃衡蔵

金色堂を見学したらこちらも忘れずに見学してみてください!

能楽殿

中尊寺の北方を鎮守するため建てられた白山神社。
この敷地内に1853年(嘉永6年)に伊達藩によって再建された能楽殿があり、2003年には国の重要文化財に指定されました。

現在でも毎年5月4日・5日には中尊寺の僧侶によって能楽が行われている場所です!

気になるので見に行ってみたいですね!

弁財天堂

周囲に池が巡らされている弁財天堂。

裏側に回ると水鏡のように映る弁財天堂を見ることができます。
ちょうど紅葉シーズンということもあり、赤く染まった紅葉と緑色の紅葉も合わさってとても綺麗な場所でした!

帰りは直接一ノ関駅へ

帰りはちょうど一ノ関駅までのバスがあったので、中尊寺から乗り換えすることなく一ノ関駅まで戻ることができました。

やはり、途中で乗り換えなく来れるのは便利でした。

このあとは、新幹線に乗り仙台へ戻ることにしました。

最後に

今回は岩手県平泉町にある世界遺産「中尊寺」の訪問記をお届けしました。
伊達政宗や松尾芭蕉、昭和天皇をはじめ歴史上の人物が訪れ見た景色を同じように自分も見ることができるこの場所は、日本の文化・歴史を肌で感じることができる素晴らしいスポットです。
月見坂は大変でしたが、伊達藩が植林したという杉の巨木の中を歩くのも自然を感じられる良い場所でした。

最寄り駅の一つが東北新幹線の一ノ関駅ということもあり、東京からのアクセスも良好なのもポイントです!

ぜひ機会があれば訪れてみてはいかがでしょうか!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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