みなさんこんにちは、tomotabitripです。
2019年10月の旅行になります。
今回は宮城県にある「ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸留所」に行ってみました。
ニッカウヰスキーと言えば、NHK連続テレビ小説「マッサン」の舞台となった北海道余市にあるニッカウヰスキー工場が有名ではないかと思います。
今回行った宮城峡蒸留所はニッカウヰスキー第2工場として、販売拡大やブレンデットウイスキーなど新たなウイスキーを作る目的で作られました。
ニッカウヰスキー仙台工場 宮城峡蒸留所のデータ
場所
アクセス
自動車:東北自動車道 仙台宮城ICから約25分
電車:仙台駅から仙山線 作並駅(約40分)、愛子(あやし)駅(約30分)からバス (作並駅からはバスで約2分「ニッカ橋」で下車もしくは徒歩約40分 2.3km)
バス:仙台駅前から作並温泉行バスで「ニッカ橋」で下車(約60分)
余市工場と違って最寄駅からも少し離れているところが注意です。
仙台駅から仙山線に乗車
仙台駅から約40分で最寄り駅の作並駅に到着しました。
作並駅は2面3線の駅で、比較的大きめの地方駅でした。
駅は写真でもわかるように山間にあり、行ったときは山々に霧が出ているような天気でした。
作並駅は交流電化発祥の地でもあるようです。
ニッカウヰスキー工場に最寄の駅ということで、駅の看板にも大きく「ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所」の看板が出ていました。
作並駅からはバスで行くことにしました。バス停の場所は駅前ではなく、駅から道なりに少し歩いた先の国道48号線沿いにある「作並駅前」というところがその場所です。
場所がわからなかったら、作並駅に案内所の係員がいますので訪ねてみてください。
ニッカウヰスキー仙台工場
「ニッカ橋」から少し歩くとニッカウヰスキー仙台工場の看板が見えてきます。
工場見学の詳細
所要時間:45分(工場見学:25分、試飲:約10分、お土産:約10分)
参加費:無料
予約方法:事前にインターネットにて要予約
工場見学スタート
ビジターセンターで受け付け
工場見学の受付を行うと、見学開始時間になるまでこの待合場所にて待機となります。
もちろんこの待合場所でも工場の歴史や「シングルモルト」「ブレンデットウイスキー」のにおいの比較や今まで販売してきた商品の紹介などがあり全く苦になりません。
むしろしっかり見ていると時間が足りませんでした。
乾燥棟(キルン棟)
このキルン棟では、大麦若葉を乾燥させるための建物です。
現在では使われていないようですが、建物の構造が独特です。
蒸留棟(単式蒸留器)
独特な蒸留器の説明もありました。
余市工場ではこの蒸留には石炭を使用していますが、この仙台工場では加熱装置(ヒーター)を使用している等、設備でも異なる点を見ることができました。
貯蔵庫
見学の最後は貯蔵庫の案内でした。
ここではできたウイスキーを寝かして熟成させる工程について説明がありました。
数年に一度樽の中身を少し出して、品質などをチェックしているそうです。
また、年数が経てば経つほど色や香りが変わってくるサンプルも展示していました。
工場見学はこれで終了です。この後は試飲会場に移動となりました。
試飲会場
この会場で試飲できるのは「アップルワイン」「スーパーニッカ」「宮城峡」の3種類になります。
割り方もソーダ割、ロック、水割りなど自分で好みにできますが、1人各1杯ずつです。
もちろん未成年の方や運転をされるための方にソフトドリンクもあります。
ニッカウヰスキーの工場なのでヒゲのおじさんこと「キング・オブ・ブレンダーズ」の絵もありました。
工場見学の注意点
この仙台工場は余市工場と異なり、自由に敷地内を見学することができません。
工場内を見学したい場合には、必ず蒸留所ガイドツアーに申し込みが必要となります。
私が行った時には当日でも空きがあれば見学ができましたが、今はコロナウイルスの影響もあって完全予約制となっているようです。
工場見学に行く場合には必ず予約をしていきましょう。