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【青春18きっぷ ワープ完全ガイド】普通列車の少ない難所7区間と費用を徹底解説

2023年7月7日

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みなさまこんにちは、tomotabitripです。

青春18きっぷはJR全線の普通・快速列車が乗り放題になる、旅人に長く愛されてきたきっぷです。2026年春は3日間用10,000円・5日間用12,050円(連続利用)で発売されます。

一方で、日本には普通・快速列車がほとんど走らない「難所」区間が存在します。そんなときに使えるテクニックが「ワープ」——難所だけ特急・新幹線を使い、時間ロスをまるごとスキップする方法です。

今回は、おすすめのワープ区間7か所を費用・所要時間とともに徹底解説します。

青春18きっぷの「ワープ」とは?|仕組みとメリットを解説

青春18きっぷは普通・快速列車しか使えませんが、一部の区間では1日に数本しか普通列車が走っておらず、長時間の待ちが発生することがあります。

そこで活用したいのが「ワープ」という裏技。普通列車の少ない区間だけ別途乗車券+特急券(または新幹線特定特急券)を購入し、特急・新幹線でその区間を飛び越えてしまいます。

追加費用はかかりますが、浮いた時間を観光や次の乗り継ぎに使えるので、旅の質が大きく変わります。

ワープ区間では青春18きっぷに加えて乗車券+特急券(または特定特急券)が別途必要です。18きっぷ自体は引き続き有効なので、ワープ後の普通列車でそのまま使えます。

おすすめワープ区間 7選|費用・時刻・難易度まとめ

石北本線|上川〜遠軽

旭川〜網走を結ぶ石北本線は、全線を通じて普通列車の本数が少ない路線です。特に上川〜遠軽間は直通する普通・快速・特別快速列車が下り4本、上り5本のみ。これらの列車を逃すと大幅なロスになります。

出発駅列車・時刻
上川発(下り)11:20 遠軽行き(普通)
13:21 網走行き(特別快速 大雪)
16:01 網走行き(快速 きたみ)
19:46 網走行き(特別快速 大雪)
遠軽発(上り)9:55 旭川行き(特別快速 大雪)
11:50 旭川行き(快速きたみ)
14:38 旭川行き(普通)
16:54 白滝行き(普通)
19:45 旭川行き(特別快速 大雪)

上記、乗り過ごすと次の列車まで数時間待ちが発生します。時刻は変更される場合があるので、必ずJR北海道公式で確認してください。

この区間には特急「オホーツク」が上下1本ずつ走っているため、ワープに活用しましょう。

乗車区間乗車券(運賃)特急料金
(指定席)
合計
上川〜遠軽2,020円1,680円3,700円
  • 白滝駅より遠軽駅の方が発着列車が多いため、「上川〜遠軽」でのワープがおすすめ。
  • 遠軽以東も本数が少ないため、乗り継ぎ時刻を事前に確認しておくこと。

石勝線|追分〜新夕張〜新得

札幌から帯広・釧路を結ぶ石勝線は、特急「おおぞら」「とかち」が頻繁に走る一方で、普通列車は非常に少ない路線です。

特に新夕張〜新得間は普通列車の設定がなく、青春18きっぷで特急に乗れる「特例区間」に指定されています。ただしこの特例は追加料金なしで特急の普通車に乗れるものの、途中下車はできません

また追分〜新夕張間の普通列車の本数も非常に少ないので乗り継ぎ時刻を事前に確認が必要です。

出発駅列車・時刻
追分発(下り)12:09 普通 新夕張行き
18:01 普通 新夕張行き
新夕張発(上り)6:18 普通 千歳行き
13:15 普通 千歳行き
18:42 普通 千歳行き
乗車区間乗車券(運賃)特急料金
(指定席)
合計
追分〜新得2,530円2,360円4,890円
追分〜新夕張680円1,160円1,840円
  • 出費を最小限にするなら追分〜新夕張を特急でワープし、新夕張〜新得は18きっぷの特例(追加料金なし)を活用する方法もある。
  • ただし新夕張での乗り継ぎ待ちが生じる場合があるため、時刻をよく確認しよう。

田沢湖線|盛岡〜大曲

秋田新幹線「こまち」も走る田沢湖線。盛岡〜大曲間のうち、雫石〜田沢湖間の県境越え区間を直通する普通列車は上下それぞれ4本ずつしかありません。

出発駅列車・時刻
雫石発(下り)5:35 普通 田沢湖行き
14:54 普通 大曲行き
16:30 普通 田沢湖行き
18:33 普通 大曲行き
田沢湖発(上り)6:44 普通 盛岡行き
7:41 普通 盛岡行き
15:53 普通 盛岡行き
17:54 普通 盛岡行き

雫石発の下りは朝5時台の次が午後2時台まで開きます。日中に通り抜けるには秋田新幹線「こまち」の利用がほぼ必須です。

乗車区間乗車券(運賃)特定特急券合計
盛岡〜田沢湖810円760円1,570円
盛岡〜角館1,230円1,130円2,360円
盛岡〜大曲1,600円1,130円2,730円
  • 秋田新幹線は全車指定席だが、盛岡〜秋田間では「特定特急券」で普通車の空席に座れる。
  • 田沢湖・角館からも普通列車が少ないため、少し高くても盛岡〜大曲を一気にワープするのがおすすめ。

IGR・青い森鉄道|盛岡〜八戸

盛岡〜青森間はかつてJR東北本線でしたが、東北新幹線の延伸にともないIGRいわて銀河鉄道(盛岡〜目時)と青い森鉄道(目時〜青森)に移管されました。

このためIGR区間は青春18きっぷでは利用不可(青い森鉄道は一部特例あり)。別途運賃の支払いが必要になります。

青い森鉄道の八戸〜青森間は青春18きっぷで通過利用が可能ですが、IGRいわて銀河鉄道には一切の特例がありません。また、JR東日本との乗継割引は2025年3月に廃止されており、現在は各社の通常運賃の合算になります。

乗車区間路線運賃料金合計所要時間
盛岡〜八戸IGR・青い森鉄道3,230円3,230円約1時間50分
盛岡〜八戸東北新幹線1,790円1,870円
(特定特急券)
3,660円約40分

青い森鉄道の八戸〜青森間は青春18きっぷで通過利用が可能ですが、IGRいわて銀河鉄道には一切の特例がありません。また、JR東日本との乗継割引は2025年3月に廃止されており、現在は各社の通常運賃の合算になります。

  • 盛岡〜八戸の東北新幹線は「特定特急券」で利用可能(空席に座れる)。
  • 「はやぶさ」「はやて」は盛岡〜新青森間を特定特急券で利用できる。
  • 花輪線経由(大館〜奥羽本線)で迂回するルートもあるが、所要時間は大幅に増える。

奥羽本線(山形線)|福島〜米沢

福島〜米沢間は板谷峠を越える山岳区間です。山形新幹線「つばさ」も走るこの区間、普通列車(山形線)は上下6本ずつ程度設定されていますが、朝夕に偏っており日中帯は時刻が開きます。

2026年時点では719系5000番台が引き続き使用されています。なお、「つばさ」はE8系化が進行中で、2026年度中に全列車E8系となる予定です。

出発駅列車・時刻(目安)
福島発(下り)7:14 普通 米沢行き
8:08 普通 米沢行き
12:51 普通 米沢行き
17:43 普通 米沢行き
19:41 普通 米沢行き
21:41 普通 米沢行き
米沢発(上り)7:16 普通 福島行き
8:07 普通 福島行き
13:08 普通 福島行き
17:44 普通 福島行き
18:42 普通 福島行き
20:41 普通 福島行き

下りは8時台〜12時台に4時間以上の空き、上りは8時台〜13時台に5時間以上の空きがある時間帯があります。日中の移動を計画する場合はワープを検討してください。

乗車区間乗車券
(運賃)
特定特急券合計
福島〜米沢810円760円1,570円
  • 費用は1,570円と比較的安い。時間帯によっては普通列車をそのまま使う選択肢もある。
  • 「つばさ」は福島〜新庄間で特定特急券が使えるため、山形・新庄方面まで延長するコスパも良い。

上越線|水上〜越後湯沢

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「上越国境」と呼ばれる水上〜越後湯沢間は、関東と上越を隔てる難所。もぐら駅として有名な土合駅を通る区間ですが、直通の普通列車は上下それぞれ7本ずつ、しかも日中は1往復のみという状況です。

出発駅列車・時刻
水上発(下り)8:23 普通 長岡行き
9:42 普通 長岡行き
13:30 普通 長岡行き
16:41 普通 長岡行き
17:48 普通 長岡行き
19:43 普通 長岡行き
20:52 普通 長岡行き
越後湯沢発(上り)6:12 普通 水上行き
8:13 普通 水上行き
12:16 普通 水上行き
15:07 普通 水上行き
16:52 普通 水上行き
17:53 普通 水上行き
19:15 普通 水上行き

この区間を走る特急はなく、ワープには上越新幹線を利用します。最寄り新幹線駅は高崎または上毛高原で、後閑駅・水上駅からバスで上毛高原駅へ向かうルートもあります。

乗車区間路線乗車券(運賃)特急料金合計
上毛高原〜越後湯沢上越新幹線910円880円(自由席)1,790円
高崎〜越後湯沢上越新幹線1,790円1,870円(自由席)3,660円
バス区間所要時間運賃
後閑駅〜上毛高原駅約15分260円
水上駅〜上毛高原駅約30分720円
  • 上毛高原〜越後湯沢は特定特急券が使えるため、費用を抑えるなら後閑・水上からバスで上毛高原へ出るルートがお得。
  • ただしバスの時刻との兼ね合いが必要なため、事前に関越交通の時刻表を確認すること。
  • 時間最優先なら高崎〜越後湯沢のワープが確実。

日豊本線|佐伯〜延岡(宗太郎越え)

青春18きっぷ最大の難所として知られる「宗太郎越え」。佐伯〜延岡間を直通する普通列車は上下合わせて1日わずか3本しかありません。

方向列車・時刻
佐伯発(下り)6:17 普通 延岡行き(1本のみ)
延岡発(上り)5:53 普通 大分行き
20:07 普通 佐伯行き

下りは朝6時18分の1本のみ。これを逃すと普通列車では延岡に当日たどり着けません。上りは日中便がなく早朝もしくは夜になり、実質ほぼ特急一択です。

この区間には「にちりん」「にちりんシーガイア」が上り8本・下り8本走っているため、ワープを積極的に使いましょう。

乗車区間乗車券(運賃)特急料金(自由席)合計
佐伯〜延岡1,300円1,000円2,300円
  • 九州遠征の際はこの区間のワープを旅程に最初から組み込んでおくと安心。
  • 宗太郎越えの普通列車に乗りたい場合は、前日に佐伯泊が必須。

全区間まとめ比較表|ワープ費用・難易度一覧

区間ワープ費用(概算)普通列車の本数おすすめ度
石北本線
(上川〜遠軽)
3,700円下り4本・上り5本絶対ワープ推奨
石勝線
(追分〜新得)
4,890円
(特例活用なら1,840円)
極少(一部ゼロ)絶対ワープ推奨
田沢湖線
(盛岡〜大曲)
2,730円上下4本日中はワープ必須
IGR
(盛岡〜八戸)
3,660円(新幹線)
3,230円(IGR)
本数はある
(JRではない)
新幹線推奨
奥羽本線
(福島〜米沢)
1,570円上下6本(朝夕集中)日中帯はワープ推奨
上越線
(水上〜越後湯沢)
1,790円〜上下7本(日中1往復)時間帯次第で推奨
日豊本線
(佐伯〜延岡)
2,300円上下計3本絶対ワープ推奨

青春18きっぷの旅行の宿はこちら⬇️

まとめ|ワープを賢く使って青春18きっぷ旅を快適に

今回は「【青春18きっぷ ワープ完全ガイド】普通列車の少ない難所7区間と費用を徹底解説」についてお届けしました。

青春18きっぷのワープは、費用は増えますが「難所」での無駄な待ち時間をなくし、旅の質を大きく上げてくれる有効な手段です。

特に宗太郎越え(佐伯〜延岡)と石勝線(新夕張〜新得)は普通列車での乗り通しが現実的でないため、最初から旅程にワープを組み込んでおくことをおすすめします。費用対効果が特に高いのは盛岡〜八戸(新幹線との差額わずか430円)です。

各区間の時刻・運賃は変更される場合があります。ご利用前には必ず各社の公式サイト・時刻表でご確認ください。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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