みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は東京駅から御殿場駅までを乗り換えなしで結ぶ特急「Mt.Fuji御殿場」の乗車記をお届けします。
現在、東京駅から御殿場駅に直通する列車はなく、東京駅から御殿場駅へ向かうには国府津駅での乗り換えが必要ですが、今回乗車した特急「Mt.Fuji御殿場」は両駅を直通で結ぶ貴重な列車です。
特急 Mt.Fuji 御殿場とは

特急「Mt.Fuji御殿場」は、東京駅と御殿場駅を東海道本線・御殿場線経由で直通する臨時特急列車です。御殿場線はJR東海の管轄区間であるため、JR東日本とJR東海の2社にまたがって運行されます。
2024年の御殿場線開業90周年を記念し、品川駅〜御殿場駅間で団体臨時列車として初運転されました。その後、2025年秋から一般向けの臨時列車として設定され、2026年冬も継続運転されています。
富士山方面や御殿場エリアへの観光に、東京方面から乗り換えなしでアクセスできる便利な列車です。
使用車両

使用車両はE257系5500番台5両編成(全車指定席)での運転です。
この車両は、もともと房総特急用として導入されたE257系500番台でしたが、房総特急の削減に伴い余剰となったものを波動用(臨時列車用)として改造し、誕生しました。
停車駅・時刻(2026年1月ダイヤ)
以下は、2026年1月に運転された特急「Mt.Fuji御殿場」の停車駅と時刻です。
| 停車駅 | 下り(御殿場行き) | 上り(東京行き) |
|---|---|---|
| 東京 | 8:00 発 | 17:00 着 |
| 品川 | 8:06 着 8:07 発 | 16:52 着 16:52 発 |
| 横浜 | 8:22 着 8:23 発 | 16:35 着 16:36 発 |
| 御殿場 | 9:46 着 | 15:00 発 |
特急「Mt.Fuji御殿場」乗車記|東京駅から御殿場駅へ
東京駅から出発

出発は朝の東京駅。
9番線の行き先案内板には、今回乗車する「Mt.Fuji御殿場」の表示が出ていました。設定の都合なのか、下段に表示されていた常磐線特急「ときわ56号」と比べると、文字位置がやや不揃いに見えます。
7時38分発の「ときわ54号」が発車した後、7時47分ごろ回送列車として上野方面から入線してきました。

使用車両はE257系5500番台5両編成。
専用の列車名表示は用意されておらず、前面表示はシンプルに「特急」となっていました。
東京〜横浜|途中停車駅は品川・横浜のみ

8時00分、列車は定刻通り東京駅を出発します。

8時06分、最初の停車駅である品川駅に到着。

多摩川を渡って川崎市内へ入り、一部の特急も停車し南武線との乗換駅である川崎駅は通過。軽快に走り横浜を目指します。

8時22分、最後の途中停車駅である横浜駅に到着。ここで先行していた平塚行き普通列車を追い越しました。
「Mt.Fuji御殿場」が走るために特別ダイヤが組まれており、普通列車の到着番線、出発時間の変更がされていました。
横浜〜国府津|東海道線をノンストップで快走

横浜駅を発車すると、次の停車駅は終点の御殿場駅。
横浜から御殿場まで、1時間23分・84.4kmをノンストップで走り続けます。
途中の大船駅や藤沢駅といった主要駅もすべて通過。

藤沢駅付近では、約2時間遅れで運転されていた寝台特急「サンライズ出雲・瀬戸」とすれ違いました。JR西日本管内での運転見合わせの影響とのことです。

8時57分、国府津駅にはポイントを渡り2番線にゆっくりと入線。
ここでは先行していた東海道線普通列車の到着番線を1番線へ変更する、臨時の対応が取られていました。
「Mt.Fuji御殿場」の営業上の途中停車駅は品川・横浜のみですが、国府津駅から先はJR東海管内となるため、乗務員交代を目的とした運転停車が行われます。
国府津〜御殿場|富士山を望む御殿場線区間

9時00分、国府津駅を出発。
列車はこれまで走ってきた東海道線を越えて御殿場線へと進みます。

御殿場線は単線のため、上大井駅・松田駅・足柄駅で対向列車との行き違いが設定されていました。
御殿場線の運転本数は1時間に1本程度ですが、思っていた以上に行き違いが多い印象です。

9時17分、松田駅で運転停車。
しばらく待ちましたが、行き違う予定の小田急線直通の特急「ふじさん」は姿を見せず、そのまま発車しました。

この日は天候に恵まれ、御殿場線内では左右いずれかの車窓から、雪をまとった富士山の姿を望むことができました。

足柄駅で最後の運転停車を行い、終点の御殿場駅へ。
到着直前の車内放送では、少し珍しい案内が流れます。
『小田急線直通特急「ふじさん号」の車両故障により、御殿場駅での到着番線が当初予定の3番線から2番線へ変更される』とのこと。
なるほど、松田駅で行き違いがなかったのはこのためだったのです。
新宿行き「ふじさん2号」に使用されるロマンスカーMSEが、御殿場駅構内で故障し動けなくなっていたようです。
終点・御殿場駅|通常では見られない列車の並び

9時47分、約1分遅れで「Mt.Fuji御殿場」は終点の御殿場駅2番線に到着しました。
隣の3番線には、故障のため留置されているロマンスカーMSEの姿。
通常は並ぶことのない2列車が、JR東海管内の御殿場駅で顔をそろえる、非常に珍しい光景となりました。

「Mt.Fuji御殿場」は降車確認後、南御殿場駅方面へ引き上げたのち、御殿場駅構内に留置。
この日はJR東海が運行する臨時快速「富士山御殿場SW」号も設定されており、373系がすでに停車中でした。
結果として、JR東日本・JR東海・小田急の3社の特急車両が御殿場駅で一堂に会する光景となりました。

御殿場駅からはとても綺麗な富士山の姿を見ることができました。
まとめ|東京〜御殿場を結ぶ臨時特急の旅
今回は、『特急「Mt.Fuji御殿場」東京〜御殿場を結ぶ臨時特急の旅』をお届けしました。
かつて運転されていた急行「ごてんば」を彷彿とさせる「Mt.Fuji御殿場」は、現在では定期列車として設定されていない東京駅〜御殿場駅の直通列車として貴重な存在です。国府津駅での乗り換えが不要となる利便性は、利用者にとって大きな魅力と言えます。
今後も、富士山方面への観光や御殿場プレミアム・アウトレットへのアクセスなど、御殿場周辺観光の足としての活躍が期待される列車です。
異なる鉄道会社の車両が一堂に会する光景を見ることができるのも、臨時列車ならではの楽しみですね。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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