みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は臨時快速「ホリデー快速あたみ」の紹介と乗車記になります。
青梅線内の駅を通過したり、武蔵野貨物線を走ったりする面白い列車になります。
今回はその臨時列車に引退が近いのでは?とされている185系での運用でした。
ホリデー快速あたみとは
青梅駅を始発とし青梅線・南武線・武蔵野線(武蔵野貨物線)・東海道線経由で熱海駅までを結ぶ臨時快速列車になります。
各駅停車の多い青梅線の駅を通過したり、府中本町駅から鶴見駅までを武蔵野貨物線を走行したりと乗っているだけでも面白い列車です。
料金
指定席料金:520円(全車指定席)
(乗車券代が別途かかります)
運転日
2020年11月7日(土)、8日(日)のみ
停車駅
青梅:8:41発
河辺:8:46発
羽村:8:53発
拝島:9:01発
立川:9:20発
府中本町:9:30発
横浜:10:05発
大船:10:19発
藤沢:10:23発
小田原:10:54発
湯河原:11:09発
熱海:11:17発
臨時快速 ホリデー快速あたみ 乗車記
青梅駅から出発
今回は始発の青梅駅から終点の熱海まで全区間の乗車になります。
8時37分発の青梅特快東京行が出発した後、出発の2分前の8時39分に奥多摩方面より入線してきました。今回使用された車両は185系B5編成 6両編成でした。
今回の幕は「臨時」でした。
車内は2席×2席の普通席となっています。
列車は時刻通り青梅駅を出発し青梅線内は河辺・羽村・拝島に停車していきます。
それ以外の駅は通過となり、青梅線の駅を通過するという普通ではなかなか見ることができない景色を見ることができます。
西立川駅から青梅短絡線へ
西立川駅手前で渡り線を渡り、西立川駅の側線から青梅短絡線を走行します。
基本的の青梅短絡線を通るのは東京方面から青梅方面に直通する列車が通るので、今回のように青梅方面から通過するのは珍しいです。
中央線を越えて立川駅の4番線に入線します。
立川駅出発(南武線へ)
立川駅を出発すると渡り線を渡り青梅線(中央線)から南武線へ入り、立川駅から府中本町駅まで走ります。
中央本線から南武線へ渡る定期列車は運行されていないので、臨時列車ならではの走行を感じることができます。
府中本町駅出発(武蔵野貨物線へ)
府中本町駅を出発するとポイントを渡り、武蔵野貨物線へ入ります。
南武線と並走し多摩川を渡ります。南武線側から武蔵野貨物線を見ることはあってもその逆はなかなかないでしょう。
府中本町駅から鶴見駅までの間の武蔵野貨物線の区間は定期旅客列車は走っていないので、この区間の景色を見ることはなかなかできません。
次は京王相模原線の上を通過します。京王相模原線から上を走る貨物線を見上げることはあっても、その逆は初めてでした。
梶ヶ谷貨物ターミナルを両側に見ながら走り抜けます。
貨物線の旅のようなツアーでないとなかなか見ることができない景色ではないでしょうか。
梶ヶ谷貨物ターミナルを通過すると再び地下区間になります。
地上区間に出るとそこは湘南新宿ライン・横須賀線の新川崎駅付近になります。
ここからは湘南新宿ライン・横須賀線の線路に沿って進み鶴見駅まで進んでいきます。
相鉄・JR直通線の線路と分かれます。写真の真ん中2つの線路が相鉄線へ直通線路になります。その後、ゆっくりと転線し東海道線の線路に入ります。
横浜駅到着
鶴見駅より東海道線に入りました。
府中本町駅を出発して35分で横浜駅に到着です。
青梅駅から鶴見駅まではダイヤの合間を縫って走ってきたこともあり、比較的ゆっくり走ってきましたが鶴見駅より東海道線に入るとかなりの高速運転になりました。
東海道線を走行
横浜駅を出ると、大船、藤沢、小田原、湯河原の順に停車していきます。
大船駅では大船発の臨時特急列車 草津71号の651系1000番台とすれ違いました。
東海道線内は先ほどまでのゆっくりとした走りと変わり、まるで特急のような走りを見せてくれました。
根府川駅辺りでは進行方向左手に海を見ながら走ります。
終点熱海駅到着
青梅駅を出発して2時間36分で終点の熱海駅に到着です。
熱海駅では静岡方面から熱海止まりの東海道線の211系が入線してきてホリデー快速あたみ号との並びになります。まるでかつての東京駅のような光景になりました。
この後、ホリデー快速あたみ号は一旦国府津車両センターまで回送され、熱海発青梅行の折り返しまで待機となります。
最後に
今回は青梅発熱海行の臨時快速ホリデー快速あたみ号の乗車記でした。
青梅短絡線(青梅⇒立川)や武蔵野貨物線など定期旅客列車が走らないところを走り、普段は通過しないような駅を通過するなどなかなか見ることのない景色を見ることができる面白い列車でした。
機会があったら乗ってみることをオススメします!