2019年7月の旅行記になります。
今回はニッカウヰスキーの生まれた場所、北海道余市蒸留所に行ってみました。
余市蒸留所はNHK連続テレビ小説「マッサン」の舞台となった場所で、蒸留所の敷地内にも「竹鶴正孝」の家など歴史的な建物があります。
もちろん蒸留所としても稼働しており、タイミングが良ければウイスキーの蒸留している工程も見ることができます。
ニッカウヰスキー余市蒸留所の概要
場所
アクセス
電車:小樽駅から余市駅まで約30分(1時間に1本)
(※本数が少ないので時刻表を確認してください。)
バス:小樽バスターミナルから約35分(約20~30分に1本)
余市駅より徒歩約3分
入場料:無料
工場見学:自由(案内を希望する方はは事前に予約が必要)
(2020年8月時点ではコロナウイルス感染症のため完全予約制となっており、予約以外の方はお土産販売も入ることができないので注意してください)
余市蒸留所見学
出発は小樽駅から
余市蒸留所の最寄り駅となる余市駅までJR函館本線で移動となります。
札幌駅~小樽駅までは電車の本数は多いですが、小樽駅から先は運転間隔が1時間に1本程度となるので時間には注意が必要です。
当時はキハ40系やキハ150形の気動車が走っていましたが、現在では最新型のH100形が走っています。
余市駅到着
余市駅は2面3線の駅です。
余市駅周辺には高い建物がないので、跨線橋からの景色はとても良い場所です。
余市駅の駅舎です。
駅舎は周りの駅と比べるととても立派な駅舎で、みどりの窓口の設置や観光物産センターも併設されています。
余市駅に到着したらオススメすること!!
列車の本数が少ないので必然的に1つの列車に人が集中してしまいます。しかし、この余市駅には券売機が1台しかないのでどうしても混雑してしまいます。
それを防ぐために、到着したら帰りの分の切符を購入しておきましょう!!
駅前にはニッカウヰスキーのボトルを抱えた熊の噴水がありました。
ニッカウヰスキー余市蒸留所
正面入口
余市駅より道なりに歩くこと約3分でニッカウヰスキー余市蒸留所に到着です。
駅から歩いて最初に目につく石造りの正面入口、蒸留所周囲の壁には建物の歴史を感じます。
入口には見学受付があり、事前に蒸留所見学を予約した方はここで手続きをします。
案内無しでの蒸留所見学は予約しなくても自由に入ることができ、窓口での手続きは必要ありません。
ニッカウヰスキー北海道工場
敷地に入るとすぐに「ニッカウヰスキー北海道工場」と書かれた看板があるので記念撮影ができます。
ここにはカメラスタンドがあるので手振れなど気にすることなく綺麗に写真が撮れると思います。
敷地内
敷地内の建物は石造りかつ赤い屋根の建物で統一されていて、外国のような感じがします。
蒸留棟
独特な形をした単式蒸留器(ポットスチル)が並びます。
ここでは石炭を使って加熱・蒸留が行われており、この建物に入ると石炭の香りなどを感じることができます。
奥から3つ目の小さなポットスチルは蒸留所創立当時から使われているものだそうです。
リタハウス(旧研究室)
リタ夫人の名前にちなみ名付けられた建物です。
当時はウイスキーの製造工程の研究やブレンド・成分分析などの研究を行っていたそうです。
旧竹鶴邸
創業者竹鶴正孝とリタ夫人が暮らしていた家も見学することができます。
もともとこの家は別の場所にあったそうですが、蒸留所内に移築・復元したものとのことです。
なかには住宅内の模型があって、どんな配置だったのかを見ることができます。
見学で見ることができるのは右側の縦長の建物のみとなっています。
貯蔵庫
ここでは蒸留されたウイスキーが樽に詰められ熟成のため貯蔵されている様子を見学することができます。
見学で使われている貯蔵庫にある樽はからで、貯蔵されている雰囲気を感じることができます。
ウイスキー館
ウイスキーのルーツや製造方法、種類など様々なウイスキーの情報や道具の展示・解説があります。
もちろん、ひげのおじさんこと「キング オブ ブレンダース」のパネルが迎えてくれます。
ニッカ会館
このニッカ会館では試飲することができます。
種類は3種類で「スーパーニッカ」、「アップルワイン」、「シングルモルト」です。お一人様各1つずつとなります。
このほかにもリンゴジュースやお茶などソフトドリンクもあります。
テーブルには割り方のオススメもありましたので、参考にしてみてください。
会場はとても広く、机や椅子もたくさんあるので混雑してもそこまで困らないと思います。
個人的には窓に面したカウンターの席で景色を見ながら楽しむのが好きです。
まとめ
今回は北海道余市にあるニッカウヰスキー余市蒸留所に行ってみました。
余市蒸留所は
・小樽駅のアクセス、最寄駅からのアクセスが良い
・蒸留所内の見学が自由
・景色が綺麗
・マッサンの舞台を体感できる
というところがいい点だと思います。
北海道旅行・小樽観光した際、時間に余裕があればぜひ行ってみることをオススメします。
ニッカウヰスキー余市蒸留所公式ホームページ
美瑛・富良野ラベンダーの旅行記
ニッカウヰスキー仙台工場の旅行記