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【幻の橋】水位によって姿を変える橋 旧国鉄士幌線タウシュベツ川橋梁

2021年12月5日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

今回は帯広駅と十勝三又駅を結んでいた旧国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁に行ってみました。

今回はタウシュベツ川橋梁の訪問記とアクセス方法について紹介したいと思います。

 

タウシュベツ川橋梁とは

北海道上士幌町の糠平湖の中にある、旧国鉄士幌線のコンクリート製のアーチ橋です。1937年に完成し、1938~1955年まで鉄道橋として使用されていました。

湖の水位によって橋が水中へ沈んだり、姿を現したりする姿から「幻の橋」とも呼ばれています。

場所

現在ではタウシュベツ川橋梁までの林道は許可車両以外通行禁止となっているので、今回は糠平湖の反対側にある展望台からの景色になります。

橋の見えぐあい

糠平湖の水量によって見える度合いが変わってきます。

・1~5月頃:例年水位が下がる1~5月頃まで姿を現す。

・6~12月頃:雪解け水などで徐々に湖の水量が増し、9月頃までに水没する。

NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターのホームページにて直近のタウシュベツ川橋梁の状況が報告されていますのでそれを参考に行くのもありです。

橋の近くまで見学するには

NPO法人ひがし大雪自然ガイドセンターの有料ツアーを利用。

・十勝西部森林管理署東大雪支所から許可証をもらって車で行く。

上士幌町観光協会のホームページを参照)

タウシュベツ川橋梁

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帯広駅から自動車で約1時間30分走り、タウシュベツ川橋梁展望台までやってきました。

道路の側に展望台があるわけではなく、駐車スペースから林の中を180mほど歩く必要があります。ヒグマ出没注意・目撃情報の看板にドキドキしながら進みます。

また、展望台の看板などが大きく出ているわけではなく写真のようなこじんまりとした案内が設置されているだけですので、行く際は見過ごさないように注意が必要です。

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展望台へ向かう林道の途中で’’いかにも‘‘な人工的にまっすぐに整備されている場所がありました。

後で調べてみるとやはり、糠平ダム建設による旧国鉄士幌線のルート変更後の線路後でした。1987年に廃止後、35年の月日を経てもかつてあった線路の後の雰囲気は感じさせてくれます。

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先ほどの廃線跡から少し歩くと展望台に到着。

そして、糠平湖の奥には念願だったタウシュベツ川橋梁の上部が何とか水面に出ている状態を見ることができました。

確かに近くの岸を見ると湖の水面はもう少し上まで上がりそうで、そうすると橋も水没してしまうことなんとなく感じられます。

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展望台にはタウシュベツ川橋梁の案内まであります。

これによると旧国鉄士幌線の資料はぬかびら源泉郷にある鉄道資料館にあるとのことです。今回は時間の都合などで行けませんでしたが、次回は立ち寄ってみたいと思います。

最後に

今回は糠平湖にかかる旧国鉄士幌線のタウシュベツ川橋梁の見学でした。

見に行った際は若干水面から姿を出すも、ほぼ沈んでいる状態だったので、今度は水がない状態のときに行ってみたいです。

タウシュベツ川橋梁は水没中の水圧や凍結・融解を繰り返した結果、徐々に損傷が大きくなりいつ崩落するかわからない橋なので、ぜひ崩落する前にその姿を一度は見にって見てはいかがでしょうか。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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