みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は札幌~網走まで、特急オホーツク号のグリーン車乗車記をお届けします。
オホーツク号とは?
オホーツク号は札幌~網走間の374.5kmを5時間22分で走りぬける特急です。
以前は、オホーツクとして4往復体制のダイヤでしたが、車両の故障・修繕・走行距離などの関係で、2017年3月4日のダイヤ改正により運転体系が見直されました。
4往復だったオホーツクのうち、2往復を大雪として旭川~網走間の運転とし、旭川でライラックやカムイへの乗り継ぎできるダイヤとしています。
その結果、
札幌~網走:オホーツク2往復体制
旭川~網走:大雪2往復体制
となりました。
今回はオホーツク号の紹介たしますので、ご覧ください。
オホーツクの紹介
停車駅
※オホーツク1号は丸瀬布は通過
※オホーツク2号は砂川・美唄通過
※オホーツク4号は白滝通過
時刻
【オホーツク1号】札幌発:6時56分→網走着:12時18分
【オホーツク3号】札幌発:17時30分→網走着:23時00分
【オホーツク2号】網走発:5時56分→札幌着:11時18分
【オホーツク4号】網走発:17時25分→札幌着:22時53分
運用表
オホーツクと大雪の運用表は基本的には以下のようになっています。
もちろん、車両故障などで車両変更などの例外はあります。
車両
車両はキハ183系を使用しています。
キハ183系北斗が廃止となり、北斗で運用されていたハイデッカーグリーン車がオホーツクに組み込まれています。
編成は全部で4両編成となっており、
1、2、3号車(一部)は指定席
3号車(一部)、4号車は自由席
となっております。
料金
札幌~網走:乗車料金:7,370円
自由席:2,640円
指定席:3,170円
グリーン車:6,830円
オホーツク1号 乗車記
札幌駅入線
朝7時前の冬の北海道はとても寒いです 。
ハイデッカーグリーン車
グリーン車は2-1席の横3人掛けの座席です。
座席はかなりふかふかでした。
グリーン車にはひじ掛け部に、コンセントがついていますので、長時間の乗車でも携帯充電がなくなることはないです。
フットレストもついています。
車窓
真っ白な北海道の平野を走る
川を渡る。
遠軽駅に到着
遠軽駅は進行方向が変わるスイッチバックをする特徴的な駅です。
車掌より、進行方向が変わるので乗客自身で座席の向きを交換するように放送があります。
峠を越えます。
留辺蘂駅
「るべしべ」と読みます。北海道はなかなか難しい読み方の駅があります。
北見駅
DF200の貨物列車が止まっていました。
網走駅到着!!
札幌から約5時間半、374.5kmを走り抜けて流氷観光や知床観光の玄関口となる網走駅に到着です。
到着したときのオホーツク号の前面部は雪がたくさんついており、北海道の自然の厳しさを感じました。
網走駅に到着後は車内清掃後、網走発 旭川行の大雪4号としてきた道を戻ります。
網走駅に入線するオホーツク号
オホーツク号に乗車してみて
札幌~網走まで5時間半をグリーン車で乗り通しましたが、正直長かったです。
普通車でこれを乗り通すのはなかなか大変なのではないでしょうか。
ところで、グリーン車の乗車率はというと、今回は7割くらいは埋まっている感じでした。しかも、ほとんどの人が札幌~網走まで乗り通す人たちでした!!
冬の流氷観光の時期に乗ったこともあり、終点の網走駅では結構な下車がありましたので、指定席もしくはグリーン車をオススメです。
前面展望の席もオススメ!!!
キハ183系は前面展望がある特急です。オホーツクでももれなく前面展望の席があるので紹介します。
札幌→遠軽:1号車 17番A・B席
遠軽→網走:4号車 17番A・B席(自由席なので早い者勝ち)
それぞれ、逆方向時は後面展望になります。
遠軽で進行方向が変わりますので、前面展望と後面展望の両方を見ることができます!!
これだけは注意!!!
最後にオホーツク号に乗るときに注意したほうがいいことがあります。
それは・・・
・車内販売はありません!!
・冬場はダイヤが大幅に乱れることがある!!
この二つです。
車内販売がなく5時間越えの乗車は大変です。また、途中駅での長時間停車などもありませんのでお弁当や飲み物は必ず持ち込みましょう。
オホーツク号の通る石北本線は険しい山越えをする路線でもあります。
そのため始発駅は定刻に出発しても、終点には遅延が生じることがあるので、冬にオホーツク号に乗るときはきつめの予定を組まないほうが良いです。
実際、私が網走→札幌でオホーツク号に乗った時、速度が遅いなと思っていたら「エンジン凍結の為、速度を落として運転しています」という案内があり、終点の札幌へは20分遅れで到着したことがありました。
この二つを注意すれば、5時間越えの長距離特急の旅も楽しくなるかと思います。
網走観光(流氷観光、流氷物語号)についてのブログのリンクも貼り付けておきますので、是非読んでみてください。