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【黒部ダム】日帰りで黒部ダムを観光しに行ってみた。

2020年7月19日

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みなさんこんにちは、tomotabitripです。

前から気になっていた黒部ダムをどうしても見に行きたくなり、今回は日帰りで黒部ダムの観光に行ってみました。

黒部ダムとは

富山県の黒部川に建設された水力発電用のダムです。

第二次世界大戦後の関西地方の電力不足を解決する目的で建設が始まり、1956年に着工、7年の歳月をかけて完成しました。

もともと人が行くことすら困難な場所での建設、特に「破砕帯」と呼ばれる地層が建設をより困難にしました。

現在では「立山・黒部アルペンルート」の観光地の一つとなっています。

黒部ダム旅行に出発

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(参照:立山・黒部アルペンルート公式ホームページより)

今回は扇沢駅~黒部ダムまでになります。

出発は新宿駅から

今回は新宿からスーパーあずさ1号で松本へ行き、大糸線に乗り換え信濃大町というルートにしました。

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現在では見ることができなくなってしまった「スーパーあずさ」の表示。

あずさ3号も松本駅~南小谷駅間は区間廃止となってしまいました。

まずはスーパーあずさ1号で松本を目指します。

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前面の表示器が特徴的なE351系の最後尾から写真を撮ってみました

松本駅到着

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新宿駅を出発して約2時間40分で終点の松本に到着しました。

ここで大糸線の普通列車に乗り換えです。

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松本車両センターには当時試運転を開始していたE353系の第一編成が止まっていました。

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松本駅に189系が停車しており、E257系、E351系、189系と今では見られない並びとなりました。


 

信濃大町駅到着

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各駅停車の大糸線で松本駅から約1時間で信濃大町駅に到着。

駅舎は2010年に新しく改装され山小屋風のデザインになっています。

信濃大町駅からはアルピコ交通のバスに乗って扇沢まで行きます。

日本で唯一のトロリーバスに乗車

扇沢駅は立山・黒部アルペンルートの長野側の入り口となる駅です。

扇沢駅~黒部ダム駅間は2018年11月までは日本で唯一トロリーバス「関電トンネルトロリーバス」が運行されておりましたが、2019年4月より電気バスへ変更となってしまいました。

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トロリーバスの見ためは普通のバスのように見えますが、車体の上に2本の集電装置(トロリーポール)があり天井には架線が引いてありそこから電気を取り走ります。

法律上は鉄道扱いとなる乗り物になります。

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扇沢駅を出てすぐのところです。霧がすごいです。

黒部ダム駅に到着

扇沢駅を出発し約20分程度で終点の黒部ダム駅に到着します。

関電トンネルは1車線分の幅しかないため、途中で反対側から来るバスを退避できる待避所があることが特徴的でした。

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トロリーバスを正面からとってみました。

この関電トンネル内に「破砕帯」があり、バスの車内から見るようになります。破砕帯の部分は青色のライトでライトアップされており、すぐにわかるようになっていました。

今もなお、破砕帯の部分からはたくさんの水があふれ出ており、道路の側溝を流れていました。


 

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黒部ダム駅の駅名板になります。

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黒部ダム駅には湧水の案内もありました。

黒部ダム到着!

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まずは「ダム展望台」というところから黒部ダム全体を撮ってみました。

沿った形のアーチ式ダムの形がよくわかります。

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さっきの写真のところから下に移動して「新展望台」という場所から撮ってみました。

ここは放水口をかなり近くで見ることができます。また放水は下の地面を削らないように霧状に放水していることも見ることができます。

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ダムの堰堤を歩いてきて真ん中まで来てみました。

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下を覗いてみます。下の地面まで約180mもあるそうです。

放水されている霧状になった水も真上から見ることができます。物を落とさないように注意しましょう。

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ダムからは黒部川の作った急な斜面の黒部渓谷を見ることができます。

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黒部ダムの建設によりできた広大なダム湖。このダム湖では遊覧船「ガルベ」が運行されています。


 

黒部ダムレストハウスで昼食

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黒部ダムレストハウスにはレストランがあり「黒部ダムカレー」を食べることができます。ご飯の形がダムの形をしています。

信濃大町駅

帰りも行きと同じように信濃大町駅から大糸線で松本まで乗車します。

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駅名板は山の写真と合成されており、他の駅では見れないようなきれいなものでした。

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信濃大町駅は2面3線、特急列車は全列車停車、普通列車の多くが当駅を始発もしくは終点とする駅で大きな駅です。帰りは211系に乗車します。

松本駅

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帰りも松本駅から新宿駅までスーパーあずさに乗車します。

これにて日帰り黒部ダム旅行は終わります。

まとめ

黒部ダムはダム自体の大きさもありますが、展望台がいろいろあったりと観光地としてよかったです。

今回は日帰りということもあり黒部ダムまでしか行けませんでしたが、今度は「立山・黒部アルペンルート」全てを行ってみたいです。

長野側から行く場合、中央本線の松本経由で行ってみましたが、北陸新幹線の長野経由でも行くことができますよ。

黒部ダムの情報(2020年)

観光放水期間

6月26日~10月15日

放水時刻

6月26日 ~ 7月31日:6:00~17:30

8月1日 ~ 9月10日  :6:30~17:00

9月11日~10月15日:7:00~16:30

扇沢~黒部ダム料金

大人:1,570円(往復 2,610円)

小人:   790円(往復 1,310円)

  • この記事を書いた人

tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

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