みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は、金沢駅と七尾駅・和倉温泉駅を結ぶ特急「能登かがり火」を紹介します。能登半島のローカル線・七尾線を、特急列車が走り抜ける路線です。
筆者は2024年2月に、七尾から金沢まで「能登かがり火8号」に乗車しました。記事の前半では、時刻表・料金・自由席の号車など、これから乗る方に役立つ最新の情報をまとめています。
この記事でわかること
- 能登かがり火の最新の時刻表と停車駅
- 金沢〜七尾・和倉温泉の料金(自由席・指定席)
- 自由席は何号車か、車両と座席の構成
- きっぷの予約方法と、七尾→金沢の乗車記
【能登かがり火とは】金沢と七尾・和倉温泉を結ぶ特急

特急「能登かがり火」は、金沢駅から七尾駅・和倉温泉駅までを、IRいしかわ鉄道線と七尾線を経由して結ぶ特急列車です。北陸新幹線の金沢延伸にあわせて2015年3月に運行を始め、金沢駅で新幹線と乗り継ぐ能登方面へのアクセス特急として走っています。
現在は1日5往復で、そのうち4往復が和倉温泉まで、1往復が七尾までの運転です。2024年3月のダイヤ改正で大阪発着の「サンダーバード」の和倉温泉乗り入れがなくなったため、七尾線の特急は基本的に「能登かがり火」と観光列車の「花嫁のれん」だけになりました。
【基本情報】時刻表・料金・自由席
使用車両|683系3両編成、自由席は3号車
現在の「能登かがり火」は、683系の3両編成で運転されています。1・2号車が指定席、3号車(金沢寄り)が自由席です。休日などの指定日には3両+3両の6両編成になる列車もあり、その場合は3〜6号車が自由席になります。
筆者が乗車した2024年2月の時点では、8号などの一部の列車がグリーン車付きの6両編成で運転されていましたが、2024年3月のダイヤ改正で3両編成が基本となり、グリーン車の連結はなくなりました。
停車駅・時刻表|1日5往復
全列車が羽咋・七尾に停車し、津幡・高松・良川には一部の列車だけが停車します。
- 全列車停車:金沢・羽咋・七尾
- 一部停車:津幡・高松・良川
- 宇野気は全列車が通過します
- 2号は津幡に停まらず、金沢駅で北陸新幹線「かがやき504号」(8:10発)に接続します
※2026年3月14日改正時点の時刻です。最新の時刻はJR西日本の公式サイトなどでご確認ください。
料金|自由席・指定席
金沢駅からの料金(おとな1名・通常期)は以下のとおりです。グリーン車の連結はなくなったため、自由席と指定席の2種類です。
予約・きっぷの取り方|e5489と駅の窓口
- e5489(JR西日本のネット予約):指定席は乗車日の1か月前の10時から予約できます
- 駅の窓口・券売機:金沢駅のみどりの窓口や指定席券売機で購入できます
利用者はそれほど多くないため、自由席でも座れることがほとんどです。連休中など確実に座りたい日は、指定席を予約しておくと安心です。
おすすめ座席|新幹線に乗り継ぐなら自由席3号車
金沢駅で北陸新幹線に乗り継ぐ方は、金沢寄りの3号車(自由席)に乗ると、到着後に改札へ向かいやすくなります。指定席を取る場合も、2号車の金沢寄りの席がおすすめです。
金沢行きの場合、東金沢〜金沢間では、進行方向右側にJR貨物の金沢貨物ターミナル、左側にJR西日本の金沢総合車両所が広がります。鉄道好きの方は、終点が近づいたら窓の外に注目してみてください。
津幡〜七尾間は、基本的に田園風景の中を走っていきます。景色を目当てに左右の座席を選ぶ必要はあまりないので、乗り継ぎのしやすさで号車を選ぶのがおすすめです。
【乗車記】七尾〜金沢、能登かがり火8号の旅
ここからは、2024年2月に「能登かがり火8号」で七尾から金沢まで乗車したときの記録です。当時はグリーン車付きの6両編成で、現在とは時刻や編成が異なります。今回は普通車の指定席を利用しました。
※本来は和倉温泉15:19発ですが、乗車時は地震の影響で七尾〜和倉温泉間が不通だったため、七尾始発での運転でした。
七尾駅|サンダーバードの折り返しで出発準備

今回の旅は七尾駅から始まります。本来のダイヤでは一駅隣の和倉温泉駅が始発ですが、訪れたときは地震の影響で七尾駅から先が不通になっていました。

七尾駅のホームには、特急「サンダーバード」と「能登かがり火」の両数案内や、指定席・自由席の乗車位置を示す看板がありました。

乗車するのは特急「能登かがり火8号」金沢行きです。大阪から来た「サンダーバード17号」の折り返しとして運転されるため、この日はグリーン車付きの6両編成でした。
本来は七尾駅で約1時間の折り返し時間がありますが、「サンダーバード17号」が約1時間遅れて到着したため、出発準備が整い次第すぐに出発するとの案内がありました。

列車名は幕、行き先はLEDで表示されています。
七尾〜羽咋|単線区間の行き違いと回復運転

車内チャイム「北陸ロマン」とともに、七尾駅を8分遅れで出発しました。約1時間の遅れを8分まで縮めたのですから、折り返し作業の手際の良さに驚きます。

七尾駅を出ると、列車は田園風景の中を走っていきます。

能登部駅でいったん停車し、反対側の線路に停まっていた特急「能登かがり火5号」と行き違いました。ダイヤが乱れていたため、この駅での行き違いになったのかもしれません。

続く金丸駅では、七尾行きの普通列車と行き違いました。七尾線は全線が単線のため、途中の駅で上下の列車がすれ違います。

15:57、最初の停車駅の羽咋駅に約2分遅れで到着しました。ここまでの間に、なんと6分も遅れを取り戻しています。
羽咋〜宇野気|定刻どおりに回復

高松駅(石川県)は停まらずに通過し、反対側から来た普通列車が待っていました。
七尾線の普通列車は、JR西日本の521系100番台です。大阪周辺でよく見かける顔つきの車両が、能登のローカル線でも活躍しています。

16:12、宇野気駅に到着しました。七尾駅を8分遅れで出発した列車は、ついにこの駅で定刻どおりに戻りました。
津幡〜金沢|IRいしかわ鉄道へ、車両基地を眺めて

津幡駅の手前で速度を落としてポイントを渡り、進行方向左側から来るIRいしかわ鉄道線に合流します。ここから金沢駅までは、IRいしかわ鉄道線を走ります。

東金沢駅を過ぎると、再び「北陸ロマン」が流れ、金沢駅での乗り換え案内が始まりました。旅の終わりが近づいてきます。

東金沢〜金沢間では、進行方向右側にJR貨物の金沢貨物ターミナル、左側にJR西日本の金沢総合車両所が広がります。この先、線路は高度を上げ、車両基地から来る線路をまたいでいきます。

金沢駅手前の留置線には、このあと特急「しらさぎ」として走る681系が停まっていました。
金沢駅|定刻の16:30に到着

16:30、出発時の遅れをすっかり取り戻し、定刻どおり終点の金沢駅に到着しました。もともと余裕のあるダイヤなのか、七尾線内で精いっぱい回復運転をしてくれたのかはわかりませんが、ありがたい限りです。

列車は乗客が降りたのを確認したあと、回送列車として引き上げていきました。
【良かった点・気になった点】
◎ 良かった点
- 金沢〜和倉温泉を約1時間で結び、新幹線から能登へのアクセスがスムーズ
- 8分の遅れを途中で取り戻し、金沢には定刻どおり到着した
- 単線区間での行き違いや、金沢手前の車両基地など、乗っていて飽きない
△ 気になった点
- 1日5往復で本数が少ない
→ 対策:新幹線の到着時刻と、能登かがり火の時刻をあわせて計画する - 単線のため、ダイヤが乱れると遅れが出やすい
→ 対策:金沢での新幹線の乗り継ぎは、時間に余裕を持たせる
本数は限られますが、金沢から能登へ向かう足としてはとても便利な特急です。時刻を押さえて計画すれば、新幹線とあわせて無理なく能登の旅を組み立てられます。
【まとめ】能登かがり火の時刻表・料金と乗車記
今回は、金沢と七尾・和倉温泉を結ぶ特急「能登かがり火」の最新情報と、七尾〜金沢の乗車記をお届けしました。
- 1日5往復(和倉温泉発着4往復、七尾発着1往復)、金沢〜和倉温泉は約1時間
- 683系の3両編成で、自由席は3号車。グリーン車はなし
- 金沢〜和倉温泉は自由席2,370円、指定席2,900円(通常期)
乗車した日は、「サンダーバード17号」の遅れの影響で慌ただしい出発になりましたが、七尾線内での回復運転で金沢には定刻どおりに到着しました。2024年3月の改正でグリーン車付きの6両編成は見られなくなりましたが、現在も新幹線と能登を結ぶアクセス特急として走り続けています。
和倉温泉をはじめ、能登半島へ出かける際はぜひ利用してみてください。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。