みなさんこんにちは、tomotabitripです。
今回は青春18きっぷを使って、函館本線の長万部~小樽を普通列車で乗り通したので、その紹介をしたいと思います。
函館本線を特急で乗り通してみた記事もありますので、是非読んでいってください。
函館本線とは
函館駅から長万部、小樽、札幌を経由して旭川駅までを結ぶ路線です。
かつては急行ニセコなどの優等列車も走っていた路線ですが、急勾配など線形の問題もあり、今ではローカル路線となっています。
料金はいくら
今回は青春18きっぷを使って乗り通してみましたが、実際の乗車券の費用は・・・
長万部~小樽:3,190円でした。
18きっぷだと余裕で元が取れる値段ですね。
時刻に注意!!
函館本線の長万部~倶知安間の本数は非常に少ないです。
どれぐらい少ないかというと、長万部発の列車は1日4本しかありません。
・6時00分発 小樽行
・13時18分発 倶知安行
・16時39分発 小樽行
・20時00分発 小樽行
これだけです。
長万部→小樽方面は
長万部発の列車の具体的な時刻は以下のようになります。
※赤字は倶知安駅にて乗り換えた時の列車の時刻になります。
※代表的な駅のみ記載しています。
外の景色を見たいならば、少なくとも長万部駅13時18分発の列車に乗らないと、日が落ちて楽しめなくなります。
6時発の長万部行乗るためには、函館からも室蘭周辺からも特急を使って間に合わない時刻となっているので、長万部付近に泊まるしかありません。
小樽→長万部方面は
小樽~倶知安の間はかなり本数があります。また、優等列車の快速ニセコライナーも走っていますが、倶知安~長万部の列車が少なく、小樽発の時刻がかなり制限されてしまいます。
では、小樽から長万部まで乗り通すための時刻は以下のようになります。
※赤字は倶知安駅で乗り継ぎを行った際の時刻なります。
こちらでは、日が暮れる前までに乗り通したい場合には10時53分発の倶知安行に乗り、倶知安で長万部行に乗り継ぐしか方法がありません。
それでは列車に乗っていこう
今回は長万部発13時18分の列車に乗り、倶知安で乗り換え、小樽まで乗り通しの旅となります。
写真とともに景色を紹介していきたいと思います。
出発は長万部駅から
出発地となる長万部駅です。
長万部は「かにめし」で有名で、かつてはスーパー北斗の車内販売にもあった、かなや本店が駅前にあります。
かなや本店のホームページはこちら
長万部駅は函館本線と室蘭本線の分岐駅となります。
右側をまっすぐ進むと、東室蘭方面となる室蘭本線(通称:海線)。左側に大きくカーブしているのが函館本線(通称:山線)になります。
長万部駅を出発するスーパー北斗です。
さて、今回乗車する長万部発倶知安行の各駅停車です。
長万部から乗ること1時間40分、倶知安駅に到着しました。
ここでは乗り換え時間が21分ありますので、自分の座席を確保したら自販機などで飲み物を買ったり、写真撮影するのもよいでしょう。
小樽~倶知安間の示すサポになります。
倶知安駅始発の小樽行の列車に乗り込みます。
国鉄時代、函館本線をC62をはじめとした機関車たちが活躍してきたときの残りです。
倶知安駅のホームからは転車台が見えます。
広い構内の跡地が、倶知安駅のかつての栄光が見えます。
「マッサン」のドラマの舞台となったニッカウヰスキー工場のある余市駅も通過していきます。
倶知安駅から約1時間、始発の長万部駅からは約3時間乗車し、終点の小樽駅に到着です。
乗ってきた車両は、手前がキハ150形、後ろがキハ40の混合編成です。
乗るならこっちがおすすめ!!
この組み合わせ(キハ150とキハ40)で来た場合、乗るとしたら、絶対おすすめしたいのがキハ40の方に乗ることです。
それは、キハ150の方は窓が開けられないので、窓を開けたローカル線の旅というのができないからです。
新型車両「DECMO」が導入される!?
函館本線の山線区間では車両の老朽化が進んだため、新型車両のDECMOが導入が決まっています。
具体的な導入予定日は決まっていませんが、2020年春ごろをめどに導入予定とのことで、キハ150、キハ40で函館本線を乗り通したい方はお早めに乗ることをオススメします。