広告 旅の情報 臨時列車 鉄道

【夏の臨時列車】2024年「夏」に運行予定の臨時列車についてJR各社が発表 夏に乗りたい臨時列車をPick Up!

2024年5月23日

※本サイトではアフィリエイト広告を利用しています

みなさんこんにちは、tomotabitripです。

5月17日、JR各社より2024年「夏」に運行予定の臨時列車2024年夏の臨時列車(2024年7月1日~2024年9月30日)】について発表がありました。

新規設定された列車の他、ムーンライト信州を彷彿させるような夜行列車など気になる列車が発表されました。

今回は発表された臨時列車の中から個人的に気になる列車を紹介についてお届けします。

JR各社からの公式発表はこちら(7/23時点)

5月17日にJR各社より発表された情報は以下の通り。今後も追加で走る臨時列車の情報が出次第追加していきたいと思います。
各リンクから各社の公式プレスに飛ぶことができます。

まるでムーンライト信州!中央線の夜行特急が運行 特急「アルプス」

中央線の新宿駅から大糸線の白馬駅間に特急「アルプス」が設定されました。
「アルプス」は中央線で運行されていた往年の急行列車が復活するだけでなく、23時台に新宿駅を出発し翌6時台に白馬駅に到着するという「ムーンライト信州」を彷彿とさせるダイヤで運行されます。
臨時列車ではありますが中央線の夜行列車が復活します!

特急「アルプス」

【運転区間】
・新宿(23:58発)→白馬(6:22着)

【使用車両】
・E257系 9両(全車指定席)

【運転日】
7/12、8/9、9/13、20

アルプスの山々への登山・ハイキング客用に設定されたとのことです。

次々と夜行列車が終了していく中、臨時列車ではあるものの新たに夜行列車が設定されるのは楽しみですね!

大糸線に特急「はくば」が設定

松本駅〜白馬駅間の大糸線区間に特急「はくば」が運行します。
この列車も先ほどの特急「アルプス」同様、北アルプスへの登山・ハイキングを目的として設定されました。

特急「はくば」

【運転区間】
1号:松本(9:48発)→白馬(10:56着)
2号:白馬(13:10発)→松本(14:43着)

【使用車両】
E353系 3両編成(全車指定席)

【運転日】
7/6、7、13-15、20、21、27、28
8/3、4、10-12、17、18、24、25、31
9/1、7、8、14-16、21-23、28、29

大糸線への定期特急列車は1日1往復(あずさ5号、46号)しかなく、多くが松本駅から普通列車に乗り換える必要があります。

今回の特急「はくば1号」では新宿方面から特急「あずさ1号」(松本着:9:38)、名古屋方面から特急「しなの1号」(松本着:9:08)より乗り継ぐことができるダイヤ設定なので、快適に白馬駅までのアクセスが可能なりそうです。

「海里」が秋田まで延長運転 「羽越線100周年記念号」

新津〜秋田間を走る羽越本線が7月31日に全線開通100周年を迎えます。
それにあたり新津駅〜秋田駅間に「海里」を使った臨時列車「羽越線100周年記念号」が運行されます。

羽越線100周年記念号

【運転区間】
・新津(10:12発)→秋田(15:22着)
・秋田(9:42発)→新津(15:27着)
停車駅:新津・新発田・中条・坂町・村上・桑川・あつみ温泉・鶴岡・余目・酒田・遊佐・象潟・仁賀保・羽後本荘・秋田

【運転日】
・7/27:新津→秋田
・7/28:秋田→新津

【車両】
HB-300系 4両編成(全車指定席)

「海里」の秋田駅までの運行は2021年の「秋田海里」、2022年の団体専用「夜想(ノクターン)海里」以来3度目の運行です。

全区間を乗り通すと5時間を超えるロングラン運転ですが、観光用の「海里」では快適に過ごすことができるでしょう!

夏の臨時列車 185系の運用は2日間のみ!

これまで185系を使用した臨時列車が各季節で数多く設定されてきましたが、2024年夏の臨時列車ではわずか2日間(2往復)のみとなってしましました。

谷川岳もぐら・ループ

【運転区間】
・大宮(7:48発)→越後湯沢(11:00着)(7/20、21)
・大宮(10:37発)→越後湯沢(13:38着)(9/7、8、28、29)
・越後湯沢(15:19発)→大宮(18:24着)(7/20、21、9/7、8、28、29)
停車駅:大宮・熊谷・高崎・湯檜曽・土合・越後湯沢

【車両】
・7/20、21:185系 6両編成(全車指定席)
・9/7、8、28、29:E257系 5両編成(全車指定席)

谷川岳もぐら・ループでは下り線のホームが近深くあり「日本一のもぐら駅」として知られる土合駅に長時間停車するため改札までの462段の階段を体験することもできます!

渋川以北の上越線では定期特急列車は走らない区間なので、特急車両でこの区間を走るのも「谷川岳もぐら・ループ」ならではの旅になります。

過去に「谷川岳もぐら・ループ号」には乗車しましたの様子などは以下の記事をご覧ください。(*車両は485系です)

255系は臨時列車でのみ運行!

2024年3月のダイヤ改正で定期運用より引退した255系は今夏は臨時列車のみで設定されました。
設定されたのは「新宿さざなみ」、「新宿わかしお」、「わかしお」ですが、日程までは決まっていないようです。

新宿さざなみ

【運転区間】
・1号:新宿(8:59発)→館山(10:06着)
・4号:館山(16:02発)→新宿(18:07着)

【運転日】
7/6、7、13-15、20、21、27、28
8/3、4、10-12、17、18、24、25、31
9/1、7、8、14-16、21-23、28、29

【車両】
E257系5両(全車指定席) または
E257系10両(全車指定席) または
255系9両(全車指定席)

新宿わかしお

【運転区間】
・1号:新宿(7:22発)→安房鴨川(9:36着)
・2号:安房鴨川(16:20発)→新宿(18:29着)

【運転日】
7/6、7、13-15、20、21、27、28
8/3、4、10-12、17、18、24、25、31
9/1、7、8、14-16、21-23、28、29

【車両】
E257系5両(全車指定席) または
255系9両(全車指定席)

わかしお

【運転区間】
・89号:新宿(13:00発)→安房鴨川(14:56着)

【運転日】
7/13、14、8/10-12

【車両】
E257系5両(全車指定席) または
255系9両(全車指定席)

複数運行日が設定されているものの、使用車両がE257系なのか255系なのかわからないのが悩みポイントですね・・・。

指定席が発売されてから購入するようになるのでしょうか?

国鉄時代に走った循環列車が復活・運行!

国鉄時代に運行されていた循環列車「五葉」、「そとやま」が復活・運行します。
循環列車とは文字通り、始発駅を出発したあと、いくつかの途中駅を経て再び元の出発した駅まで戻るような列車を指します。

快速「五葉」、「そとやま」

【運転区間】
・五葉1号:盛岡(9:40発)→花巻→釜石(12:49着)
・五葉2号:釜石(13:05発)→宮古→盛岡(17:22着)
・そとやま1号:盛岡(8:51発)→宮古→釜石(13:32着)
・そとやま2号:釜石(14:45発)→花巻→盛岡(17:46着)

停車駅:
五葉 1号:盛岡・花巻・新花巻・土沢・宮守・遠野・上有住・陸中大橋・釜石
五葉 2 号:釜石・鵜住居・大槌・浪板海岸・岩手船越・織笠・陸中山田・津軽石・宮古・茂市・陸中川井・上米内・盛岡
そとやま 1 号:盛岡・上米内・陸中川井・茂市・宮古・津軽石・陸中山田・織笠・岩手船越・浪板海岸・大槌・鵜住居・釜石
そとやま 2 号:釜石・陸中大橋・上有住・遠野・宮守・土沢・新花巻・花巻・盛岡

【運転日】
・五葉1、2号:9/28
・そとやま1、2号:9/29

【車両】
キハ110系 2両(全車自由席)

今回の「五葉・そとやま」は現在、JR山田線から三陸鉄道へ移管された宮古駅〜釜石駅間も直通して運行する珍しい列車です。
この列車に乗って、旧山田線区間(盛岡〜宮古〜釜石)間の鉄道旅に出かけるのも面白そうですね!

高崎エリア内で運転するEL/DLファイナル運転

JR東日本高崎支社では「ELぐんま」、「DLぐんま」の名称で活躍していた電気機関車とディーゼル機関車が老朽化に伴い2024年秋の運転をもって営業運転を終了することを発表しました。

これに伴いEL/DLの最後を飾るファイナル運転が行われます。

EL/DLファイナル運転

【EL/DL 10fin】
・高崎(9:40発)→横川(12:49着)
・横川(14:15発)→高崎(15:18着)

【運転日】
・9/15(日)

【EL/DL 9fin】
・高崎(9:47発)→桐生(11:55着)
・桐生(14:07発)→高崎(16:04着)

【運転日】
・9/16(月)

【EL/DL 8fin】
・高崎(9:47発)→横川(10:49着)
・横川(14:15発)→高崎(15:18着)

【運転日】
・9/22(日)

【EL/DL 7fin】
・高崎(9:56発)→水上(12:03着)
・水上(15:15発)→高崎(17:14着)

【運転日】
・9/23(月)

最後に

今回、JR各社より発表された「2024年夏の臨時列車」について、新規設定された列車を中心にお届けしました。
まるでムーンライト信州を彷彿とさせるかのような中央本線・篠ノ井線を直通する夜行列車の復活。篠ノ井線への新規特急列車の設定などかなり気になる列車がありました。

一方で、これまで季節の臨時列車で多数設定された185系での臨時列車ですが、今回は7月に2日間のみの運行とだいぶ縮小されていまいました。
今後の185系の動きが気になるところです。
185系に乗り足りない方は7月の臨時列車へぜひ!

この他にも多数の臨時列車が設定されたので春に開催される各地のお祭り・イベントに鉄道を利用して旅に出たいですね!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

  • この記事を書いた人

tomotabi

北斗星の旅をきっかけに旅行好きになり鉄道・飛行機旅へ| 鉄道乗車記|飛行機の搭乗記|ホテルの宿泊記|お得なきっぷ|を中心に記事を書いています|

-旅の情報, 臨時列車, 鉄道